みなさんこんばんは♪
4月より消費税増税、環境税でガソリン代が
5円/Lも上がっちゃいます。
流石にきついですね(涙)
セレナから代車ワゴンRに乗り換えるとガソリン代が1/3になりました。
これだけガソリンが高いと電気自動車がさらに脚光を浴びそう。
(原発が止まってしまうと深夜電力も割引辞めちゃうかもしれませんが・・・)
日本海にあるメタンハイドレートも採掘実験は全然進んでいません。
エネルギー問題は是非なんとかしてもらいたいものです。
っということで今回取り上げるのは、ハスラーに標準でついて
くるスズキの「エネチャージ」
デュアルジェットエンジンと言い、スズキはネーミングがカッコイ!!
概要を説明すると・・・
減速時に発電し、助手席下のリチウムバッテリーにエネルギー貯蔵
アイドリングストップ時に電力供給したり、再始動時の
スタータ起動電力に使用されます。
(最近日産デイズルークスにもニッケルバッテリ搭載車が出ました)
夜にヘッドライトつけて、ワイパー動かし、オーディオを聞きながら
エアコンブロアONなんて場合にでもリチウムバッテリーから電力供給し
できるだけアイドリングストップ時間を
稼ぎ燃料消費を抑える目的ですね。
サブバッテリーを使用しないダイハツやホンダはアイドリングストップ
時間が短いはずです。
もちろん、加速時はオルタネータの負荷がないので
加速もよくなります。
エネチャージが働いている時は、メータ上に表示されるのですが
結構減速感が出ています。
普通ならスルスルと転がりそうなところが、減速度が強い感じで
不自然差は感じます。
今ではF1でもKERSがあって減速時にブレーキ回生
加速時にモータアシストがあります。
スズキのエネチャージではモータアシストまで行っていませんが
セレナのなんちゃってハイブリッドみたいにアシストもありですね。
・・・・っと思ったら去年のモータショウで、エネチャージⅡってのが発表
されてました。
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20131029_620702.html
セレナと一緒でモータアシストにも使用するみたいです。
モータアシストに使用すると軽自動車でもなんちゃってハイブリッドの
仲間入りです。
ちなみに昔F1にもオルタネータで加速アシストをマクラーレンがやっていました。
レギュレーションでエンジン以外の動力源が禁止されたため
公にされませんでしたけどね。
現在のF1ではクランク軸とモータ軸が直結でなければいけませんので
減速中クラッチを切って、エンジン止め、モータだけで減速させる事が
できませんが、市販車にはそのような規則がないので
是非アクセルOFF時はエンジンを止めニュートラル状態で
エネチャージによるブレーキ回生にしてもらいたいところです。
簡単に言うとアクセルON時だけエンジンを始動する方法です。
(ヨーロッパではセーリング走行っていうらしい)
今は13km/h以下でアイドリングストップしますが、これはロックアップ解除
の速度だそうです。
エンジンブレーキじゃないと違和感があるという人もいますが
ブレーキ回生で今後は十分フィーリングは向上するのでは
ないかと思います。
エンジンブレーキでフリクションロスによってエネルギーを消費しちゃあ
もったいないと思います。
話はズレますが、エンジンのロス馬力は

(マツダHPより)
とありますが、エンジンブレーキ使用時は
この機械抵抗損失(フリクションロス)と
ポンプ損失(ポンピングロス)使っているはずです。
ポンピングロスはミラーサイクルエンジン(スカイアクティブ)等で
よく出てきますが、どのくらいのロスなのか?
気になりますね♪
っということで実験してみました。
実験方法はMR-Sで4速60km/hからエンジンキーをOFF(エンジンストップ)
エンジンブレーキ中にスロットルをパコパコ開閉してみるです(笑)
ポンピングロスが大きれば、スロットル開度が小さい時の方が
アクセル全開時より減速度が強いはずです。
結果は・・・・
体感できませんでした(笑)
まぁ音の違いは判るのと、アイドリング近くになるとなんとなく
わかるというかわからないというか・・・・(笑)
つ~ことで体感できるほどのロスではなさそうですね。
(パワステ・ブレーキが効かないので危険ですよ)
ちなみにクラッチを切ってニュートラルにすると、まさしくエンブレが
効かないのでいかに機械損失(フリクションロス)が大きいのかが分かりますね(笑)
ちなみにポンプ損失と機械抵抗損失の割合は下の図に書いてます。
(マツダHPより)
話はもどって、エネチャージですが補修部品として10万弱と高額です
しかし、ハイブリッド用のリチウムバッテリーですし、車の寿命分は
持つのではないかと思います(日産デイズのニッケルバッテリーの方が心配)
それに装備されていても他社と比較し高価になっていません。
つ~ことで非常に良い装備だと思いますので
カムイの乗るぶっ壊れまくりのケータハムF1チームにスズキは是非技術提供
してあげるべきですね♪
デハデハ
お休みなさい♪