
みなさんこんばんは
昨日のF1トルコGPはハミルトンの貫禄勝ちでしたね。
同じ車に乗ったボッタスが周回遅れですからね
チャンピオンらしい走りです
強いチームに強いドライバーです
タイヤには多くのドライバーが苦しめられたようです。
最初のインターミディエイトタイヤを履いたラップはよかったのに新しいタイヤに変えたらダメだったとドライバーが言ってます
結局インターミディエイトタイヤはある程度の雨量(路面の水)がないと機能しないと思われます
路面に水のない場合は新品にするとゴムが動きすぎてグレイニングが起こってしまう。
水のない路面であれば摩耗したインターミディエイトタイヤの方がグリップしている
レース最初の方にタイヤ交換したペレスやハミルトンはまだ路面に水が残っていたからきれいに摩耗した
レース後半に新品インターミディエイトタイヤに交換したドライバーはうまく機能させれなかった
雨だとタイヤの溝ばかりに気が行きますが、基本はゴムです。
んで今日のお話はカムシャフトの駆動位置です。
昔のエンジンではカムシャフトの駆動といえばタイミングベルトが多く交換前提でした。
なのでエンジンの前側にタイミングベルトを持ってきてました。
ところが最近のエンジンではカム駆動をエンジンとミッションの間(後ろ)に持ってくることが多いです。

ローバー、ジャガーのインジュームエンジン
これはなぜでしょう・・・
30秒でお答えください
答え
衝突安全に有利だから
最近の衝突安全では人との事故でエンジンフード下に空間を設けるなど対処しなければならない
ショックアブソーバーの上にはゴムをつけたりしてます。
ところが縦置きエンジンではカムプーリーがある
しかも可変バルタイでカムプーリーは昔より大きくなっています。
事故で被害者がカムプーリのとこに頭をぶつければ、さあ大変です。
V6FRであればなんとか確保できても直6FRではエンジンフードとのクリアランス確保が難しくなります
つ~ことでマツダの6気筒もエンジンの後ろ側(エンジンとミッションの間)にカム駆動のチェーンがあるわけです。
タイミングベルトでは交換前提ですがチェーンなら交換する必要がありませんからね。
カムプーリーを後ろに持っていきクラッチ上にしてエンジンフードの空間を確保
F1などの高回転エンジン車ではギアトレイン駆動です。
なのでミッションの反対側(前側)に持っていくのが多いです。
ただGT500の去年マシン、ミッドシップNSXはエンジンの重心をできるだけ前に持っていきたかったので
カムシャフトの駆動を後ろ(ミッションとエンジンの間)にしたそうです。
GT500のエンジンは日本のメーカが開発してる最先端のエンジンです。
副室燃焼室を設けた低燃費、ハイパワーエンジンと言われています。
もっと技術の説明をすると面白いのになぁ~なんて思いますね。
F2のエンジン(メカクローム)とかクソエンジンよりも日本のNREを使ってほしいです。
(F2のエンジンはシフトアップごとに真っ黒な排気ガスがでる)
つ~ことで今回はカム駆動は前か後ろかという話でした
デハデハ
Posted at 2020/11/17 02:58:54 | |
トラックバック(0) |
能書き | 日記