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昨日来たZX-4。
朝ｲﾁちょいとｶﾐさん子供の用事があって、それを終わらせてからのﾒﾝﾃ開始。
何はともあれ、状態確認しつつ清掃からｽﾀｰﾄですな。

今日の目標は、外装ﾊﾟｰﾂを外して本体清掃、そしてﾀﾝｸを外して錆の状態を確認する事。
午後はGT-RをDに預けに行くので、余り時間はありませんなぁ。


種々のﾊﾟｰﾂ、適当に外すわけにはいきません。
先ずはﾏﾆｭｱﾙを一読してと・・・。
今回、車体と一緒に譲って頂いたのです。


ｴｱｸﾘｰﾅｰﾎﾞｯｸｽｶﾊﾞｰを外していきます。
こんな形をしていて、ｴｱｸﾘｰﾅｰﾎﾞｯｸｽを隠すような形状ですね。


裏には遮音？！の為か、ｽﾎﾟﾝｼﾞが貼ってありますが、経年劣化でﾎﾞﾛﾎﾞﾛ・・・。
ｴｱｸﾘｰﾅｰがあるとはいえ、ﾀﾞｽﾄを吸う可能性もあるので、この際撤去。



ｴｱｸﾘｰﾅｰのｲﾝﾃｰｸﾀﾞｸﾄ部分もｽﾎﾟﾝｼﾞが巻いてありましたが、
溶けてしまってﾄﾞﾛﾄﾞﾛ状態・・・。


ここもﾊﾟｰﾂｸﾘｰﾅｰを塗布しながら、根気よく除去していきます。
いや～・・・疲れる（笑）。


ﾌﾛﾝﾄﾌｪｱﾘﾝｸﾞも外しちゃいます。
ﾒｰﾀｰｽﾃｰやﾗｼﾞｴｰﾀｰｽﾃｰ等々と干渉して中々外れませんでしたが、
あぁでもない、こうでもない・・・と格闘する事15分。
ようやく外れました。


ﾊﾞｷｯと逝かなくて、ﾎﾝﾄ良かったぁ・・・。
ここら辺りのﾊﾟｰﾂは、もうﾒｰｶｰ在庫ｾﾞﾛですから、緊張しましたねぇ（苦笑）。

かなり外装が外れましたな。
次はﾀﾝｸを外します。


ZX-4は特殊な形のﾀﾝｸをしていますねぇ。


これはﾀﾞｳﾝﾄﾞﾗﾌﾄﾀｲﾌﾟのｷｬﾌﾞﾚｲｱｳﾄを採用する為。
こんなﾀﾝｸﾚｲｱｳﾄ、多分ZX-4以外ないんじゃ無いかなぁ。
因みにｴｱｸﾘﾎﾞｯｸｽとｷｬﾌﾞのﾚｲｱｳﾄは下記写真です。


ちょっと見難いですが、上がﾁｬﾝﾊﾞｰ（で良いのかな？）、
その下に半分ﾌﾚｰﾑに隠れたｹｲﾋﾝのｷｬﾌﾞが、ﾁｮｺｯと見えます。
上から下へﾀﾞｲﾚｸﾄに吸気する、いわゆるﾀﾞｳﾝﾄﾞﾗﾌﾄﾀｲﾌﾟ、ﾀﾞﾝﾄﾞﾗですね。
ﾛｰﾀﾘｰENGのﾁｭｰﾆﾝｸﾞの際、良く採用されたｷｬﾌﾞﾚｲｱｳﾄでも有ります。


ﾀﾝｸの古～いｶﾞｽ？！を抜いて、中を確認して見ると・・・。


おぉ！！！
ﾍﾄﾞﾛみたいなのはあるけど、ﾀﾝｸの底と側面に、錆はあんまり無いじゃん！！
燃料計のｹﾞｰｼﾞ部分も全然問題なし！！
もちろんﾀﾝｸ上部には結構錆がありますが、何とでもなるなこりゃ。
いや～嬉しい！
来週、早速錆取りをしようかな。

名残惜しいですが、今日はここでお仕舞い。
すっかり丸裸になりました。
この当時流行っていた、ｱﾙﾐのぶっといﾌﾚｰﾑが痺れますね。
外したﾊﾟｰﾂは、車庫の後ろの方に陳列（笑）。



