
本日は社会見学の一環として、とある市立の新設公共施設を見学する機会に恵まれました。私はその市の住民ではないのですが、公共施設の運営を学ぶ良い機会でありますので、真摯な気持ちで臨んで参りました。
こちらがその施設の外観(遠景)になります。聞いた話によりますと、支出を抑えるために設計は直線を基調、塗装はそれ自体にも、またメンテナンスにもお金がかかるのでコンクリート打ちっぱなしの外観としたとか。
そんな施設にも VIP ルームというものが存在しております。ま、これは贅沢というよりもお客様をお迎えするための必要な施設と考えられましょう。
と思ったら、更に更に上質な調度品の置かれているお部屋も存在しておりました。何でもここは特に選ばれた一部の方達しか入ることを許されないところだそうで。我々庶民はこのような見学の機会であるとか、この施設の職員となる以外には立ち入る機会には恵まれないようです。
上のお部屋のバルコニーにはこのような座席が設けられております。奥に見られる座席とは色が違うだけでなく、サイドテーブルがあったり、階段が絨毯張りで段も細かく分けられていたりと、色々なところで格差をつけられているのがみられます。
さて、次は更に限られた方達しか入ることのできない場所の設備をご紹介します。こちら、アウェイ側のロッカールームになります。
そしてこちらはホーム側のロッカールーム。
どちらの部屋も、設備に関しては差はつけていないということですが、実際入ってみると居心地の良さには(以下略
さて、ロッカールームから表舞台へ向かうところです。ここを抜けると、
このような光景が目に入ります。
観客席の下に隙間があるように見えますが、これは芝の養生のために風の抜ける道を確保するためなのだそうです。
我々一般庶民が立ち入ることができるところからは、このような光景が見られます。このあたりでも今までより臨場感にあふれた光景が見られることと思います。
この施設、年に数回ですが、ちょっとガラの宜しくないお客様をお迎えすることがあります。その方達とその他の方達を区別するため、このような工夫がされております。
一般庶民の方でも、頑張ればこのような座席を確保することが可能なのだとか。ここですととても迫力のある眺めが手に入れられると思われます。
いやぁ、素晴らしい施設が作られたんですね。市の公共施設としてこのような立派なものを作るには大変な苦労があったと容易に想像できます。今後、有用な運用がされることを期待したいですね。
……え? この施設、建設にあたって税金は一切投入されていないって?
Posted at 2016/03/05 16:46:24 | |
トラックバック(0) |
日々の出来事 | 日記