龍河洞(香美市・旧土佐山田町)
国の天然記念物、史跡に指定されている龍河洞
2011年11月12日
龍河洞は、三宝山の中腹にある石灰洞穴で、三洞に別れ、延長4kmのうち、1kmが開発されています。山腹に入口があり、出口は上の方にあります。
出口附近に古代人の穴居生活跡があり、石灰華に包まれて固着した土器があり、「神の壺」と呼ばれ貴重な学術資料です。その外、弥生式土器、石器、炉跡などがあります。
洞名の起こりは承久3(1221)年の承久の乱の後、土佐に配流された土御門上皇が入洞された時、錦の蛇が現れ、上皇を案内したといわれています。天皇の乗物「竜駕」が転じて「龍河」となったとの伝説があります。昭和9(1934)年に国の天然記念物、史跡に指定されています。
その他出土品を納めた龍河洞博物館や、南国土佐にある特殊な鳥を集めている珍鳥センターが併設されています。
珍鳥センターには特別天然記念物のオナガドリ、天然記念物の東天紅、うずらちゃぼ、大軍鶏、小地鶏などを見ることができます。
営業時間 8:30~17:00(12月1日~2月末日は16:30まで) 無休
※冒険コースは、前日までに要予約。
入洞料 大人(高校生以上) 1,000円, 中学生 650円, 小学生 500円.
冒険コースは、一律 1000円増し。(ヘルメット,ヘッドランプ代込み。)
Photo Canon EOS 5D MarkⅡ
H23.10.10
住所: 高知県香美市土佐山田町逆川1424
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