1986年10月
パルサーのバリエーションから、新車種として独立する。
デザインは「日産デザインインターナショナル」によるもので、Tバールーフを標準設定とし、リアのテールランプはダイヤゴナルスリットデザインを採用した。
ドアアウトサイドハンドルは1985年に登場したMID4-I同様のドア後端パネルを切り取る縦型とし、ボディと一面化を図った。
日本国内販売仕様では登録時のボディ形状と異なってしまう関係でクーペタイプ及びキャノピータイプを独立した車種とし、各ハッチのボディ側着脱部に互換性を持たせなかった(ハッチ側にあるヒンジ部品の取付けネジ穴ピッチはクーペとキャノピーで異なり、両者のヒンジを入れ替える事はできない。
それぞれの輸出用(US向け)ヒンジを入手すれば、各ハッチの交換装着が可能になる)。リアハッチのない状態での降雨などの対策として、応急用キャンバスハッチ(トノカバー)のオプション設定があった。
姉妹車のパルサー/ラングレー/リベルタビラと共に日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。日本国内では販売が伸びず一代限りで終了。
パルサーエクサから数えても2代で名称は消滅した。実質的な後継はサニー系列のNXクーペで、海外市場に於いてはそのままモデルチェンジ扱いとされている。
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年表
1987年
日本カー·オブ·ザ·イヤーエクサ受賞記念限定車(タイプAのマニュアルシフト 全国100台限定)が販売され、北米仕様フロントエアスポイラー一体式バンパー、フロントビスカスLSD、フロントボカシガラス、JBL製リアスピーカー、受賞記念ステッカー、オリジナル·キャンバスハッチ、オールブラック輸出専用色等の特別装備が施されていた。
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1988年5月
"L.A.ver."(エルエー・バージョン)として、フロントエアスポイラー一体式バンパーを装着し、FM/AMチューナー付ハイパワーカセットオーディオが標準装備されたグレードが二つ追加。フロントビスカスLSDや195/60R14ラジアルタイヤを標準装備とした「Type S」とリヤブレーキのドラム(リーディング・トレーリング)化及び175/70R13ラジアルタイヤを装備した「Type X」の2種で、これらは「Type A / Type B」と異なり、クーペのみハッチが車体色と同色塗装となる。※キャノピーハッチの色はType A/B/X/S全てガンメタリックのままだった。
1989年4月
L.A.バージョンに14インチアルミホイールを標準装備し、フロントボカシガラス・前後JBLスピーカー&CDプレーヤーなどオーディオも充実した「Type SE」を追加。同年11月、タイプA・タイプB廃止。車体色もスーパーレッド(526)・ブラック(505)を廃止しスーパーブラック(KH3)を追加。
1990年8月
パルサーのフルモデルチェンジに伴い、販売終了。販売終了月までの新車登録台数の累計は1万712台。
価格表も付いておりましたので添付いたします。
物価は違えど、今のスタンダードな軽ぐらいの価格ですね
86にはなれなかった日産のライトクーペでした><;
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2022/11/03 16:43:11