
みなさんこんばんは♪
F1の新車が発表されるまであと2週間ほど
ほんと楽しみですね~
そんでオートスポーツフェラーリエンジンは3Dプリンターを
使ってピストンを作るようなことが書かれています。
http://www.as-web.jp/f1/88667?all
タイトル写真はマーレーのスチールピストンで
商品名はモノサームピストンだソウデス。
ピストンといえば軽量なアルミ合金を使うのが
いままでは当然でしたが、これからはスチール合金の時代が
来るようです。
まずNA時代のピストンを貼っときます
今はターボ過給で燃焼圧力が上がるためにアルミ合金だと
ピストンのリング溝部分を分厚くする必要があります。
よくチューンドエンジンでも
「棚落ちする」
って言いますよね~
あれが起こっちゃうと考えます。
またNAエンジン時代は圧縮比が13とかだったと思われますが
今は16~18とか言われています。
NAエンジンは吸排気バルブを極力大きくしないといけないので
どうしても燃焼室が扁平になっていたのですが、
現在はターボ過給ですのでバルブ直径は小さく燃焼室は
ディーゼルのようになっていると考えます。
また圧縮比が高いとスパークプラグとピストンが近いため
熱が最初にピストンに逃げやすいのでピストンに窪み(キャビティ)を
つけるのがマツダのスカイアクティブガソリンエンジンでもされています。
要件はこんな感じですね(^^♪
ピストントップが薄いのにピストンに穴(キャビティ)が開いてるわけですから
アルミ合金じゃ強度が厳しいわけです。
2017年のF1では年間4基しかエンジンは使えませんから
耐久性はとっても重要になります。
ルマンのアウディデーゼルエンジンはマーレ―のスチールピストンを
使っていたらしいです。(トルクが凄いですからね)
オートスポーツの記事ではコレを金属3Dプリンターで
作るってことが書かれています。
以前のブログでターボチャージャーのタービンを3Dプリンターで
作るって書きましたが、それをピストンでやろうってわけです。
3Dプリンターで作ったタービン
金属3Dで作るとどんなメリットがあるかというと
鋳造や鍛造では出来なかったピストンの中空構造が
できると思われます。
構造解析して必要ない個所は中空にしたり・・・
毛細血管のようにピストン内に小さな管を這いまわし
オイルジェットからぶっかけるオイルを通して冷却するなんて
ことも考えられる。
(F1エンジンのオイルジェット20個超えるらしいからぶっかけるって感じ)
軽量化して冷却性能あげ、耐久性を向上させる。
いゃ~想像するだけでも楽しいですね~
参考に2015年のホンダF1エンジンを貼っときますね。
これがどのように変わっていくのか?
ほんと楽しみですよね♪
ホンダには是非頑張ってもらいたいデス!
デハデハ
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Posted at
2017/02/06 01:09:19