
はい、ジネディーヌ・ジダン選手の話題です。
四年前の CM で、しょーもないダジャレに付き合わされてしまったジダン選手ですが、今頃 "地団駄" の意味を心の底から理解したんでしょうねぇ。
ところで、世間の大方の意見では、一方的にマテラッツィ選手が悪者にされてます。が、それはマテラッツィ選手に偏見を持ち過ぎだし、またジダン選手を買いかぶり過ぎです。
まずはジダン選手のこれまでの悪行の数々をご紹介しましょう。
98年フランスW杯;サウジアラビアの選手を両足で踏みつけ(2試合出場停止)
00年チャンピオンズリーグ(ユベントス);ハンブルガーSVの選手へ頭突き(5試合出場停止)
04年リーガ・エスパニョーラ(レアル・マドリード);ムルシアの選手に対して頭突き
05年リーガ・エスパニョーラ(レアル・マドリード);ビジャレアルの選手に対して突然平手打ち
06年ドイツW杯;韓国戦で警告累積、次の試合が出場停止になった際、競技場内の扉を蹴り壊した
このように、ジダン選手は謙虚で控えめな性格と評される反面、瞬間的に頭に血が上りやすいことでも知られています。今回の一件でも、後たった十分我慢すればよかったものを、自ら最後に汚点を残したというのが正確なところでしょう。
マテラッツィ選手が挑発したという話はありますが、仮にそうだとしても挑発に乗ったほうが悪いのです。これは例えばポルトガル - イングランド戦のルーニー選手と C. ロナウド選手を見れば分かります。
しかも、ジダン・マテラッツィ両選手は何を話していたのかについては口をつぐんでおり、同じピッチにいた他の選手や監督も何を話していたのかは知らないと発言している事から、今流れているニュースは憶測でしかありません。
ジダン選手が近々釈明するという報道もありますが、ここでわざわざ数日時間をとっている事から、本当の事を過不足なく話すとはとても思えません(根回ししている可能性大)。
ちなみに、マテラッツィ選手については、ペルージャ時代、リベラーニが黒人差別的なヤジを受けたのに憤慨して人種差別撤廃運動に参加したとか、 メッシーナのゾロがヤジられて退場しようとしたとき、マルディーニ、アドリアーノと共に説得した、などのエピソードもあります。
また、ジダンが人種差別的発言を受けた、という報道とともに出されている例がいずれもアフリカ系の人に対する差別の実例なのですが、ジダン選手はどう見てもコーカソイドであり、これを当てはめるのは無理があり過ぎのような気がします。
しかしねぇ、テロリストといわれて激高した、って報道もありますが、テロリストが狭義の意味ではなく、
予想もつかないところ(自分の引退もかかった W杯決勝)で
他人(自チーム、相手チーム、観客および世界中のサッカーファン)を巻き込んで
暴れる(相手チームの一員にいきなりの頭突き)
事をさすのであれば、それは悪口でもなんでもなく
事実ぢゃん www
という事で、写真は地団駄人形です。
ホントはご本人が地団駄踏んでる映像を見つけたかったんですけど ww
Posted at 2006/07/11 18:14:55 | |
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