中古のフロントドライブシャフトオーバーホール分解編

新車登録から24年が経過した我が愛車…
ドライブシャフトブーツからのグリス漏れは無いものの、ブーツがカチカチに硬化してしまっており、いつブーツからグリスが漏れてもおかしくない状況です。
なので中古のフロントドライブシャフトを用意してコレをオーバーホールし、今車に付いているモノと交換したいと思います。
まずは左フロントのドライブシャフトから分解します。

しかし、
ドライブシャフトのオーバーホールなんて全くの未体験ゾーン！
整備要領書を見ながら分解していきます。
まずはインボード側(フロントデフ側)からです。
ブーツバンドをカットしてブーツズラすと、中は真っ黒なグリスだらけ(汗
このグリスを拭き取るのがかなりめんど〜で、ウエスを大量に消費しました。

おおよそグリスを拭き終わったら、トリポートジョイントを外します。
シャフトの先端に抜け防止のクリップがあるのですが、コレがなかなか外せない(汗
専用のSSTが必要らしいがそんなモノは無いので、ラジオペンチとマイナスドライバーを駆使して何とか外せました。

クリップを外してトリポートジョイント外れましたの図です。
コレでダストブーツを外す事が出来ます。
後はアウターボード側もウエスで古いグリスを拭き取りします。

ココからは日付が変わって12月15日の作業です。
今度は右フロントのドライブシャフトを分解します。
分解作業そのものは簡単なのですが、大量の古いグリスまみれになるのであまりやりたく無い作業です。
左フロントを分解してからヤル気が出るまでに5日かかりました(爆

左フロント側と同じ様にインボード側から分解します。
ブーツを開けるとグリスがトロトロで左側に比べるとかなり柔らかいです。
最初は水でも入ったのかと思いましたが、どーやらコレが正しい状態っぽい？
とゆーのも左フロントはブーツを交換歴があるらしく、純正ブーツでは無く分割式ブーツが付いていました。
なので使われていたグリスが純正では無いのか、少し硬めのグリスが入っていました。

トロトログリスを拭き終わったら、トリポートジョイントの抜け防止クリップを外します。
左側と同じ様にクリップを外そうとしますが、やっぱりココは苦戦しました。

古いブーツを外してインボード側もグリスを拭き取りします。
で、
右側はインボード側にオイルシールが残っていたので、ハンマーで叩いて外しました。