東郷平八郎が夫人の療養のため建てた別荘の建物・伊東東郷記念館
2016年03月30日
伊東東郷記念館の建物は、日露戦争の日本海海戦当時の連合艦隊司令長官だった東郷平八郎元帥が晩年を過ごした別荘で、松川河口近くの東郷小路と呼ばれる露地の中ほどに当時のまま保存されています。
この別荘は、東郷元帥がテツ夫人のリュウマチの療養のためにと昭和4(1929)年に建てられたもので、昭和8(1933)年まで利用されました。
元帥薨去のあと、海軍将官のための休養施設として使用され、戦後は石橋財団により「元帥がお使いになったまま釘1本変えてはならぬ」という方針の下、大切に管理され、長い間「東郷記念館」として公開されてきました。その後一時民間の手に移りましたが、平成22(2010)年、寄贈を受けた東郷神社により一部修繕工事が行われ、平成24(2012)年12月に「伊東東郷記念館」として再度一般開放されることになりました。
素なたたずまいの和風建築で、東郷平八郎元帥筆の扁額「雄風」や掛軸「『大学』冒頭の辞」、島村速雄筆の扁額「千載不朽」大角峯生筆の扁額「聖将遺愛の家」、碁盤(犬養木堂直筆入)、ボートのオール(櫂)、香炉(青磁)などの遺品と共に大切に保存されおり、現在伊東市に現存する唯一の本物の別荘として、また日本に存在する唯一の東郷元帥旧居として、見学できる貴重な歴史文化遺産です。
(現地説明板などより)
開館日 日曜日、祝日、第1,第3土曜日、第3火曜日
入館時間 10:00〜15:00
入館料 200円
事前予約により随時開館(年末年始除く)
Photo Canon EOS 5D MarkⅢ
H28.3.5
住所: 静岡県伊東市渚町3番8号