
みなさまこんばんは♪
F1も4戦がおわり何よりビックリしたのが
中〇人は数字が数えられなかったことです。
頑張ったカムイも流石に「アホちゃうか?」と
言葉に出したと想出来ます。
話は変わって仕事でボルトのねじ山調べてたら
脱線して「ボルトのせん断荷重」について調べていました(笑)
ボルトのせん断荷重とは、下の図をみてください。
ようするに横からかかる力のことです。
タツゥさんがボルトの軸力や摩擦接合について説明が以前ありましたが、
最初の写真にあるように市販車のホイール取り付けは
ナット(ボルト)で摩擦接合によって取り付けています。
しかし、少しでもナット(ボルト)に緩みを生じてしまえば
せん断荷重がボルトにかかり、簡単にポッキリ折れてしまい
超危険です。
よくサーキットでタイヤが外れるクルマを良く見ますが
大体が締め忘れです。
イメージ的にはホイールを取り付けるボルトは
せん断荷重ももたせているように感じます。
ボルトにせん断荷重をかけることは基本的にダメなはず
ですがどうなんでしょう!?
ってことでボルトを調べると、リーマボルトなる物があります。
リーマボルトって何か調べてみると・・・
「リーマボルトは、穴径よりもボルト径が若干大きく、精度が高く滑らかな
リーマ仕上げした穴に軽く打ち込んで締め付けるため、取付精度が高い。
横方向の力をせん断力として受けるため、大きな力に耐えることができる。
このため、クレーンのサドルや機械部品の位置決め及び構造部材の
継手等に多く使用されている。」
って書いてました。
せん断荷重を受ける場所にはリーマボルトなる物を使うようです。
ただ、リーマボルトならせん断荷重を受けても問題はないかと言えば
それはまた別の話で、船舶用の軸継手はリーマボルトを
使っているもののやはり緩みが発生したらボルト破損するそうです。
https://www.classnk.or.jp/hp/pdf/reseach/seminar/old/jikutugite_txt_2006.pdf#search='%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%88+%E3%81%9B%E3%82%93%E6%96%AD%E8%8D%B7%E9%87%8D'
なんでやはり軸力がしっかりかかっていることが大前提だと思います。
さて市販車より超パワフルなレーシングカーは
市販車と同じようにボルトでホイールを
つけているのでしょうか?
もしそうだったらせん断荷重がかかって怖いように思います。
ではGT300クラス(ポルシェ)を見てみましょう♪
(今回もタツゥさんブログから勝手に拝借しました。)
写真を見ると、センターロックのホイールながら5本の突起が
あります。
突起はネジ山がないので、ボルトではなさそうです。
市販車よりパワフルなのであの突起がせん断荷重を受け持っているようですね。
ではF1はどうでしょう!?
ハブ側に一体成型の突起が見れます。
ほんで相方のホイール側はどうなっているのでしょう?
突起は入るように溝がありますね。
っということで、レーシングカーについては
せん断荷重をボルト以外で受け持つように設計されているようです。
設計では、ボルトにせん断荷重のかかるような使用方法は
良くないと考えられていますが、実際は回転部分等に
せん断荷重がかかってしまうような事があるようです。
写真追加
フェラーリもGT300のポルシェと同じ方式ですね。
やはりボルトでせん断荷重を受けないように設計すべきです。
つ~ことで今日もツマラナイ話でした♪
デハデハ
お休みなさい♪
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Posted at
2014/04/23 23:18:24