只今レストアと平行して全塗装が開始されてる訳ですが、今回依頼してみてわかった事をまとめるよ?
·板金塗装の価格はASK。
私も板金塗装って、大体幾らくらいかかるのかなぁ?大体の金額が解ればいいんだけど····と不安でした。
でも、依頼して体感したのですが、プロの板金屋さんでも、きれいに見える塗膜を剥がしたら雑な補修してあったとか、サビが廻ってたとか不明瞭な所もあるし、塗装の種類、工程によっても違う。なので職人さんと「どの程度の値段で?」「どこまでやるか?」と話し合いながら決めていくものだそうです。
特にレストアですと、作業しながら決めていくことも多いので、中々コレといった価格が出しにくいのです。だから「最悪このくらいのコストで」ってのを職人さんが見積もってくれるので、価格は要応談です。
·最新の塗料は素人が思う以上に良くなってるらしい。
Bさんのカラーを決めるにあたって、仲間達とマルーンレッド(あずき色)が良いと決まったのですが、私が一番心配したのが赤系は劣化しやすいのでは無いか?という先入観。でも社長の話では···
例えば十年前の赤系純正色なんかよりも遥かに耐久性や発色には優れてるとの事。
勿論、普段のメンテナンスがあっての話ですがね?
·色決めはなるべく具体的に···
全塗装でよくあるのが、雑誌や写真等を持ってきて「この色で」というお客さんが多いらしい。でも印刷物や写真では色味や光の加減で実際の色と違ったりするので、
メーカーの純正色流用ならカラーナンバーを伝えるのが一番。
でも、例えば旧車のあの色が良い!となると難しい。カラーコードもわからないし、コードが判ったところで、そもそもその色が別の色で再塗装してるかもしれない。退色してて新品の色と違う事もあるのが、旧車の難しいトコロ。その場合、板金屋さんには必ずあるカラー見本表から理想の色を選ぶ事になる。車用でないカラーもこの見本で照合して調色する事になる。
因みにBさんに指定した色はその見本表のカラーコード「635」このコードは板金屋さんの記録に保存されるので、万が一補修が必要になった時はそのコードで調合して直してくれるし、補修用塗料も作ってくれます。
·旧車の板金は経験の豊富なお店を選びましょう。
最近の自動車板金は殆ど外装パネルの交換で済んでしまう為、旧車の板金を断る板金屋もあるそうな。部品も固着や劣化で外す時の扱いに慎重になる上に、昔の様に鉄板を炙って叩き出したり、もはや消えつつある職人技を持ってる所は少なくなっているらしい。
そのため、断る業者ならまだしも····
同業者もびっくりなぼったくり価格で受けた上に、雑な修理ですぐにダメになり持ち込まれたりする事もあるそうです。怖いですね?
(;´∀`)
なので、旧車に関しては経験豊富な板金屋を選びましょう。
·でも、やはりお金かけた分だけ耐久性や仕上がりは違う。
とりあえず見た目何とかなれば良い、とにかく安く!っていう修理を要求する人もいるけど。安くするって事は何処かで作業や資材を簡易的にしたり、工程を省かなければならない。そうなると耐久性や品質は落とさざるを得なくなっちゃうので、拘る人はケチっちゃだめだよ?
('・ω・')
·とはいえ、安くやって貰ってます♪
Bさんが事故にあった時に紹介してもらったのが、元々Kさんや仲間達がお世話になってる板金屋さん。
そもそも、Bさんが幾らお金かかっているとは言ってもマトモに依頼したら、多分相当な旧車が買えちゃいます。
それでも、小型車の新車位で抑えられてるんですからね?
コレは仲間達の信頼と実績あってのもので、だれでも出来る訳では無いですが····
セカンドカーだから、時間かかっても良いからヒマな時にでも、職人さんの腕試しでゆっくり作ってよ♪
( ´∀`)
という訳で、安くなってる所はあるよ?(笑)
でもさ?値引きありきでそんな事板金屋さんに言ったら失礼だかんね?あくまでも社長のご厚意ですからね?
(;^ω^)
····それでも、結構掛かってるな?コレ。
Posted at 2020/10/01 17:36:03 | |
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