通ってた大学は デイトナにある 航空分野専門。
キャンパスは デイトナ空港に 隣接していて そして そのすぐ近くにある 有名な レース場まで 徒歩で 行けた。
ワタシにとって 夢の様な キャンパスだった。
キャンパスには 航空関係の ポスターが 随所に貼ってある。
一つ印象に残っているのが 飛行中 コクピットから 外を見た風景のヤツ。
「One eye on the sky, one eye on the instruments.」 (片目は 空に、片目は 計器盤に) と 書かれてた。
それを見た時 その意味が よく分からなかった。
その時点で 軽飛行機に 乗った経験は 一度だけだったから。
十数年が 過ぎて 軽飛行機整備で 生計を立てられるようになった。
おのずと 軽飛行機に 乗る機会が 増えた。
そして あの ポスターの持つ意味が ハッキリ 判った。
広い空を 自由気ままに 飛んでいる軽飛行機という 印象があったが 実はそうでない。
空には 書いては無いが 航空路が 有るのだ。
空港を線で結んだり、 緊急事態に備えて 安全そうな 地理的条件の上を 飛んだり。
その 航路は 地図には無いが 空には あるのだ。
飛んでいる飛行機の中には 計器飛行で 管制官の 指示通りに 飛ぶものもあれば 視認飛行で 管制官に 飛んでる事すら 伝えないものもいる。
その中間に 位置すると思う 「Flight following」 と呼ぶ 飛び方をするものも、、、、。
つまり 広い空は 見えない航空路に よって 実は 狭い空なのだという事を 飛ぶたびに 感じる。
そして あのポスターの 文句の意味が ようやく見えてきたのだ。
飛行中は 計器と 空を 常に 見ていないと 空中衝突の 危険性が 有りますよ。
という事だ。
先日整備した 機体には 後方を見る為の Rear view mirrorが ついていた。
( ´∀` )
とても非力な機体なので 後方にも 気を使わないと いけないんだろうね。
三番目の 目が 欲しいよ~。 ってか。
そう言えば 最近 飛んでないな。
また 誰か 乗せてくれないかなぁ。
🅼
Posted at 2019/01/20 23:14:57 | |
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航空関係 | 日記