過日のブログに記した通り、土曜日は長坂(山梨県)の老人ホームで暮らす叔母(もうすぐ97歳)を見舞いに行った。
私の車より燃費の良いアウトランダーPHEVを借りることが出来たので母親を乗せて往復360㌔を、往路は首都高と中央道、復路は国道20号・中央道・首都高のルートで走った。
車を借り出した時の充電量は90%以上でエコモードを使用して走った結果、中央道談合坂SAで電池はエンプティとなったので充電、認証カードを通し、充電開始の上トイレ休憩などして戻るとエラー表示が出ていて充電できていなかった。既に後ろに充電待ち車両がいたので再充電をするのは迷惑行為となるので次の双葉で充電した。

(談合坂)

(双葉)
双葉の充電器は普段通っているディーラーと同じタイプなので操作がしやすかった。
同じペースで松本ナンバーの初代リーフが都度都度充電していたが、純然たる電気自動車は高速道を走行する場合相応の余裕を持たねばならないだろうから、充電回数も増えるものと思われ先を急ぐ場合は大変かもしれない。
都内から長坂までの燃費は21㌔/Lと表示されていた。見舞いは午前中に住んだので昼食は八ヶ岳のまきばレストランで摂ることにした。
この時点でバッテリーは再びエンプティー。
富士桜のポークローストを注文、八ヶ岳を望みながらの食事は格別と言いたかったですが、窓の外には無粋な足場がかかっておりました(補修中なのか?)。八ヶ岳から国道20号に出て大月から中央道のルートをとることにして山下りをする。パドル操作で回生ブレーキを巧く作動させるとブレーキ操作も僅少で結構充電することが出来るのは意外であった。
途中、三菱の竜王営業所で充電。
ここでは発表間もないEKワゴンACTIVEGEARを展示していました。
細部を見るとデカールが浮いているように見えプラモデルのような感じもしますが、ボディーカラーがグレイだともう少し落ち着いて見えるのかもしれません。
お茶を戴きながら母親と話していると、充電で待つ時間がもったいない。前の車が充電開始直後だと1時間待つなんてたまらないという意見が出ました。確かにアウトランダーPHEVはエンジン付きなのでHVとして使用すればこの問題はないのでしょうが、好燃費を期待するとなれば充電は必須です。
そして、上述のとおり完全な電気自動車の為には充電器を譲るということも必要かと思います。アウトランダーのHV車としての実力は魅力のあるものなので、PHEV以外に既存ユニットを生かしたコンベンショナルなHV仕様をデビューさせると良いと思った次第。
電気自動車、プラグインハイブリッド車が普及するのも大いに結構ですが、それに見合った充電ポイントのインフラ整備、充電時間の短縮、仮に世の車の50%以上の車が電動車になった場合の電力供給など解決しなくてはならない要素は多いのではないかと感じました。
(帰路道の駅大和にて)
Posted at 2017/12/25 16:36:57 | |
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