
みなさんこんばんは(^^♪
ホンダF1エンジンのピストン見ましたでしょうか?
金属3Dプリンターで作ったスチール製でしたね。
見た感じもかなりしっかりしたものでNAの時代からしたら耐久レース用かと思えます。
まぁ年間3基で21戦だから7戦分×500kmだと3500km持つエンジンですからね。
後圧縮比18で3バールのハイブースト
耐久エンジンより耐久だな。
んで今日の話題
オイルリングのスペーサ・エクスパンダ形状の続きです。
超高回転では波型のスペーサ・エクスパンダの方がいいのか?
それとも波型のスペーサ・エクスパンダの方がいいのか?
ちなみに最近のスペーサ・エキスパンダの形状は波型だと思われます。
素人考えですがレール間の距離が保てればいいので波型のほうが軽くていいのではないでしょうか。
(ヒモで形状再現しても波型のほうが距離が少ない)
ただ超高回転となると状況が変わります。
超高回転ではピストン上死点でレールが上方向にバチンとぶつかり
ピストン下死点ではレールが下方向にバチンとぶつかるわけです。
それにスペーサ・エクスパンダ自体にも慣性力が加わっています。
そうするとスペーサ・エキスパンダにはどのような力が加わるかというと上下から圧縮される。
その時・・・
波型のスペーサ・エキスパンダは・・・
つぶれてしまうのです!!
つぶれてしまったらレール間の距離が保てなくなりエンジンオイルの戻り穴を塞いでしまいます。
エンジンオイル戻り穴が塞がれると余分なエンジンオイルはオイルパンに戻ることができずに吸気工程で燃焼室に入り込み、エンジンオイルが燃える⇒白煙を吐くわけです。
ようするにオイル上がりですね。
もしスペーサ・エキスパンダがカクカクしたものであれば縦方向は柱になっているので圧縮されてもつぶれが少なくてレール間を維持できるわけです
つ~ことで超高回転であれば波型のスペーサ・エキスパンダは圧縮でつぶれる可能性があるという話でした。
次はオイルリングの固着について書いてみたいと思います
デハデハ
Posted at 2022/04/08 01:49:05 | |
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