それは・・・
世の中に関心が持てる。
世界情勢がどのように影響するのか凄く気になる
そういった意味ではお金儲けだけじゃないと思います。
私の場合結婚して家買って実家でいろいろお金が必要だったりしたから正直言ってそれほど投資に回せるお金ないのです。
何年か前に安部さんが言ってたじゃないですか。
「一億総活躍社会」って
ようするに死ぬまで働かないといけないわけで・・・
SUGAさんも消費税は上げるって言ってましたよね。
人口減少するから上げなきゃ仕方ないって
正直な話だと思いますよ
(消費税上げないくて良い世の中にしてほしいけど)
私は農家の貧乏息子なんで「お金儲けは悪」と習ったんですよ
村上ファンドみたいに
「お金儲けは悪いことですか?」って話
正直なんだと思います。
つ~ことで子供たちには投資ってことも教えたいと思うんですよね。
んでこのあいだに書いたピストンの続きです。
今日はピストンリングについて
前回のブログでピストンの冷却30%はトップリングだという話を書きました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1594506/blog/44374581/
ルマンのエンジンを設計した林義正センセーもピストンからの放熱の為幅は1.2㎜にしているという事です。
ただNAエンジンのF1では超高回転にする為やはりピストンリング幅は狭くしたいわけです。
ピストンリング幅を狭くすることでフリクションロスが減りより高回転まで回せるわけです。
V8NA時代のホンダでは幅が0.9㎜、厚み1.4㎜の極細リングを使用しています。
またリングのフラッタリング(暴れ)を防止するためにステンレスより軽いチタンを使ってます。
チタンは良く使われる64チタンで内側にバネを入れる2分割のエキスパンテッドリングです。
これで重さが2.7gから1.4gと驚異的に軽くなっています
ここで最初の話と矛盾が出てきます。
ピストンの放熱はピストンリングが受け持つのですが、F1のピストンリングは幅が薄く、尚且つ熱伝導率の悪いチタンだから放熱性が下がってしまう。
ここに500km持てばOKのF1エンジンと6000kmもたないといけないルマンエンジンの違いがあります。
F1エンジンではとにかくパワーなのでピストンリングからの放熱はしない考えです。
ではどうやって放熱するのでしょう???
みなさん5時間以内にお考えください(笑)
答え
オイルで冷却します
簡単に考えるとオイルジェットから大量のオイルを噴射し、ピストンを冷やせばいいわけです。
ただ大量のオイルを吹きかけようとするとオイルポンプの仕事が増えて出力ロスにつながります。
なんでオイル噴射量は変更せず、オイル噴射口を24個にしてピストンの冷却に必要なポイントにスポット的に噴射する。
これでオイルポンプの仕事は増えず出力ロスがしないという考えなわけです。
面白いですね~
NA時代のF1エンジンは高回転命なんでクーリングチャンネル付きピストンも使われていません。
そんな余裕があるなら削っちゃう(笑)
ルマン用のターボエンジンは1回の燃焼による熱量も多いですからF1と同じようにはいきませんね
林義正センセーはあくまで市販エンジンの延長としてレーシングエンジンを開発している
トヨタでもありましたが、市販車部門の人間がレーシングエンジンにかかわると壊れないようにマージンを取り過ぎて
しまうそうです。
レーシングエンジンしか設計しない人たちとは耐久性の考え方が違う
まぁ第4期ホンダ参戦3年は壊れまくりましたが・・・
つ~ことで今日はピストンリングについて書いてみました。
明日もお仕事頑張りましょう
デハデハ