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ミーさんパパのブログ一覧

2015年09月13日 イイね!

何でオイルレベルゲージがあるのか、知っていますか?

 みなさんこんばんは。
本日のブログ、自分がたまぁにあげている、メカについての解説です。
ブログカテゴリー『車全般(知っていて損の無い知識)』という事で、色々と載せていますので、
もし良かったら参考にしてください。


さて今回のお題は、『オイルレベルゲージ』です。
Q:オイルをHi以上に入れたり、Lo以下にして運転すると、どんな事が起こるか知っていますか?

これを答えられる人は、エンジンについて相当、熟知していると思います。
あるミン友さんの整備手帳を見て、YHでオイル交換後、『エンジンオイルがHi以上に入っていた』といった出来事があったので、これを機にオイルに関して書こうと思いました。


まずはオイルレベルゲージの役割です。
ゲージという事で、オイル量を測定するものです。
そんな事は、車を運転する以上、誰もが知っている事ですよね。

ドライバーの義務で、運転前点検の項目にもなっています。
もっとも毎回点検する人は、自分もそうですがほとんどいないと思いますが・・・。
自分は、洗車3回に1回(3週間に1回)で、最低限オイルレベルは確認しています。

ちなみにオイルが汚いから交換するではなく、劣化して粘度が低く感じるから交換するのが、
オイル交換の目的です。
さらにですがディーゼルの場合、長期間オイル交換をしないと炭素分がオイルに侵入し、逆に粘度が上がります。
ドレンプラグを外しても、ボトッをオイルが落ちてきますヽ(´▽`)/


では、本題です。
オイルが少ないまま運転すると、どうなるか知っていますか?
最初にオイルの循環経路の、おさらいです。
<オイル循環経路>


上記の図は(コレ以降全ての画)、ネットから借用しています。

オイルの大まかな経路は、『オイルパン』→『オイルストレーナ』→『オイルポンプ』→『オイルフィルター』
→『ギャラリーを抜けて各部潤滑』→『オイルパンに戻る』です。

これらの仕事は、オイルがあってなし得る事です。
オイルが少なければ、オイルストレーナからオイルを吸えなくなります。
するとオイルギャラリー内にエアーが混入し、潤滑不良で摺動部が焼き付いてしまいます。

また、オイルは液体です。
車の加速・減速・旋回による加速度の影響を受けて、オイルパン内を動きます。
また、上り坂下り坂でもオイルは動きます。
そういった運転状況になれば、オイルが少ないと更にオイル内にエアを混入させてしまう状況になります。

油圧計を付けて油圧の状況を確認できれば、エンジンを壊す前に対処できますが、なかなか難しいですよねm(_ _)m
その為、インパネに油圧警告灯が付いているわけです。

という事で結論、
オイルレベルが少な過ぎるとエンジンが壊れる


では次に、オイルを入れすぎて運転するとどうなるか知っていますか?
少ないよりかは、いいんじゃないか?という声が聞こえてきそうですが、どうでしょう?

先ほど、オイルは各部を循環すると書きました。
シリンダーとピストンの摺動部は、1番熱応力がかかり、摺動速度が速い部位です。
この部位のクリアランスは、機種によって様々ですが約40μmです。(mmの1/1000がμm)

エンジンは燃焼すると、燃焼圧力(筒内圧)がかかり、シリンダーとピストンのわずかな隙間から、
オイルパンへガスが抜けます。
このガスを『ブローバイガス』と呼んでいます。
<ブローバイガス発生状況>


このガスは『HC(ハイドロカーボン):炭化水素』と呼ばれる、光化学スモッグの原因となっている物質です。

このガスは、いつまでもオイルパン内に滞留するとクランクケース内圧が上がり、ラバーなどの弱いシール部品から、圧が漏れてそこからオイルが吹き出したりしてしまいます。

これを防ぐ為に、ブローバイガスをエンジンの吸気へ引き込み、再燃焼させてしまう工程をとっています。
<ブローバイ配管の経路>



だいぶ話が遠くまでいってしまいましたが、問題のオイルを入れすぎたらの話に戻ります。
図の63の辺りからエアクリーナに、ブローバイガスを引き込んでいますよね?
ここの63は、カムカバー(ディーゼルではロッカーカバー)につながっています。
カムカバーなので、当然オイルを循環しています。

