みなさんこんばんは(^^♪
circuitconceptさんがカーボンディスクブレーキが
「意外と効かない」
っと書かれていたので、私なりにどういうこと
なのか調べてみました。
レース等で使用されるカーボン製ブレーキディスクの
素材は、CFRPではなくCC(Carbon-Carbon)、
あるいはCCコンポジットと呼ばれる
「炭素繊維強化炭素複合材料」
で出来ているそうです。
「鋳鉄製ディスクの場合、回転するディスクをパッドで挟むことによって生じる単純な摩擦によって制動力を実現するのに対して、CC製ディスクの場合はこの摩擦発生のメカニズムが独特で少々複雑だ。ディスクと接触したパッドから発生する微粉末がディスク表面に付着し、被被膜が形成される。これによって、同材質の摩擦でも焼きつきなどを起こさず、適当な摩擦抵抗を生むのがカーボンの特徴である。」
って書かれています。
またスポーツカーで使用されるのはCCB
(セラミックス・コンポジット・ブレーキ)は、
CCにシリカ(二酸化珪素)を配合し、
1700℃程度の高温で焼結させることで表面に
炭化珪素を析出(コーティング)させる
特殊製法によって製造されるそうです。
CCの性格に加えて高温での形状安定性、
耐腐食性(耐酸化性)、さらには騒音抑制
にも優れているといわれているらしい。
材料のことはこの辺にしておいて、
メリットは軽さと摩擦係数です。
軽さは鋳鉄の半分程度
摩擦係数は0.7~0.9となり高温でも安定しています。
軽ければ、その分バネ下の軽量化になりますし。
GT-Rみたいにφ410もあると重い鋳鉄では
ジャイロ効果が出てしまいステアリング操舵に
影響します。
デメリットは温度管理です。
レース用では350℃以上にしておかないと
まともに効きません。
低温で効かない現象デス
F1ドライバーのヤルノ・いわく・・・
「実際、ブレーキペダルを踏んだあと、最初のミリ秒の間は何も起こらないように感じる。この遅れは、直列のディスク/キャリパーのが作動温度の達するために要する時間だ。ブレーキングの最初の0.5秒間は、0.1秒あたり100℃ずつ上昇する。そのあとは最高1,200℃にまで達することがある。この短い時間が過ぎると、即座にそして急激に減速する」
っだそうです。
バイクのレースではカバー付けたり、雨の日は
鋳鉄ディスクに戻すらしい。
サーキットではブレーキングポイントが
ある程度決まっているので制動遅れは
許容できますが・・・
街乗りでは急にガキンチョが飛び出してくる
場合もあります。
また、北海道とか氷点下20℃とかになる
場合もありますから市販車としては難しいですね。
緊急自動ブレーキの作動した軽自動車に
カーボンブレーキのスーパーカーが
追突なんてことも考えらえます(笑)
あと、割れる。
まだ製造方法が確立していないので一般走行では
割れちゃう可能性もあります。
GT-Rでは衝撃を与えて周波数を測定し
クラックが無いか調べるそうです。
(写真はF1)
その他、値段が高い
最近話が長くなってきてるので、
高価なのはお暇なときにでも・・・
R35GT-Rニスモは低温についても改良されてきてる
のと使う人も、特性を理解したひとなんだろうと
想像します。
つ~ことで、カーボンディスクブレーキ
について勉強してみました。
今週のF1バクーサーキットはモナコ並み
のテクニカル部分と超長いストレート(2.1km)
の組み合わせです。
2.1kmのロングストレートではタイヤも
カーボンブレーキも冷えまくりなので
マシンコントロールが難しく、1コーナーが
カオスになると思われます。
実力では勝てそうにないレッドブル、
勝てるとしたらバクーかもしれませんね。
是非カーボンブレーキになったつもりで
観戦してください。
つ~ことで明日は田んぼします(^^♪
デハデハ
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