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2019年12月17日

Zイズム(その2)

Zイズム(その2) 「Zイズム」宣言。

日本初のスポーツカーとしてフェアレディZが登場したのは1962年10月のことであった。

その翌年、このフェアレディが第1回日本グランプリ、GT部門でいきなり優勝を飾るのである。

これが、その後、連綿と栄光の歴史を刻むフェアレディの出発であった。そして、1969年秋には、新しいクローズとボディの初代フェアレディZがデビュー。またたく間にセンセーショナルなひょうかを受けたのである。



研ぎすまされた美しいウエッジ・シェイプのフォルム。卓越したハイパフォーマンス。スポーツカーの世界に新たなユーティリティを拓いた数かずの新機軸。

さらに、フェアレディ伝統の熱いスポーツスピリット……デビューすると同時に、Zは、時代にフィットする新しいスポーツカーとして、国内ではもちろん、北米をはじめとする世界のスポーツカーファンに圧倒的な共感をもって迎えられた。そしてZは、国内はもちろん、海外でのレース・ラリーを数多く接席。

「レースを体験しない車は名車にあらず」を身をもって実証。心からスポーツカーを愛する男たちの血を躍らせ、世界のモーター史に栄光の足跡を残して来たのである。



ちなみにフェアレディの生産累計は1,260,000台を超え、そのうち輸出累計は実に1,107,838台の多くを数える(‘86.9月現在。自工会調べ)。これは単一スポーツモデルとしては、世界にも例のないすぐれた記録であり、まさに、フェアレディZだけの栄誉といえるのである。

“つねに美しく、つねに速く、つねに爽快であれ”——————フェアレディZは、いつの時代にも時代のテクノロジーを先取りし、最先端の走りを見せてくれた。なぜなら、まさに、その一点にこそ、Zのアイデンティティがあり、Zの精神が存在していたからでる。そして、この精神こそ、Zの開発陣が己のクラフトマンシップを賭けて育んできたものであった。



ただ単に美しいだけでなく、ただ単に速いだけでない、ハードさの中にある種のヒューマンな息ぶきのある、Z独自の「高次な世界」——————我々はそれを「Zイムズ」と名付け、世界に向かって誇示するのである。そして、それは、まさしく時代が求める“真のスポーツカー”に最も近い姿であると、自負するのである。

いま、フェアレディZは、美しく精悍なそのシルエットをさらにリファイン。また心臓部には、高感度・ハイレスポンスのV6・3000ツインカム———VG30DE型エンジンを新搭載。



さらに、シートなどの内装をフィーリングアップするとともに、サスペンションやステアリング、ブレーキシステムなどのメカニズムを研磨。いちだんと完成度を深めた高質なスポーツ・フィーリングを擁して、Z独自の精神をグレードアップ。

真のスポーツマインドをもつライダー達に、究極の走りの世界———「Zイムズ」を宣言するのである。
SOUL SYNCHRO MACHINE
NISSAN NEW FAIRLADY Z





フォルムが、まぎれもないスポーツになった。

新しいフェアレディZのシルエットは実は日本ではなくアメリカで生まれたものである。“国際的な視野による未来のカーデザインを”———との意図によりアメリカに設立されたNDI(ニッサンデザインインターナショナル)。

NEWフェアレディZの新しいスタイリングは、NDIの精鋭スタッフによるデザインであった。NDIチーフデザイナーはNEWフェアレディZのデザイン・コンセプトを次のように語っている。「シンプルで洗練されたシルエットとする。

滑らかな曲面を加え空力的デザイン傾向をもたせる。そしてトータルとして、力強さのなかに気品とクォリティを感じさせること」……

低くく、広く構えた、ロー&ワイドのフロントビュー。鋭角的なウエッジシェイプをベースにしながら、フードとバンパー、そしてエアダムを滑らかな局面で一体につなぎ、また、バンパー各コーナーのRを大きくとって、グラマラスで迫力のある造形とした。

サイドボディではオーバーフェンダーを大きく張り出させ、ボリュームのある力感を印象づけている。さらに、シンプルでクリーンなテールランプを横一文字に配したリヤビューは、ワイドで迫力のある感覚を強調。

フロント同様にフェンダーとバンパー、フェイシャーが滑らかに一体化され、新しい感覚の美しさと力強さがかもし出されている。まさに新世代の「スポーツカー」にふさわしい気品と力強さにあふれ、ここにスタイリングにおける「Zイムズ」が見事に完成されたといえるだろう。

もちろんこの新しいフォルムは、ボディに対面するエアの流れを大きく向上させ、リファインされたパラレルライジングヘッドランプや、ボディ各部のフラッシュサーフェイス、更には新採用のサイドシルスカートと相まって、すぐれた「トータルエアロダイナミクス」を達成。世界水準を超えるハイレベルな空力特性を実現している。そしてもう一つ、加えるならば、フェアレディZの個性でもある「Tバールーフ」にはわが国初の“ミラーコートガラス”を新採用。

美しい外観を映す、新しいフィーリングによってさらに洗練された装いを、爽快な「走りの世界」にプラスしているのである。
Aero Glamorous Form




“エアロ・蔵増す・フォルム”。この先鋭的な空力フォルムは、性能をも飛躍的に上昇させた。
2シーター 300ZR



“ソウル・シンクロ・マシーン”———鋭く、そしてエモーショナルに……魂をゆるがす加速の新次元へ、Zは踏みこむ。
2シーター 300ZR



世界最高レベルのハイポテンシャルを秘めた<プラズマ>VG30DE・VG30ET・RB20DETエンジンを搭載。
VG30DE 190ps 25.0kg-m
VG30ET 195ps 31.5kg
RB20DET 180ps 23.0kg-m




このドライバーズ・エリアは、真に選ばれた者だけの聖域———“ソウル・シンクロ・ゾーン”である。
2シーター 300ZR



スパルタンな緊張感のなかに、安らぎが息づく……インテリアにはフェアレディZ独自のコンフォートがある。

2シーター 300ZR
2by2  300ZX
2シーター 200ZR-Ⅱ RECARO



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ブログ一覧 | 読書 | 日記
Posted at 2019/12/17 19:09:45

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この記事へのコメント

2019年12月17日 22:12
後期の300ZXのボンネットのエアスクープってどうなったんでしたっけ?

当時、ソアラの7Mが出てたのになんでツインカムターボにならないんだと思ってました。カッコ良かったですが?
コメントへの返答
2019年12月18日 10:15
カタログを見る限り、前期のようなエアスクープは無いように感じます。カタログもZRメインでZXはリヤが一枚という状況で、、、

レパードまでお預け状態でしたね…

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