
九月に始まった関西アメフト学生リーグ戦も今日を含めて残り二節となりました。僕の今年のナマ観戦は
京大 x 同志社大、関西学院大 x 龍谷大戦に続き三試合目です。今日の試合は関西大 x 立命館大。
去年の同時期に同じ組み合わせで見た覚えが www
前節まで立命館大は五戦全勝に対し、関西大は二勝二敗一引き分け。昨年の同対戦は 38 対 3 と大差で立命館大の勝ちでしたが、今回もそうなるのかと思いきや……。
立命館大、今日はパスが冴えません。それに対し関西大、今日は攻撃も守備も乗っています。第一クォーター、1st down & Goal にまで迫ります。しかし立命館大守備陣、ここからの三度の攻撃を凌ぎ切り(最後は 1 ヤードないところからの攻撃でした)、フィールドゴールの 3 点で抑えました。
第二クォーターは立命館大がタッチダウン、よほどストレスが貯まっていたのか、エンドゾーンにボールを持ち込んだ選手、喜び過ぎて審判に注意を受けます www
前半はそのまま終わり、後半第三ダウン、立命館大のフィールドゴールの後、関西大の攻撃で 3rd down まで済んだ時点で第三クォーター終了、この時点でボールはエンドゾーンまで数ヤードでした。
そのままエンドを交代して 4th down、関西大はフィールドゴールと見せかけてギャンブルに出ました。これは結局ホールダーが反対側のサイドにまで流れたところでサイドラインを割り、攻撃権は立命館大に移ったのですが、立命館大は自陣 10 ヤード付近からの攻撃。1st down、ロングパスを狙ったボールが、何と関西大守備陣にインターセプトされます。ここで拾った攻撃権を大事にした関西大、タッチダウンに持ち込み 10 対 9。ポイントアフタータッチダウンでまた何かしてくるかと思いましたが、素直にキック、しかしこれが外れて 10 対 9 のまま。
この辺りから時間との戦いも入ってきます。立命館大、今日不振のパスを捨てたのか、フォーメーションをショットガンからプロ I フォーメーションに変更、ランを中心に近距離のパスを織り込んでドライブを続け、時間を費やしながら進もうとしますが、それを阻む関西大陣営、タイムアウトを入れて時計を止めます。この攻撃でタッチダウンを奪い、17 対 9 とした立命館大ですが、関西大のボールになった時点でまだ残り時間は二分以上。ここで関西大は長距離のパス狙いで攻撃してきますが、ボールはなかなか通らず、何とか 1st down を一回更新したものの、次のシリーズ三回ともほとんど進む事ができません。残り時間が一分を切っており、また負けている事もあって、そのまま 4th down ギャンブルに出ますが、立命館大守備陣、これの攻撃を止めます。その時点で残り 19 秒、立命館大の攻撃は当然ながらニーダウン。そのまま時計を進めてゲーム終了。
結局勝ったのは立命館大ですが、試合中はどっちが勝っているのか分からないような関西大応援団の盛り上がりでした。今日の試合だけを見る限りでは、立命館大強いとは思えないし、関西大はもっと上に行ってもいいチームに見えました。今日は個人の力では立命館大のほうが上でしたが、作戦上は関西大学のほうが上だったかもしれないという印象の試合です。
いやぁ、見ているほうは面白かったです。
Posted at 2007/11/11 20:57:31 | |
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