
みなさんこんばんは(^^♪
初めてのお客様に会ったのですが結構辛かったデス
最初の段階で盛男だということがわかりました
盛男=自分を盛る人で力量以上のアピールをされます。
自分であまりに言われるので痛く感じました。
それだけならまぁ普通にいますが・・・
今度はディスリます。
こちらは中小企業の加工屋でしかも私は何でも屋
普通科高校卒のしがないサラリーマンっすから良いのですが・・・
呼んどいてコレカヨってなっちゃいました。
スミマセン愚痴デス
んで今日の話題
マツダの新しい直6ディーゼルエンジンがマーレーのスチールピストンを
採用したと書きました。
以前にF1のV6ターボで採用されたと書いたブログがあります
https://minkara.carview.co.jp/userid/1594506/blog/39277758/
今回は補足デス
スチールピストンはアルミピストンに比べてどんなメリットがあるの???
ってことです。
①ヤッパリ強度
アルミピストンで強度を上げようとするとどうしても大きくなります。
厚みを増やさないといけない。
下の写真を見るといかにスチールピストンが薄くできるか?がわかります。
左がアルミ、右がスチール
またアルミピストン(左)トップリングにはリングトレーガーなる補強材が入ってます。
アルミだとピストンリングの上下で摩耗しちゃうんですね。
スチールピストンならコレも要らないワケ
コレ以前書いてます
https://minkara.carview.co.jp/userid/1594506/blog/42390707/
またピストンピンも小型化してるのがわかりますかね
荷重を支えるピストンピンにピストンの力が加わるのですがスチールなら強度があるから小型化できる。
ダイムラーだとピストンピンだけで70g軽量化できます。
②ピストンハイト
先ほど書いたように強度があるためピストンハイト(ピストンピンからトップまでの距離が短くできる。
ってどういうことかっていうと・・・
上の図では10㎜ピストンピンからトップまでの距離が短くできる
つ~ことは・・・
その分・・・
コンロッドが長くできる!!
つ~ことは連桿比(れんかんひ)が有利!!
ピストンってのはシリンダー内で左右に首振りしながら動いてるわけです
そこでコンロッドが短いとシリンダー側壁にピストンがぶち当たる力が強くなります。
つ~ことは力は横に逃げちゃうし、シリンダーとピストンの摩擦は増えちゃうし、ぶち当たる時にバチンと音がしちゃう。
だからできるだけコンロッドを長くなればコンロッドの傾きが減り、効率よくクランクシャフトへ力を伝えます。
パワーもそして音もよくなるワケ
③熱膨張がアルミに比べて少ない
スチールはアルミに比べて約半分の熱膨張率デス
つ~ことはピストンとシリンダーの隙間(ピストンクリアランス)も少なくできる。
昔のF1とかピストンクリアランス100μm以上あったために暖気でオイル上がりによる煙モクモクでした。
鍛造アルミピストンは熱膨張が大きいですからね。
温まった時に適正クリアランスになる。
コレがスチールピストンだと熱膨張が少ないから最初からクリアランスが減らせる。
そうなれば始動時のオイル上がりも少ない
今のF1はオイル消費量も決まってますから重要っすね。
④熱伝導が有利
熱伝導率ではアルミの方が有利なんですがピストンを設計したときに厚みを
薄くしたりできる。
そこにオイルを噴射して冷却するわけ
だから熱伝導が逆に有利になり熱がコモルことが減らせるらしい
(ここはあくまでらしいね)
もう一度アルミピストンとスチールピストン比べた図を出すと
コンロッドを含めた重さは
アルミピストンがトータル1443g
スチールピストンがトータル1447g
ほとんど同じ!!
ながながと書きましたがコンナ感じでしょうか?
つ~ことで明日は台風のようです
皆さん気を付けましょう
デハデハ
Posted at 2022/08/13 01:10:00 | |
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