
みなさんこんばんは(^^♪
アメリカの二コラモーターとGMのジョイントはやっと販売にメドが立った感じです。
テスラのようなアバンギャルドなデザインとは違いますが大型SUVの進化系ですね。
ニコラとテスラの違いはニコラが大型セミトラックを主戦場としているところです。
なんでBEVだけじゃなく燃料電池車も計画している
航続距離を長くしようと思うとやはり水素
ただ水素ステーションは全然できてませんし、まだ先になると思います。
大型バスや大型トラックは水素
乗用車はBEVで進むんでしょうかね。
これにホンダも加わってほしいなぁ
んで今日の話題
ピストントップランドの溝を調べてたら他の事もあったので。
まず、ピストンのトップランド付近は隙間状態なんで未燃焼ガスがあるわけです。
なのでカーボンとか溜まる
そこでマツダのスカイアクティブGではピストンのトップランドに段を付けて端っこまで燃焼させるようにしてます。
ノッキング防止
未燃焼が減ると排ガスは綺麗になるしパワーも上がりますからね
またディーゼルエンジンではどうしてもカーボンが溜まっちゃう
なんで無理やり剥がすための部品が付いてます。
それがカーボンスクレーパーリング なるものらしい
ちょうどピストンのトップランド付近についててカーボン落とすようになってます
面白い部品ですね~
ディーゼルは燃料を吹きながら燃焼する「拡散燃焼」なんで燃料の濃い所と薄い所ができてしまい未燃焼部分がカーボンになります。
ちなみにピストンとシリンダーの隙間ですが、とにかく狭くが基本です。
ピストン外形を測定する場合はスカート位置を測りますが、重要なのはトップランド位置
このトップランド位置はもっとも燃焼を受けるとこなので膨張を見越して台形になっています。
エンジンの暖気が済んだらシリンダー内径とぎりぎりのクリアランスで動くようにしないといけません。
ピストンヘッドは燃焼を受ける最重要部分ですからできるだけ
大きく広い面積が必要
チューニングエンジンでエンジンがあったまった状態でオイルを消費するなんてダメです。
ピストンとシリンダーのクリアランスが広すぎるからオイルが上がる
確かにあまりに攻めすぎると焼き付きの心配もありますが、そこがチューナさんが腕を見せるとこですね。
F1マシンのピストンリングではラビリンス形状といってピストンリングの合口隙間を無くす工夫がされています。
合口隙間を無くすことで燃焼室からの吹き抜けを防ぎ、燃焼圧を漏らさずピストンに伝える事が出来ます
(形状は不明)
デメリットとしては幅の薄いリングなんで破損の可能性があることです。
またピストンリングの上側はピストンからの熱をシリンダーに伝える重要な役割があります。
ピストントップランド付近は220℃にもなる
ピストンからの放熱はトップリングで30%超える
林義正センセーは幅を薄くするとフリクションロスが減るが、ピストンの放熱の為に1.2㎜にしたと書かれています。
つ~ことでピストンのトップランドは重要であり面白いので展示してあったらじっくりと観察してみてください
ちょっと暴走気味かな・・・
デハデハ
Posted at 2020/09/11 01:39:13 | |
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