
以前VWのUP!でエンジンのカムシャフト
駆動がタイミングベルトになってる
ことを書きましたが、新型のプジョー208でも
タイミングベルトでした。
以前のブログ
https://minkara.carview.co.jp/userid/1594506/blog/27910065/#cm
大昔のエンジンは駆動の信頼性を得るためにダブルのタイミングチェーン
FJ20エンジンとかL型エンジンとかね。
タイミングベルトの信頼性が上がってきて、次の時代は一気にタイミングベルトになりました。
RBエンジンとかCAエンジンとかね
それでも10万キロで交換が必要で、水やオイルがかかると
著しくタイミングベルトの信頼性が落ち、また高回転やハイカムとか
使うとこれまた信頼性が落ちオイル交換サボったクルマも抵抗でコマ飛び
なる問題が起こりました。
日本だと10万キロって過走行車の気がしますが、海外であれば
10万キロなんて序の口、20万キロ、30万キロクルマを使います。
私が出張で行った台湾の会社の課長さんは20万キロ走ったコロナを
最近買ったといって私に自慢してくれるくらいですから(笑)
そこで再び時代はタイミングチェーンに戻ります。
しかし、時代は進化しチェーンのコマは小さく6ミリほどで滑らかに動くように
なりました。
昔のはコマが大きく、音も大きく動きもカクカクしてましたからね。
サイレントタイミングチェーンって呼ばれます。
今もこのタイミングチェーンが支流ですが、デメリットも出てきました。
それは・・・・
伸びないはずのタイミングチェーンが伸びてるのです(汗)
メーカもわかっていて、軽自動車ではエンジンチェックランプで
静かにお知らせするようになってます(笑)
マーチやキューブは交換に14万円もかかると結構な問題に・・・・
http://www.nissan.co.jp/RECALL/DATA/info00013.html
やばいのは直噴エンジン
メーカ資料でも直噴エンジンではオイルに入ったカーボンがタイミングチェーンを
摩耗させ伸びますよ!って書いてます。
なんで直噴エンジンはこまめにオイル交換しましょう!!
オイルは新しい方が良いのは当たり前なんで。
まぁ不安をあおっているわけではなく、タイミングチェーンは交換不要ではない
ってことをいってるまでです。
んで・・・・・次の段階が再びタイミングベルトに・・・
油中ベルトっていうらしい。http://www.mitsuboshi.co.jp/japan/newsrelease/120625.html
タイミングベルトがタイミングベルトなんですが、以前のタイミングベルトは
オイルが付着すると著しく耐久性が落ちたのに対し
今度のはオイルを付けて潤滑しながら駆動するらしい!!
プジョーはTOTAL製のオイルが指定されてます。
他メーカのオイルでは保障されていないもよう。
ゴムがふやけてしまう!?
やたら最近は専用オイルが増えてるので注意が必要ですね。
耐久性も18万キロ保障なんで、時代も進歩しましたなぁ~って思います。
なので今後新しいエンジンはタイミングベルトが増えると思います。
しかし、時代は繰り返すなぁ~
私はF1みたいなギア駆動が好きっす♪
Posted at 2012/12/27 01:38:47 | |
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