さて、左手の負傷のリハビリも落ち着いてきますた。
元のBさんはフレームが捻れてしまって修復には莫大なコストが掛かり、全損となるものの····
ボディーショップトキワの社長さんのご尽力で奇跡のドナーカーが見つかるというミラクルが起こるという幸運もあり、車に関してもとりあえず一段落ですて。
さて、この事故で家族や仲間達から····
不運だけど、悪運は強いな?って感じで言われます。
そういえば子供の頃から、吊り橋から10メートル落ちて岩場に叩きつけられて腕の骨折だけで済んだとか、死んでもおかしく無い状況で何故かケガで済む事が多かった。(しかも他人より治りが早い)
とはいえ。運が良かったのもあるが、助けられた事もある。
まず、1つが、このBがアメリカ仕様の左ハンドルであった事。画像の様にインベタで曲がって来られた相手の衝突の正中線で無い事がダメージを少なくした訳で。もしこれが右ハンドル車だったら、私は衝突で突き出たハンドルシャフトに上半身を打ち付けられ、下手すれば死んでいたかも知れない。
2つ目が
モトリタのアルミフレームが積極的にひしゃげて衝撃を吸収してくれた事。
恐らく近代車の様に、スチールで構成されていたら、左手は複雑骨折してもおかしく無い(主治医談)そうな?
車のクラッシャブルゾーンの様な、モトリタの当時としては先進的な安全性で助かったのですね?
いやはや体で体験しますた。
その3。これは、クセというか昔からのクセ付けというか、昔あるベテランラリーストの教えなんですけどね?
「もし、もう駄目だ!!ぶつかる!!ひっくり返る!!ってなったらさ、とにかくできるだけ体を支えろ。車の中で振り回されたら絶対大怪我するからな?」って教わってて·····
なんでだろ·····無意識にブレーキペダル、フットレスト、両膝はセンターコンソールとドアで踏ん張り、とにかく体を衝撃で振り回され無い様にやっていた。
踏ん張って折れた電圧計のせいで内出血したけども(笑)
後はとっさに止まって相手の衝撃だけを受けた事。こっちも走ってたら自分+相手の衝撃を受けるからもっと酷かったと思う。
あとは、2点式とはいえ、シートベルトしてた事かな?
できれば旧車にも付けておいて欲しい装備ですけどね?
(;´∀`)
で、旧車に乗ると必ず言われるのが「安全性の低さ」というリスク。
近代車両の安全性崇高主義者ってのが居ますが····
安全性は否定しないけどね?旧車の安全性のリスクは「悪」では無い。
前にも言いましたが····軽自動車や旧車、バイクや自転車は安全性が低い。それは否定しないが····
それが嫌なら乗らなければ良い話。それを他人に「安全性が正義」だと言わんばかりの人がいる訳だが、その主張は人の為では無く「他人に自分が正しい」と認めて貰いたいだけだと思うのだよ。
2輪でも、4輪以上のリスクを理解した上で運転する。死角が多くて大きいトラックやバスなんかも同じ。「リスクを背負った上で運転する」し、自覚と熟知して運転する。その為の免許。
最新車両でもね?油断したらやっぱり死んだりケガをするもんだよ。それが事故ってもんじゃ無いかな?
Posted at 2020/04/25 21:33:43 | |
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