オイルが多いという事は、油圧は通常の設定値以上に立ち上がっています。
もし、シリンダーヘッドからのオイル落ちが悪いエンジンであれば、カムカバー内がオイルで満たされ、
ブローバイ配管から吹き出します。
吹き出したオイルは、吸気配管を通ってエンジン燃焼室へ入っていきます。

という事は、エンジンと一緒に燃えるわけです。
多量のオイルが燃焼室に入り燃えた場合、単に白煙が出るだけでなく、着火して燃えます。
燃焼室内は高温で異常燃焼が起こり、ピストンは溶け、ピストンは膨張し過ぎて、ライナーとスカッフを起こします。

<スカッフ>


縦傷があるのが分かりますか?
これがスカッフです。
画の茶色い部分は、燃焼ガスが抜けてしまっている状況です。
こうなると、アクセルを踏んでもトルクは出ないですし、白煙もすごい状況になっているはずです。

という事で結論、
オイルレベルが多過ぎるとエンジンが壊れる


ちょっと大げさに書いた所もありますが、オイルレベルの規定値の重要性を知ってもらいたく、
今回のブログを書きました。
たかがオイルレベル、されどオイルレベルです。
オイルは気にしていないと、オイル系に異常があれば、すぐにエンジンが壊れる状況になるという事です。
エンジンが壊れる前に、ぜひエンジンを守ってください。

またYHのように、オイル交換後、オイルレベルの確認を車の持ち主と相互確認を行わない時は、
自分で確認した方が良いかと思います。

長文を読んで頂き、ありがとうございましたm(_ _)m

2014年12月27日 イイね!

今年最後の 『給油』 & 『洗車』

 今日は夜勤明けで、今年最後の『給油』と『洗車』をしました。
給油の一コマで、非常識的な出来事がありましたので、紹介したいと思います。

っとその前に、今朝は寒かったですね~((((;゚Д゚))))

<今朝の気温>


早朝6時で、-5.1℃でした{{ (>_<) }}
非常に寒い朝でしたね・・・。

かみさんの実家、岩手県葛巻町を見ると・・・



-15.3℃でした・・・。
29日から帰省するのに、年末寒波がどうのとニュースで言っていますよね・・・。
覚悟して行かないとヤバイですm(_ _)m


話が戻りまして夜勤明けの帰り道に、ガソリンスタンドに寄って給油しました。
本当は明日、給油しようとしていましたが、警告灯が点滅し始め、ゲージがラスト1目盛になってしまったからです。

<警告灯>


まぁ、ここまでは良いのですが・・・

自分がセルフスタンドで給油していると、隣に1台給油しに入りました。

しかしこの車、エンジンを切らずに給油し始めましたΣ(゚д゚lll)
寒い朝で、暖房を切りたくなかったからなのか分かりませんが・・・。

エンジンかけっぱなしで給油する事はいけない事と言うのはみなさんご承知でしょうが、なぜいけないのかをこの機会に書きたいと思います。


ガソリンは危険物、第4類第1石油類に分類されています。

ガソリンの性状は以下のようになっています。
・引火点が低い ⇒ -40℃以下
・沸点が低い ⇒ 40~220℃
・発火点 ⇒ 300℃
・比重が水より軽い ⇒ 0.65~0.75
・蒸気が空気より重い ⇒ 比重3~4
・水に溶けない(非水溶性)

となっています。

つまり常温では、常に蒸発していて蒸気は引火性があり、低所に滞留し、火が付いても水では消せないといった所です。


給油中にエンジンをかけたままでも、基本的に正しい給油法をしていれば、引火する事はまず無いと思います。
正しい給油法で引火する事態になれば、エンジン停止状態でも引火してしまうはずです。

※正しい給油・・・静電気を放電した後、給油させる。火気を近づけない等。


しかし、ガソリンは危険な物という意識があれば、どんな可能性の低いリスクをも消す事が、良識のある大人だと思います。(危険予知/ハインリッヒの法則)


