23S など排気量の大きいアクセラに乗っている方にはあまり実感のない事かもしれませんが、皆様走行中に上り坂に差し掛かり、アクセルの開度をそのままにしていたら走行速度が下がっていってしまうような場合、どういう対応を取っていますか?
考えられる対応は二通り、
・アクセル開度を大きくする
・シフトダウンする
で、僕は今までこういう場面ではシフトダウンを選択していました。アクセル開度を大きくすると、それだけスロットルバルブが開いて、燃料を余計に消費してしまうような気がしていたからです。
ところが、そんな場合、アクセル開度を大きくしたほうがポンピングロスが減るので、抵抗がなくなる分燃費が上がる、という事を聞きました。
そういう話を聞いてもイマイチ納得ができなかったので、実際に試してみる事にしました。
中央道の下り、八王子近辺から吹田ジャンクション近辺まで約 500 km、僕はここを昨年二回、今年一回走行していて、それぞれの燃費が 20.66 km/L、21.33 km/L、20.91 km/L です。これら三回とも、登坂車線があるような上り坂ではシフトダウンして 4 速を使って速度をキープする走りをしていました。
今回同じ道を走行するにあたって、シフトダウンするのではなく、上記のような上り坂ではアクセルを大きく開けることで速度をキープして走行することにして、燃費がよくなるのか悪くなるのかを試すことにしました。
実際にこのやり方で走行してみると、アクセルの開け方はちょっとやそっとでは速度キープすることができず、ほぼベタ踏みの状態になることも多く、そんな上り坂は距離も長いことが多く、アクセルベダルを床まで踏んで 80 km/h キープできるかどうかで数 km 走り続けることも数回ありました。
こんなアクセルワークで燃費がよくなるわけがない、今回は数字的には 20 km/L に乗らないんじゃないかな、と走りながら思っていたんですけど、結果は
何と 21.43 km/L、このコースでは今までで最低燃費を記録しました。
結論として、上り坂では速度キープするのにシフトダウンしてアクセル開度を小さく保つより、ギアはそのままでアクセル開度を大きくしたほうが燃費はよくなる、ということになりました。
エンジンの回転数を低く抑えるのが低燃費運転には効果的、ということなんでしょうね。
Posted at 2009/08/20 20:05:24 | |
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