
みなさんこんばんは(^^♪
スペーシア・ギアはスズキっぽいですね。
ヘッドライト・ウインカー・フォグまでジムニーと共用なら
イメージがオフロードテイストになりますね。
軽自動車ではカスタムグレードが一気に流行りましたが
これからはSUVグレードも流行るんでしょう。
さらにこれが売れたら、ソリオ・ギアとかスイフト・ギアとか出たりして(笑)
そんで三菱自動車も久々の新車(マイナーチェンジ)でデリカの
顔面が大変身デス
アルヴェル顔を意識したというか、とにかく押し出しが強く
インパクトがあります。
デザインは好みですが、インパクトはないよりあった方が良いので
正解なんでしょう。
そして新型はディーゼル押しです
この三菱の4N14ディーゼルですが、欧州むけにはこう書かれています。
「ターボチャージャーはタービンとコンプレッサー双方の流入路に可変ベーンを備えたVG/VDターボを搭載」
このVG/VDターボに注目!!
VGターボってのはバリアブルジオメトリーターボってことで
ディーゼルエンジンには標準カヨ!くらい採用されている
可変ノズル(ベーン)がタービン側についたものです。
タービン回転の遅い時はノズル(ベーン)をしぼり、勢いよく排気ガスをタービンに充てることで
タービン回転数を上げます。
十分上がったところで、ノズル(ベーン)を開き、排圧を下げます。
そんでVDターボってのはバリアブルディフューザーターボってことで
タービン側ではなく、
コンプレッサー側につく
可変ディフューザー(ベーン)のことです。
ようするにこのエンジンにはタービン側、コンプレッサー側両方に
可動式ベーン(ノズル・ディフューザー)が搭載されているってことです。
実際私が知ってるのは戦車用のエンジンだったりして、今回写真を探したのですが
トヨタの特許に可変ベーン式遠心型圧縮機として出てるだけでした。
VGターボってのはタービン側のノズルを絞って、勢いよく排気ガスをタービンに
あてることによって速やかに過給を立ち上げるのが目的ですが
実際は排気ガスを絞ることで、エンジンが糞詰まり状態になり
燃焼室にある高温の排ガスが、排出されないため出力が思ったより上がらない
なんて弱点があります。
VG/VDターボはタービンの加給立ち上がりをよくするのが目的ではなく
エンジン回転数にマッチした排圧、加給圧を得るのが目的だろうと考えます。
コンプレッサーには効率のいいところがあり
コンプレッサーマップに書かれています。
できるだけ、コンプレッサーマップの効率のいいところを使うために
VD(バリアブルディフーザー)ターボを使うわけです。
排気側のVG(バリアブルジオメトリー)ターボは排圧が上がったら
下げるためにベーンをどんどん開いていくわけです。
VGにはVDがセットで考えるべきもの
このVG/VDターボの考えで行けば、ターボにあったウエストゲートバルブが
必要なくなるそうです。
ウエストゲートバルブは排気エネルギーを捨ててタービン回転数を下げていますので
効率が悪化する原因だったわけです。
今回三菱のVG/VDターボにはウエストゲートバルブがついてるかもしれませんが
船や戦車のようにエンジン回転数があまり上下しないエンジンには
VG/VDターボはマッチングがよいそうです。
日本のように、エンジン回転が上がったと思ったら、すぐ信号で止まるような
環境には向てないですね。
でもこういった凝ったターボは面白い
昔はフルラインターボとかフルラインGDIとか技術を売りにしてる
流石ターボの三菱!!
ですね(^^♪
ルノー・日産・三菱アライアンスで是非復活して
F1はルノー・ルマンは日産・ラリーは三菱って感じで
モタスポに力入れてほしいデス。
つ~ことで今回はコンプレッサーにも可変ベーンを採用した
VG/VDターボが自動車用にもあるよって話でした。
デハデハ
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Posted at
2018/12/03 20:51:36