ハブインナーベアリング＆レースの交換・・・・・普通です。

先日バラした、流用する7#系の、ハブでしたが、インナーベアリングに多少のガタが有った為、交換します。

基本、レースとベアリングはセット交換です。

オイルシール＆ベアリングは既に外してあるんで、インナーレースをバラします。


プーラー掛けても良かったんですが、今回は、裏からピンポンチで打ち抜きます。

↑画像で判りにくいんで、バラした部分を撮影。

ハブの、切掛け部分裏側から、均等にピンポンチで打ち抜くだけです。

うまくやると、４～５発位で打ち抜けます。

マイナスドライバーで打ち抜く方もいらっしゃる様ですが、お勧めしません。

ハブにキズ付け易いからです。

今回も、片側は、キズが入ってましたので、耐水ペーパーで軽く修正してあります。

バラしたら、ハブ内部を綺麗にしてから、新品のレース＆ベアリングを装着して行きます。

清掃等の作業は、難しい物でもないので、割愛しますm(_ _)m

レースは、圧入されてますから、入れる際も、圧入する事になります。

プレス使うのが、最良ですが、ハンマーでも、圧入は出来ます。

コツは、とにかく、最初を均等に入れて行く事。

ある所から、「ウニッ」て感触で、挿入され始めた所が判ります。

後は、平行・均等に気をつけながら、叩くのみです！

何れにせよ、何らかの治具が必要になりますが、大型ソケットのコマで代用だれる方が多いみたいです。

今回は、その辺に転がってた、アルミプーリー（改）で、打ち込みました。

入れ替えた、レースと、打ち込みに使った、治具です。

外周だけ、旋盤加工して、レースより少し小さい直径にしてありますから、ズレも無く、比較的簡単に作業できます。

ちなみに、治具の反対側は、オイルシールの打ち込み用の直径に削ってありますから、二度美味しいです(笑)

後は、ベアリングにグリス塗り込んで、ハブ内もグリス入れて終わり。

グリスは、モリブデン系を使用してますが、リチューム系でも問題無いと思います。

今回、アウター側はベアリング＆レースともシッカリしていたので、再使用します。

まあ、不具合があっても、アウター側の交換はかんたんなので（汗）