集中してやっていたら、何だか筋肉痛ﾁｯｸ？！・・・う～む、年かなぁ（恥）。

そのままDに言って、GT-Rを預けてきました。
今回の代車はZ10ｷｭｰﾌﾞ。
ｻﾝﾙｰﾌもついていて、非常に快適ですね。
通勤ｽﾍﾟｼｬﾙとして欲しいなぁ。


今日はちょっと時間がなかったですが、来週はENGｵｲﾙ交換や
ｱﾁｺﾁの錆取りもしたいな。

縁があって、憧れのﾊﾞｲｸ、ｶﾜｻｷ ZX-4を引き取りに行ってきました。

今日の相棒はｷｬﾗﾊﾞﾝ。


ｵｰﾃｯｸ仕様の稀少なｷｬﾗﾊﾞﾝです。
ﾀﾞﾁはﾊﾞｲｸでﾚｰｽに出ていた事もあり、ﾄﾗﾝﾎﾟとしてｷｬﾗﾊﾞﾝを購入。
今回、ﾊﾞｲｸ移動をお願いしました。

ZX-4は、1988年1年間だけ生産されたｶﾜｻｷのﾊﾞｲｸ。
乾燥重量152kgは今も破られていない最軽量（ｽｽﾞｷGSX400Rと同重量だった記憶も・・・（爆））。
F-3にも参戦しており、その軽量と馬力（規制前59ps仕様）の為、連戦連勝。
兄弟車で”ｻﾞﾝｻﾞｽ”というﾊﾞｲｸがありましたが、草ﾚｰｽ含め、ｶﾜｻｷで無ければ勝てなかった為、
”ﾊﾞｯﾀﾚｰｽ”とも揶揄された事は有名です。
（ｶﾜｻｷのｺｰﾎﾟﾚｰﾄｶﾗｰは、ﾗｲﾑｸﾞﾘｰﾝなので）

当時はｸﾙﾏに夢中で、ﾊﾞｲｸは少し離れていたのですが、
4年位前から、そのﾛﾏﾝ溢れる物語に心惹かれ、ずっと憧れていたﾓﾃﾞﾙでした。
特に2,000台限定で出た、F-3ｶﾗｰはｶｯｺ良かった！！！



今回、縁があって僕の所に来たのは本当に嬉しいです。
現在不動の為、少しずつ手を入れていきたいと思っています。


今回、更に縁あって、貴重なｵｰﾃｯｸ仕様R32も見せて頂きました！
間近で見るのは初めてなので、非常に興奮しましたね～。


ｵｰﾃｯｸの特徴であるﾊﾞﾝﾊﾟｰ部のｼﾝﾎﾞﾙ塗装。
これ、結構ﾌﾟﾚｽや彫りと思われていますが、実は一つ一つ塗装で仕上げたものです。
素晴らしい職人の技・・・ため息が出ます。


ﾊｲﾗｲﾄはENG。
NA2.6㍑、RB26は専用ﾀｺ足、ｲﾝﾏﾆを纏い、ｵｰﾗを感じますね～・・・！




鍵も専用のもの。
A・Jの刻印がされており、ﾌﾟﾚﾐｱﾑ感があります。


後ろにも専用ｴﾝﾌﾞﾚﾑがありますね～。


ｵｰﾅｰのﾃﾞﾘｶ。
ﾊｲﾘﾌﾄされており、ﾊﾞｰﾌｪﾝもついて迫力満点！
これでｵﾌﾛｰﾄﾞにも入るそうです。
ｶｯｺ良いなぁ・・・！！！


色々とお話をさせて頂き、気がつけば3時間超。
とっても楽しい時間でした！
有難う御座いました。


途中、294号線をゆっくり走ってきて、到着したのは暗くなってから。
何とか無事に到着しました（笑）。


ｷｬﾗﾊﾞﾝから下ろしたら、まずは乗った感触を。
今日はﾀﾞﾁ2人と行ったのですが、それぞれ”良いねぇ・・・、俺も欲しくなったよ”との弁。


ようやく車庫に入れて、少し整理しました。
GPX250RⅡと並べると、やっぱり400ccはﾎﾞﾃﾞｨの幅が広くて迫力があります。


横から見るとGPX250RⅡも負けちゃいませんね～。


でも、後ろから見ると、GX250RⅡはｽﾘｰｸさが目立ちますね。
ZX-4はやっぱりﾎﾞﾘｭｰﾑがあって迫力がありますな。


明日から、少しずつ、のんびりと手を入れて行こうかな。
夏位には復活させて、夏休みの札幌帰省は何時ものGT-Rではなく、
ZX-4で帰れれば良いなぁ・・・と目論んでいます（笑）。

でもでも、ﾊﾞｲｸばっかり構っている所為か？！
赤GT-Rのｽﾓｰﾙﾗﾝﾌﾟが点灯しなくなった！！


ﾋｭｰｽﾞ等を見てもｲﾏｲﾁ原因は不明。
明日Dに出すかな・・・。