また消防法の「危険物の規制に関する政令」の第27条第6項にて、自動車等に給油するときは、
自動車等の原動機を停止させることと明記してあります。


なので、いくら正しい給油法をしていても、エンジンをかけたままの給油は、法令違反となり最悪は逮捕されるわけです(´・ω・`)


自分はそういった物事を簡単に考えている人は、好きではありません。


もし引火してしまったら・・・

それが自車の隣で起きてしまったら・・・

その時に、家族が同乗していたら・・・

ガソリンは激しい炎をあげて、爆発的に燃焼します。

そんな中、家族を助けられるのか・・・


いろいろ考えてしまいました(・・;)

という事で、交通事故と同じで自分が注意していても、危険がやってきます。

危険がやってきたら、自分からそれを避けていく努力をしないと巻き込まれてしまいます。


もっと楽しいブログを書きたいのですが、こういった人も居ますよといった、注意喚起のブログでした(´・ω・`)
2014年12月11日 イイね!

リーフモニター車 中間報告

 みなさんこんばんは。
昨日のブログは、今までで一番のイイねを付けて頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
みなさんのコメントを見て、妹も喜んでいました。

最近ブログばっかりあげている今日この頃ですが、またブログです(´・ω・`)
いつも読んで頂いている方には、大変感謝致しますm(_ _)m


さて本日は、現在モニターレンタルしているリーフの中間報告を致します。


リーフ、乗ってみると大変良い車なのが実感できましたo(^▽^)o
何が良いかといいますと、『静か、速い、暖房すぐ出る』です。
またLEDヘッドライト、凄く明るいです((((;゚Д゚))))
予想以上に遠くまで光が届くので、驚きました。
HIDとそんなに遜色ありません。

しかし欠点はあるもので、やはり航続距離ですね・・・。

暖房SWを入れた途端、予想航続距離が15kmも短くなってしまいました(´・ω・`)
やっぱり暖房は凄く電気をくうようです。
室内が温まり、シートヒータへ切り替えて、電力消費を抑えていましたが、ステアリングが冷たいんですよね。
これもバイクみたいに、ステアリングヒータなんかがあったらいいかなと思いました。

でも航続距離も、通勤や近場を走る分なら何も問題は無いと思いました。


リーフのインパネ、自分好みの青でけっこうカッコイイんですよね、これです↓

<昼の画>


<夜の画>


このぼんやり青が、自分好みですo(^▽^)o


今日は17:30に仕事をあがって、ディーラの急速充電をしてきました。

<充電スタンド>


<充電プラグ接続>


モニター開始当初は残り充電量が83%ありましたが、4日間通勤で使うと(80km)43%まで減ってしまいました。

80km走って、40%のバッテリー消費で、意外と減ってない事に驚きです((((;゚Д゚))))
最後まで使うと明らかに航続可能距離より、走りそうです。
減速時の回生効果がきいているのでしょうかね?

<充電中①>
電圧、電流共に高い値を示しています。
急速充電なので400Vですが、バッテリーも減っているので全開電流を流しているようです。
充電開始から10分経過して395V、52Aです。


<充電中の表示>
充電中はちゃんとインパネで教えてくれます。


<充電中②>
充電開始から約30分経過で、バッテリー77%充電。
396V、25Aで、電流を下げてバッテリーが過負荷にならないようにしていますね。


これで1回目は終わってしまいました。
フル充電にはまだまだほど遠いです(´・ω・`)
次の待ち人がいませんでしたので、さらに30分追加ですヽ(´▽`)/

<ダッシュのエコランプ>
まだ2つしか点灯していません。
これは3つ目が点灯して、フルに近い充電がされているといったランプです。



<充電中③>
2回目の充電が始まり、22分経過(52分)したところです。
充電も395V、10Aとなり、さらにバッテリーをいたわるようになってきました。


<充電中④>
約30分(1時間)で、43%⇒92%となりました。
ずーっと、リーフの中で待っていましたので、ちょっと長かったです・・・。


<充電停止>
充電が終わった所です。


<充電完了>
ここまでくると、つないだプラグを取り外して終了です。


さぁ、これで今週末は筑波の紅天使を求めて、ドライブしてきます。
長距離(100km)とは言えませんが、往復200kmのロングドライブレポートを後日しますo(^▽^)o
トリップも0kmにしましたし、今週末が楽しみですo(^▽^)o


※明日は3週連続であった最後の飲み会です。
 飲み過ぎないように、1次回であがります(´-ω-`)
2014年09月25日 イイね!

