
みなさんこんばんは(^^♪
ホンダがモバイルバッテリーを進めています。
バイクだけじゃなく、家庭にも使えるらしい
個人的には軽トラとかにも使えるようになったらいいな
我が家の軽トラは年間2000kmも走らない
ガソリンスタンドまでガソリン入れに行くのメンドイ(田舎)
バッテリー無しで軽トラ販売し、必要なだけバッテリーを買うのでいいな
10個積めればそれなりに使える
そういえばホンダは軽トラ撤退したんだった・・・
んで今日の話題
エンジンのオイルリターンについて考えてみたいと思います。
エンジンはオイルポンプでヘッドまで圧送し潤滑します。
その後オイルはヘッドにたまり、エンジンブロックの穴から重力によって落ちてオイルパンに溜まるように作られています。
オイルがヘッドからオイルパンにすぐに戻らないとオイルパンが空になりエアを吸ってエンジンが焼き付くわけです。
そんなワケないでしょうと思うかもしれませんが、昔のアメ車とかだと元々のオイル量が少なく、高回転まで回すとヘッドにオイルが溜まりオイルパンのオイルが減ってエアを吸い焼き付くことがあったソウデス。
また、スポーツ走行時はもっと大変デス
昔Z32の開発時にアメリカでは定常円を走行してどれくらいのGは発生するかというテストが流行りました。
当然日産自動車もテストするわけですがVGエンジンがブローするわけです。
コレはエンジンオイルがオイルパン内で偏りストレーナーからエアを吸う事と言われています。
さらに現在はハイグリップタイヤでコーナリングGが強力になるとエンジンオイルが
ブロックのオイルリターン穴を逆流することがわかりました。
R35GTRのVR38はオイルが逆流しないようにオイル戻りを反対側のブロック下まで延長しています。
延長する事でオイルが横Gで偏り、オイルリターン穴の出口に圧力がかかる事を無くしたわけです。
さらに流石レースしてた日産でちゃんとオイルパンの一番下にオイルを戻しています。
なぜオイルパンの一番下に戻すかというと、シリンダー下側だと・・・
ブローバイガスの影響を受けるからデス
ターボエンジンのブローバイガスは高圧なのでその影響を受けてオイルスムーズに落ちてくれないワケです。
またシリンダー下だとバッフルプレートが邪魔でオイルがオイルパンに戻るのが遅れる、落ちてきたオイルをクランクシャフトが叩き抵抗になり出力低下、オイル温度上昇してしまいます。
そもそもオイルがヘッド側からちゃんとオイルパンに戻らなければいくらオイルパンにバッフルプレート入れてもオイルが足らない状況に陥るのです。
なのでオイルをいかにヘッド側から早くオイルパンに戻すかが重要になってきます。
一部チューニングカーではオイル自体がヘッドにあまり行かないようにオリフィスを入れて制限するってことも重要ですね。
カムシャフトが焼き付くなんて聞いたことがありませんから、オイルはクランクをメインに考えるべきです。
F1ではオイルリターンをどう考えているか?
以前イベントで見たF1エンジンではシリンダーヘッドの排気ポート横から配管でブロックを経由せずオイルパンに戻していました。
ドライサンプなので強烈な負圧によってオイルリターンするF1では・・・
オイルが素早く戻るのは当たり前で・・・
オイルがブロックを通ることで・・・
ブロックを温めてしまいます!!
ブロックを温めてしまうと、冷却するためにラジエータ、オイルクーラーをさらに大きくしなければならない
車体側の冷却や重量が増えて結局遅くなるためです。
もっとも高温の排気ポート横から熱をもったオイルを配管でオイルパンに戻すってことで冷却を少しでも楽にしたいわけですね。
つ~ことで長くなりましたが、今年も能書きピヨピヨ野郎のブログを
よろしくお願いします(^^♪
デハデハ
Posted at 2023/01/04 01:10:08 | |
トラックバック(0) |
お勉強 | 日記