
みなさんこんばんは(^^♪
アルファタウリのマシンは遅い感じですねぇ~~
レッドブルと同じエンジン、ミッション、リアサス使ってこれだけ差がでるのかと思います。
オーストラリアは雨が降って荒れる可能性もあるので、それを期待します
そーしないと表彰台の顔ぶれも変わらなさそうなんでw
んで今日はブレーキロータの割れです
新ペンギンさんが筑波走行中(最終コーナー)でブレーキロータが割れたって
話です。(写真は別の物っす)
こっわいですね~
サーキット走行で7年ほど酷使されてたそうなんであり得る話ですね。
私も割れたことがありますが、走行後にしゃべってたら「パキン!」って
音がしてみたらクラックが入ってました。
走行中じゃなかったのでクーリングが足りず、パッドの部分だけが熱もってのヒートクラックだと思われます。
まぁ割れる原因はヒートクラックで間違いないのですがもう少し掘り下げましょう。
ブレーキロータって材質は鋳鉄なんですが、鋳鉄って面白い性質があるんです
どういうのかというと・・・
鋳鉄に加熱・冷却を繰り返すと・・・
鋳鉄寸法が・・・・
少しずつ・・・
大きくなる!!・・・
これを「鋳鉄の成長」とか「黒鉛の成長」とか言うらしい~~~
(ネットで検索すると論文が出てきます)
日本鋳造学会の説明張っときます
「片状黒鉛鋳鉄の寸法変化の方が大きいですが,球状黒鉛で も起こります.鋳鉄を加熱した後に元の温度に戻しても鋳物寸法は元に戻ることはなく,不可逆的な現象として知られています.特にA1温度(共析変態温度) 以上に加熱されると成長量は大きくなりますが,A1変態以下の温度でも成長が起こります.
一般にパーライトがフェライトと黒鉛になるとセメンタイトの密度 よりも黒鉛の密度の方が小さいので鋳鉄の寸法は大きくなりますが,鋳鉄の成長はこの現象とは異なり,相変態がない場合でも起こります.
成長の理由については,「酸化説」,「き裂説」,「ガス説」,「黒鉛不可逆移動説」などが提案されており,長岡金吾による「黒鉛不可逆移動説」が最も支 持されております.この説によると,鋳鉄中の黒鉛は加熱によって減少するが,黒鉛はポーラスになる(長岡ら:鋳物 49(1977) p.742-746)ことで黒鉛サイズにほとんど変化は無く,そして冷却によって黒鉛は増加するがポーラスになった部分を埋めることなく既存の黒鉛が粗大 化するかマトリックス中の別の場所に析出すると説明されております.
成長に影響する因子としては加熱・冷却の温度と速度,組成,雰囲気,黒鉛組織が知られています.成長によって鋳物の寸法は変化すると同時に強度が低下し てしまうので,あまり歓迎されない現象ではありますが,黒鉛がポーラスになるので減衰能が向上するという良い所もあります(相馬ら:鋳物 55(1983) p.199-205).」
簡単に説明すると600℃を超えるような熱をかけたり冷やしたりすると・・・
ちょっとずつ大きくなるんです!
冷やしても元に戻らない
まぁ所説ありますが、ブレーキロータは強烈に熱せられてまた冷えるので
黒鉛の成長が割れに影響するのは確かかと思われます。
対策方法は熱を上げないようにする=冷やすしかありません
ダクトで冷やすのが一般的です。
そもそも市販車のチューニングカーはレーシングカーよりかなり重いのにブレーキサイズが小さいわけです。
なのでブレーキに負担がかかって当然なわけですね。
つ~ことで今日はブレーキロータ割れには「黒鉛の成長」も関係してるって話でしたデハデハ
Posted at 2023/03/31 23:46:28 | |
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