
みなさんこんばんは(^^♪
フジの事故と群サイの事故
お二人とも亡くなられたとのことでお悔やみ申し上げます。
サーキット遊びに危険はつきものですが、十分注意してください
フジに関しては出せる速度が半端ないです
260km/hとかで市販車(車重がある)市販タイヤ(グリップしない)だと軽くてスリックタイヤのレーシングカーのようにスピンで終わりません。
ドライバーもクルマも十分な対策が必要です
また群サイなんてのは速度が遅くて安全そうですが、コースアウトすると立木にぶつかります。
立木や電信柱のような一点に衝撃が集中するとクルマは千切れますからね。
クローズドコース走行ではまず安全の確保
ロールケージの装着、シートベルト、ヘルメット、できたら耐火スーツと十分対策してください
んで今日はエンジンのハイカムを入れるとなぜアイドリングが安定しないか?の話
エンジンのパワーを上げようとすると、吸気バルブも排気バルブもできるだけ開けた方がパワーが出ます。
さらに吸気工程の最初に吸気バルブと排気バルブが両方とも開くオーバラップを設けます。
タコ足等つかうことで排気ガスに勢いがあり慣性排気が効くことでより多くの吸気ができ、充填効率が上がるわけです。
もちろんデメリットもあり、アイドリングや低回転域では高温高圧の排気ガスがオーバラップ中に低圧の吸気バルブ側に逆流します。
逆流すれば新気の吸気量は減り、また高温の排ガスにさらされて吸気が熱せられ膨張し酸素が減っちゃうわけです。
なんで、アイドリング時に燃焼が不安定になり未燃焼ガスが出たりして車検の排ガスがNGになります。
回転域によっちゃ吸気が排気弁側に流れる可能性もあります。
昔の日産車でFJエンジンはオーバーラップが40度もあり気持ちよくエンジンが回ったらしい
その後RBでは排ガス対策で15度になり、GT-RのRB26DETTではパワーを抑える為!?オーバラップが0度だったらしい。
ちなみに全部「らしい」です(笑)
このあとVTECが出るまではオーバラップの少ないエンジンが増えてます。
今では可変バルタイが軽自動車にも採用され、回転域にあったバルブタイミングになってます。
エンジンをいじるのにハイカムは大変面白いし、可変カムプーリーで調子のいいところを探すのも面白いです。
またチューナーの腕の見せ所でもあります。
つ~ことでハイカムを入れるとなぜアイドリングが安定しないか?を解説してみました
デハデハ
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Posted at
2020/08/20 01:04:18