胡説八道のブログ一覧

阪神タイガース・井川慶選手がポスティングシステムを用いて、メジャーリーグへの移籍を進めておりますが、同じく阪神タイガースの藤川球児選手がメジャー移籍を視野に入れた発言をしました。

で、球団の反応なんですが、

そういう気概を持った選手が出てくるのは結構だが、認める気はさらさらない。（井川を）前例としない、と断言、FA 以外での移籍を認めないことを改めて強調

したんだそうです。





みんカラにもタイガースファンの方はいっぱいいらっしゃるようですけど、阪神フロントのファンの方はいないと思いますので ww、はっきりいいます。

バカですか、貴方達？

井川選手が三年ほどすったもんだした挙げ句にポスティングシステムを使って移籍の手続きを踏んでいるのはれっきとした事実で、しかもその過程で井川選手にだけ例外として認めるような問題なんかありませんでしたよ。
それを「前例としない」というなんてフロントの勝手な発言以外の何ものでもありません。一旦筋の通らない事をしてしまった以上、今後も同じ事が起きるのは明白です。今更 FA 以外での移籍を認めないなんていった所で誰が従うと思っているんでしょう？

藤川選手、およびメジャーリーグ挑戦を考えているすべての阪神タイガース所属選手にいい事をお教えします。
移籍を考えている時期の三年くらい前から、契約更改の度に「メジャー挑戦させろ」と言い続けて下さい。三年経てば OK が出ますから www

11 月 26 日は今季最終戦かつ優勝決定戦となる、関西学院大 x 立命館大 at 神戸ユニバー記念競技場でした。残念ながら僕は見に行っていないのですが（っていうか、関西学院大の試合一試合も見ていない。だって EXPO FLASH FIELD にこないんだもの ToT）、雨の中、16 対 14 で関西学院大が勝利しました。

あれあれ？　16 点って何？　と思ったあなた、鋭いです。あんまりお目にかからない点数ですよね。











この 2 点は セイフティ で与えられた得点です。

前回試合を見に行った際に立命館大がスナップミスをやって、本来得られる陣地より 60 ヤードほど距離を失ったという話を書きましたが、今回もまた似たような事をやってしまい、しかもそれたボールが自陣のエンドゾーンを割ってしまったため、相手に 2 点献上してしまったというわけです。

前回（二週間前）やってしまったときに対策を講じなかったのでしょうか？

数字の上では立命館大が獲得したヤードは 327 ヤード、失ったヤードは 59 ヤード、関西学院大はそれぞれ 258 ヤード、33 ヤードと、決して劣っていたわけではないのですが、この 2 点が敗戦の原因となってしまいました。

学生スポーツはプロと違い、四回生が卒業してしまうので来年に雪辱を果たす、という事ができません。その点が面白いといえば面白いのですけど、立命館大の四回生にとっては辛い結果となってしまいましたね。

ここでクサらずに今後の人生を歩んでいって欲しいと、後悔だらけの人生を歩んでいる先輩として一言かけて上げたくなる今日この頃。

また関西学院大の皆さんは、この後の甲子園ボウルでご活躍なさる事を願っております。

昨日おこなわれたプロ野球大学・社会人ドラフト、なんか荒れてますね ww

大体、大学・社会人ドラフトには希望枠というのがある事自体不思議なのですが、ルールはルールとして、よしとしましょう。

で、なんで希望枠に入っていないヒトが行きたいと思っていた球団と指名された球団が違うからといって、落胆するではなく、怒りだすんでしょうね www
そんなに行きたい球団があるなら希望枠に入れてもらえばよかったじゃないですか wwww

で、そんなドラフトについて、千葉ロッテマリーンズのボビー・バレンタイン監督が批判しています。

曰く、

ドラフトはチームが選手を選ぶための制度。希望枠は悪いシステムだ

また自球団が獲得を考えていたけれども先に余所の球団（横浜ベイスターズ）に指名されてしまった東京ガス・木村選手に対し、

横浜に行くことを考えるべき。球団が損失を受けるところを見たくない

としています。

バレンタイン監督はドラフトについて、

ドラフトではどの球団にもよい選手を選択してチームを強くする同等の機会を与えられるべき

と発言していて、また所属する千葉ロッテマリーンズは去年も今年も、希望枠を行使しないという大変真摯な態度を貫いております。

バレンタイン監督の意見、正論で反論のしようがないものです、が、日本の根回しという風習は、おそらくは無くならないでしょうし、ドラフトにおいてこんな問題は無くならないと思います。現実に、現東北楽天ゴールデンイーグルスの一場靖弘選手の事件はわずか二年前の事ですし、あの時点で名前が挙がった球団は複数ありました。あれらの球団は、今はああいった金銭の受け渡しを絡めた囲い込みはやっていないかもしれませんが（方法を変えてやってると思うけどさ）、あの時点では確かにやっていたはずです。また、一場選手一人にのみああいった行為をおこなっていたなんて、もし主張しても誰も信じてくれないでしょう。つまり、ああいった風習はかなり前から続いていて、現在現役の選手の中にも、何人もああいった形でお金をもらっているヒトがいるはず、もしかしたら引退したヒトの中にだっているかもしれません。

