(全部カヨ)
んで今日の話題
F1トルコGPではメルセデスの速さが目立ちましたね
特にストレートスピードが15km/hも速かった
レッドブルがメルセデスがインチキしてないか?疑ったくらいです。
疑惑は・・
「吸気温度が決められた値より低いのでは?」
ってことです。
F1では吸気温度は外気温+10℃と決められています。
だから30℃くらいでしょうか。
FIAが吸気BOX(プレナムチャンバー)で測定しているのでなかなか
インチキは難しいと思います。
私のダイスキな日産VRH35エンジンでは・・・
「インタークーラーバイパスバルブ」
ってのがあります。
写真のとこですね。
通常の過給機エンジンでは必ずインタークーラを通り吸気温度が下げられます。
ル・マン24hで走るVRH35ではパワーだけでなく燃費も求められるため吸気温度が低すぎると燃料の気化率が低下して燃費が悪化する。
なので、低くなりすぎるとバイパスバルブを開いてインタークーラを通さず吸気BOX(プレナムチャンバ)へ行くわけです。
林義正センセーはVRH35で・・・
最も燃費(BSFC)の良いのは・・・
43℃だ!!
って言いきってます。
もちろん、予選では燃費がカンケーなくなるので低ければ低いほうが良いとのことです。
まぁ30年前の技術なんで今は燃費の良い吸気温度はもっと低いでしょう。
エンジンも直噴になったし、噴射圧も500bar以下となってます。
マルチホールインジェクターはかなり進歩しましたしね。
ちなみにル・マン24hでは気温の変化が昼と夜でかなり違ってきますからこのような調整機構がつけられます。
バイパスバルブはONーOFFではなくバリアブルに開くと書いてました。
アメリカ日産がル・マン24hに参戦し夜リタイヤしたのはエンジンの過冷却で揮発しないガソリンがオイルに混入(ダイリューション)しメタルが焼き付いたそうです。
面白いですよね~~
そうやってホンダPUも見ると新たな発見があるかもしれません
つ~ことで明日は雨らしいのでユックリします
デハデハ