
皆さんこんばんは(^^♪
広島まで出張行ってました
疲れたヨ~~~
んで今日の話題
トヨタbz4Xのハブボルトの原因と対策が発表されましたので私なりに考えてみた。
まず発表された原因
「ブレーキローターの取り付け面と、ホイールの取り付け面をハブボルトによって締め付けているが、一部仕向地のホイール取り付け面の製造品質のブレによって、ハブボルトが緩んでしまう場合がある」
ッだソウデス。
bz4Xのハブボルトはホイールナットでタイヤホイールを取り付けるわけではなくボルトで取り付けます。
メリットは以前書きました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1594506/blog/44790245/
原因の具体的な事としては
「ホイール側の面性状が規定どおりにできていないくて、滑りやすい状態にあった」(前田CTO)とし、規定トルクでハブボルトを締めたとしても、使われ方によって緩んでくる場合がある
と書かれています。
ホイール側の面性状ってのはアルミホイールなのか、ブレーキディスクホイールなのかイマイチわかりにくいですが、どうやらブレーキディスクホイールのようです。
面性状ってのは
加工された面の「面粗度」
のことですね
ディスクブレーキの取り付け面をどんどん拡大していくと加工によってできた凹凸があるわけです。
それを面粗度というのですが、面粗度が規定通りじゃなかったということ
面粗度は加工方法によって変わりますが例を挙げておきます。
①この面粗度の加工面が下の図のように山が尖った状態であれば・・・
初期摩耗が多く、剛性が低くなります。
②逆に山が平で谷が多ければ・・・
初期摩耗が少なく剛性も高い。
ボルトで締結した際に締結面が①の山が尖った状態であれば下の図のような微小滑りで締結面が摩耗しちゃう。
接触面積も少ない
そうすると締結面に隙間が開きボルトが緩む原因となります。
今回は説明のために①と②を極端に書きましたが面性状ってのはこの加工目を設計通りにしたということだと思います。
対策として
1、ブレーキディスクホイールの面性状が設計通りのモノに交換
2,ハブボルトをワッシャー形状一体型から、ハブボルトとワッシャーをそれぞれ別部品とし、さらにOリング状のゴムを挟み込んだ。
ボルトを図でみる限りOリングはワッシャーが落ちないようにしてるのとワッシャーを取り付けることでアルミホイール座面へ安定した摩擦、軸力が加わるようにしているみたい。
コレは田中ミノル先生の商品
トルクマネージメントナットと同じですね。
http://www.tm-square.com/?page_id=3373
田中ミノル先生の商品はナットだけどコレのボルトタイプです。
以上の2点を改良したそうです。
肝心の何故レクサスや他の車種でハブボルトが緩まなかったのにbz4Xのハブボルトは緩んだのかというと・・・
一番の原因は・・・
それは・・・
タイヤ外形がデカイから!!
EVの出力特性とかナット式からボルト式にしたことより・・・
タイヤ外形がデカイと入力が大きくなってしまうようです。
っと!!
ここまで書いて不思議に思う人がいるかもしれません。
市販のブレーキディスクホイールは取り付け面に塗装とかしてある。
まぁ通常のクルマでは塗装されていても品質が悪い面性状でもOKなんだろうけどbZ4Xではダメですよってことですね。
説明書にもよく掃除しろって書いてます。
以前タイムアタックでアルミホイールを新品にしたところ、塗装面がはがれることによってナットが緩みタイヤはずれて転げていったということがあったそうです。
そのショップはそれから新品ホイールを使わず座面が安定した状態からタイムアタックに使うようにしたとのこと
基本締結面に塗装はよくない
あと・・・
ソッコーで錆そうだけどボルトにワッシャーついてるから大丈夫なんでしょうw
つ~~~うことで私なりに考えてみました。
あくまで私の考察ね
電通も入っておりませんw
さて明日もお仕事頑張りマショウ
デハデハ
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Posted at
2022/10/20 01:56:31