日本のプロ野球界が考え方を改めない限り、例えドラフトの方式を換えたとしても、形を変えてこのミョウな習慣は生き残っていくと思われます。

しかしバレンタイン監督のこういった意見を快く思っていないと思われる人達はマスコミにもいるようで、例えば同じ事を報道しているはずのこの新聞社なんか、あからさまにけなしています。またこの新聞社は、自らの社を挙げて応援している球団の狙っている選手を千葉ロッテマリーンズが狙っているという憶測で、強奪という、ちょっとネガティブな印象の言葉まで使って報道しています。

実際にはその選手は別の球団（オリックスバッファローズ）が指名してしまったのですが。

しかし同じ日本のプロスポーツでも、サッカーはドラフトがないにも関わらず、よく金銭の授受とかいう話が出てこないなぁ。やってないのか、隠すのが上手いだけなのか……。

九月の関西大 x 京大戦に続き、アメフト関西大 x 立命館戦を見てきました。こんな美味しい試合を見逃す手はないと思い、仕事は午後三時でぶっちぎりましたとも ww

立命館は今期ここまで五戦全勝、対して関西大は三勝二敗。関西大がどこまで立命館に喰らいついていけるかというゲームでした。

結果から先にいっちゃうと 38 対 3 の大差で立命館の勝ち。確かに立命館の堅い守りに関西大が 1st Down をなかなか奪えない試合ではありました。

しかし立命館、そんな盤石であるという印象でもなく。

フィールドにいるべきプレーヤーがサイドでボーッとしていて出遅れた事が二回、うち一回はディレイオブザゲームで 5 ヤードの罰退。これは気を抜いていたとしか言いようがなく、相手を舐めてたんじゃないの？　という感じです。

雨でフィールド場に水がたまっていたせいもあるでしょうが、スナップのミスか受け取り手のミスか判断できませんが後ろにそらしてしまうのも両チームともありました。立命館はこれをパンターがやってしまったからさあ大変。本来パントをすれば届いたであろう位置から 60 ヤードくらい後ろで関西大に攻撃権を渡すハメに。

次回関学大戦までの修正課題ですね。

ところで写真は立命館のショットガンの陣形なんですが、QB の真横に RB がおります。QB を真ん中に両脇に RB がいる事もあり、この陣形からランプレーに入る事も結構ありました。さらには QB から RB にボールが渡り、RB がパスを投げるというプレーもあり、フェイクを入れやすい陣形なのかな？　と思って見ておりました。

野球というと投げるか打つが注目されがちですが、守備のスペシャリストを選ぶ、ゴールデン・グラブ賞という賞があります。プロ野球選手の中にも結構この賞を真剣に考えているヒトもいまして、例えば昨年外野手部門で選ばれた SHINJO 選手は、怪我がちで出場回数も多くない自分が選出された事に対し、

今年のオレのゴールデングラブ賞はおかしい。１年間この賞を心の中で目指して取り組んでいた選手に申し訳ない。来年からは、印象ではなく数字で選んで欲しい。そうでないとこの素晴らしい賞の価値がなくなってしまう。

と、至極真っ当な苦言を呈していたりします（今年の受賞に際しては素直に喜んでいるようですけど）。

ところで日本に野球好きなヒトは多いですが（僕は日本のプロ野球は大っ嫌いですけど ww）、好きな人が詳しく知っているというわけでもないですよね。大抵のヒトはテレビで野球を見ているから、テレビに映らないところのプレイヤーの動きは知らなかったりします。

疑ってるヒトも多いと思いますが、例をだしてみましょう。
学生時代に野球をやっていたヒトは別にしますが、職場などで親睦のために野球（あるいはソフトボール）をやった機会のあるヒト、多いと思います。そこで外野手になったヒト、相手が内野ゴロを打ったとき何してます？

僕の観察した限り、「ボーッと見てる」というヒトがダントツです。が、プロ野球の選手ではそんな事はあり得ません（状況によって動かない場合はあります）。

ライトの選手は一塁後方にダッシュする、というのが正解。センター、レフトの選手もランナーの有無にもよりますけど、二塁、三塁の後方に走り込むのが正解です。送球がそれた場合、受け手が受けそこなった場合に備えてのバックアップのためです。

守備の上手い選手というのはこのような基本の動きをきっちりやった上で、外野に飛んでくるボールを取るために一球毎に守備位置を変えたり、ランナーを進塁させないために送球のフェイントをかけたり、といろいろな事をやっています。こういう動きはテレビ中継では分からない事が多いのですが。

かつてゴールデン・グラブ賞の常連だった秋山幸二選手（現福岡ソフトバンクホークス一軍総合コーチ）もインタビューの中で

守備は球場に来て初めて分かる。テレビで見ていても分からないよ、特に外野はね。

と答えていますし。

野球にしろ、その他のスポーツにしろ、華やかな部分以外の所にスポットライトを当てる、こういった賞の存在はやっている方にとっても嬉しいんでしょうね。