
みなさんこんばんは(^^♪
先週のレッドブル2台リタイヤは衝撃的でしたね~
リタイヤ原因はパーコレーション(燃料の沸騰)っぽいです。
ココからは私の想像
レーシングカーは燃料冷却することが多いです。
燃料を冷却すると密度が上がり、同じ量の燃料でよりパワーが出せるからです。
F1ももちろん燃料冷却してたのですが、現在は規則で外気温-10℃までとなっていたはず。
何故レッドブルがパーコレーションになったかというとE10燃料の影響はもちろんあるのですが、主な原因はセイフティーカーによってユックリ走ったからだと思われます。
昔に日産R91CPがピットインで給油したあとエンジンが始動しないというのがありました。
原因はピットインしたときに燃料の流れが止まりエンジンの熱が燃料配管で熱せられて燃料が沸騰(パーコレーション)したためです。
対策としてはエンジンルームを消火器(ガスで窒息作用のあるタイプ)
で無理やり冷やしてました。
今回はユックリ走っただけでなったということですから、燃料ポンプから高圧ポンプ、インジェクターには問題なく、余分な燃料を燃料タンクに戻す配管でパーコレーションが起こったと思われます。
冷却水と一緒で燃料ポンプで加圧されていると沸騰(パーコレーション)は起きにくいのですが、リターンパイプは圧力がかかっていませんので起こるわけです。
それでレース終盤に燃料タンクはほぼカラッポの状態ですから、
リターンパイプから燃料タンクに戻った沸騰した燃料をまた燃料ポンプが吸い上げる。
沸騰した燃料を吸い上げた燃料ポンプは直噴エンジンのため高圧ポンプに行くのですが泡があるからうまく圧力が上がらなくなるわけです。
コレが原因だとおもわれます。
市販車ではキノクニから燃料冷却用の部品もありますでハードチューンなら使った方がいいと思います。
つ~ことであくまで私の想像ですがどうでしょう。
今日はFP1がもうすぐあるので川井ちゃんの解説を楽しみにしましょう
デハデハ
Posted at 2022/03/25 22:01:37 | |
トラックバック(0) |
能書き | 日記