ミンカラ徘徊していて、最近思うこと

みなさんは車イジリに関して、どう思いますか?
といった変な始まりですがヽ(´▽`)/
最近思う事があり、載せる事にしましたm(_ _)m

お題は『エアバック付のステアリング(以下STRG)交換』です。
みなさんは、エアバック付のSTRG交換できますか?
正式な交換方法を知っていますか?

と聞かれ、正確に答えられる人は、整備士や衝突実験経験者かちゃんと勉強している人
だと思います。

なぜこれを書いているかというと、一歩間違えれば、死亡事故につながるからです(゜´Д`゜)

おおざっぱにですが正式な取り外しは、
①バッテリーのマイナス端子を外す。
②10分~15分間放置する。
③エアバックを外す。
④STRGを外す。
です。

ここで重要なのが、①、②です。
なぜ重要かというと、エアバックの作動条件を思い出してもらえれば分かると思います。

クラッシュゾーンセンサーが衝突Gを感知します。
すると衝突といった現象の上、バッテリーが破損して電気が流れなくなる可能性が出てきますよね?
それを補う為に、回路にコンデンサーを組み込んでいるわけです。
もしそれを知らずに、エアバックのコネクターを外して電気が流れてしまったら、エアバックが展開します。

※展開・・・エアバックが作動すること


※映像は、JARIのものです。
  ダミー頭部にあるシールはターゲットマークと呼ばれるもので、
  後で映像解析で変位量を解析する為に使うものです。

エアバック、これがついていると頭部傷害値(HIC値)が大幅低減される良い部品です。
※HIC値・・・頭部に3軸の加速度計をセットし、その時の合成平均加速度を算出した値
        法規にも基準が規定されている。

しかし、以下は使い方を誤った場合の話をしたいと思います。

エアバックが展開する為に必要な電流は1Aと言われています。
なので実験前の確認であるスクイブ抵抗(エアバックの抵抗)測定は、エアバックテスターという電流を流さないものを使用します。
通常市販されているテスターは微弱電流が流れているので、それで抵抗を測ると展開します。

また展開速度は衝突を感知してから、20~30msecでバックが開き始め、それから20msec後には、
全開になるわけです。

※20msec・・・人のまばたき(100msec~200msec)より早い速度

では死亡災害につながる要素としては何か?それは爆発力にあるわけです。

エアバックは、車両についている状態では、法律上何も制限される事はありません。
車両から取り外した瞬間から、エアバック取り扱い者の指名者が取り扱えるようになります。

また、車両から取り外した状態で廃棄等の為、展開させるには『火薬類取扱保安責任者』の
国家資格が必要となってきます。

そうです。
火薬を使って、展開させているわけなんです。

※主に黒色火薬

このエアバック、単品にしてバックが出る面を下にして展開させると、
ゆうに10mは天高く飛んでいきますヽ(´▽`)/
(一度、デモでやりました)

それ位の爆発力があるので、取扱説明書にも記載されていますよね!!
子供をチャイルドシートで後ろ向きに助手席に乗せないで下さいとか。

STRG交換でエアバックを単品にして展開してしまった時に、

もしバック面に指があったら・・・

もしバック面に顔があったら・・・

もしエアバックのバック面を下にしていたら・・・

そう思うと、触ることすらできませんよねm(_ _)m

といった事を、ミンカラを徘徊していて思いました。
STRGを交換するとかっこいいですが、みんな正式な取り扱い、危険性を知っているのだろうか?
と思いのせた訳です。

ぜひ安全に怪我なく、共にイジリライフを楽しんで行きましょうo(^▽^)o

長い文章を読んで頂き、ありがとうございました。

プロフィール

「@とよはるなおさん 早いもので、明日は灼熱の埼玉に戻ります。 明日は気温差が凄いので、風邪ひかないかがポイントですね😅」
何シテル?   08/15 21:47
初めまして。 セレナS-HYBRID ライダーブラックラインパフォーマンススペックに乗っています。 みなさんの整備手帳、色々見させてもらってます。 宜しく...

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