怖いかも知れない話。

特にネタなしなので、ちと怖いかも知れない話を。

私の父はとある商業ビルの警備員をしてる訳だが、結構な割合で非常階段から投身○殺やトイレの個室での変○体(病タヒ)なんかが見つかったりする。意外と地方ニュースでさらっと流されるか、新聞の地方欄の片隅に載るだけなので、あまり知られていない。ゆえに不可解な現象が起こる事があるらしい。

今は歳とケガで日勤しかやらなくなったが、昔ある夜勤の日に、新人教育で巡回してた時の事。既に営業を終えたビルは薄暗かった。懐中電灯が唯一の光源。新人さんはビビっていた。親父は新人さんにトイレの巡回を指示した。万が一トイレに取り残されてる人や過去にはトイレに綴じ込もって閉店後に泥棒未遂した奴もいたそうな？

親父が他のテナントの巡回をしてた時、新人さんの叫び声がした。何か事件か？親父は新人さんのいるトイレに走っていった。真っ青な顔して腰を抜かす新人さん。「どうした！！」と声をかける。新人は震える声で答える。

トイレに誰も居ないのに、水が流れたんですよおおぉ！！
((( ；ﾟДﾟ)))

親父「・・・」

ここは詰まり防止で自動洗浄するトイレだ・・・
(;´д｀)

お化けの正体って、案外こんなものかもしれません。