
みなさまこんばんは♪
北海道に爆弾低気圧が来ているそうです!!
948hPaっていうからほとんど台風ですよ!!
皆さん気を付けましょう♪
しかし、低気圧とか高気圧とか同じ
地球上で気圧の変化
なんて不思議ですね~
ほんで低気圧、高気圧で不思議といえば、
慣性過給!!
(むりやりかぁ~)
最初の写真は慣性過給に重要なインテークマニホールドです
自動車雑誌によく出てくる慣性過給ですが、
わかってるようでよくわからない言葉であります。
さらに最近は慣性過給という言葉が自動車会社エンジニアの言葉と
一般ピープルでニアンスが違うようです。
つ~ことでそんなの知ってるという人から
聞いたこともないっていうひとまで一緒に勉強しましょう♪
なおわたくしはただのクルマ好きであり、エンジニアでも仕事にしている
わけでもありません。
あくまでスタンスは勉強してみましたってことなので、実際設計に携わっている
人なんかは是非わかりやすくアドバイスくださいね♪
まず慣性とは・・・
>静止した物体に 力 が働かないとき、その物体は慣性系に対し静止を続ける。
>運動する物体に力が働かないとき、その物体は慣性系に対し運動状態を変えず、
> 等速直線運動 を続ける。
>これは 慣性の法則(運動の第1法則)として知られている。
だそうです、コレはよく聞きますね~
慣性過給とは空気にも重さがあるので空気の慣性を利用しているようですね~
で!!
いきなりですがエンジン出力曲線図を見てみましょう♪
日産のRB20DEエンジンです。
豊田の3S-FEエンジンです。
この二つのエンジンは1980年代設計で慣性過給を利用して出力を
上げているエンジンです。
最近は可変吸気や可変バルタイが当たり前でこのような出力曲線図は
あまりありませんが、このエンジンたちはオーソドックスな可変バルタイも
可変吸気もついていない世代です(NICSはあったかも・・・)
エンジン出力曲線図で特徴的なのはトルク曲線がふたこぶラクダのように
なっていることです♪
皆さんこれ不思議に思いませんでした?
わたくしこのトルク曲線が凄く気になっていたんで昔調べたんです。
そしたらね~
これが慣性過給の効果だった♪
(バルタイとかエキマニとかあるから一概には言えないけどね)
実は最大出力時のトルク発生回転数の半分の回転数でトルクの山があるんです♪
RB20DEだと最大トルク発生回転数5200rpmくらいで、その半分の2600rpmくらいに
小さいトルクの山がある。
3S-FEだと最大トルク発生回転数4800rpmの半分で2400rpmくらいですかね~
これは慣性過給で最大出力をだそうとしたら二度目の圧力波で半分の回転数に
トルクの山ができたわけです。
さて何のことやらって思う人が多いと思いますが
説明が難しいので今日はここまでで
また続きを後日書きたいと思います♪
今日は慣性過給という言葉で自動車エンジニアと一般ピープルとで
ニアンスが違うことがよくあるってことと
慣性過給効果は最大出力時に合わせるとその半分の回転数でも
効果があるということの二つを書かせていただきました。
デハデハ♪
Posted at 2014/12/17 00:24:02 | |
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