
10月の3連休は全て休出。
次の週の土曜も休出。
もう駄目だ・・・諸般の事情もある。
休もう・・・(笑)。
という事で、10/22(月)-24(水)迄
これまた無理やり代休。
(でもパソコンで仕事もしつつ、はて?!(爆)。
この休みは・・・予て縁が有り入手していたレカロを赤カブに取り付けるのだ♪
入手したレカロ、少しモデルが旧いST-JC。
しかし・・・実は超・特殊仕様なのだ♪
<東京スバル 設立5周年記念 特別仕様>

*画像はネットより拝借致しました
Cor Scrpii(コル スコルピィ)・・・ラテン語で”蠍(サソリ)の心臓”という意。
そこから想像する通り、色は赤、表皮は牛革。
東京スバル 設立5週年記念で200台限定生産され、東京スバルからスバル・カスタマイズ工房に
別注、セットアップされたこれは、非常に希少な個体なのです。
無理やり時間を空けたこの日々、取り敢えず赤カブに取り付けなのだ♪
ノーマルの姿。
これはこれでコンパクトに纏まっていますが、如何せん座面が高い上、シート自体も柔らかすぎるのだ。
シートレールは、ST-JC用をそのまま活用。
今回は、NANIWAYA、というメーカーさんのものを使用しました。
本体は、溶接部分も含め、しっかり製作されています。
う~む・・・想像していましたが、やはり多少車両外側にオフセットされる模様。
ここは取り付け時、正確に測定ですね。
レカロST-JC、当時は、TR(TREND)、ST(STYLE)、SP(SPORT)、3つのシリーズが有りました。
TR->ST->SPに従い、スポーツ性(=ホールド性)が上がっていきます。
更にJ は日本仕様(ドイツ仕様=D)、CはCONFORT仕様になりますね。
(僕のCor Scorpii はST-JCですから、日本仕様+CONFORT仕様)
CONFORT装備
1)レカロベント
座面及び背面にファンが設置されており、除湿機能(背中や座面の蒸れ)を除去

*画像はネットより拝借致しました
2)シートヒーター
同じく座面、背面にヒーター機能が設置されている(適宜オン-オフ繰り返しの1段仕様)
3)シートバック動作電動
1)-3)は全て手元のリモコンで動作可能です。
4)腰部分 ランバーサポート付き
手動ポンプで空気入/釦でのリリース
5)サイドサポート調整機構(手動)
冬に向けてシートヒーターが欲しかったのも入手した理由の一つですね。
次モデルである K12 マイクラ C+C は標準でシートヒーター付きですし、基本オープンカーはほぼシートヒーター付き。
まぁ、赤、本革、に一番惹かれたのは言うまでもありませんが(笑)。
取り付け前に。
先ずはノーマルシートの座面位置等を全て測定していきます。
オープンカーの利点を生かし、フロントウインドウとBピラー間に糸を通し、センターを出していきます。
何と・・・ノーマルシートはステアリングに対し中央、と思っていましたが1cm位外側にオフセットされていました。
全然気が付かなかったですねぇ。
シートの高さ(着座部・膝裏部)も全て測定。
これでノーマルシートを外せますね。
取り敢えず重量を測ってみましょう。
<ノーマルシート:13.3 kg>
<レカロ:22.9 kg>
測ってみると・・・ノーマル:13.3 kg、対してレカロ:22.9 kg、その差9.6 kg×2脚=19.2 kg・・・。
む~・・・赤カブに+約20 kgは結構キツイが・・・まぁ、しょうがないか(笑)。
次にシートベルトキャッチャーを付けて干渉が無いか仮付け。
すると・・・やはりセンターコンソールに干渉しますなぁ。
シートベルトキャッチャーを内側に取り付け、更にレールとの干渉部位に逃がし加工をしていきます。
フロントシートを取り去ったその後は、キッチリ掃除機をかけるのだ。
赤カブ購入後、一度もフロアは清掃していない上、北海道帰省(オープンで)にも行ってきたから、
結構汚れていますねぇ・・・この際、気分一新ですね。
電動シート用の電源も確保しましょう。
前のオーナーがバッテリーより直接電源を引っ張ってきていました。
えらく太いケーブル・・・何sq?!
余りに太すぎて、端子ボックスが無い・・・。
しょうがないので、細線を絡ませ合った上で、直接ハンダで接続なのだ。
結構怖いので、鬼の様にビニールテープを巻いて養生、ですね。
いやぁ、しかしハンダ付け、スゲー下手・・・恥ずかしい(爆)。
しかし・・・時間が無くて今日はこれで店じまい・・・。
シートは仮置きで取り敢えず放置の図(笑)。
開けて次の日。
アクセサリー電源にリレーを噛まして動作確認をして・・・でもちょっと一回配線整理したいなぁ(爆)。
火を入れてみると・・・動いたぜ♪
ようやく正規に取り付け・・・おぉ、結構様になりますな♪
しかしレカロの重い事おもいこと・・・筋肉痛になりそうですなぁ(笑)。
リモコンはマジックテープでシート本体のサイドに取り付け。
実はこのシート、左右逆に取り付けています。
元々の助手席側の方が革の状態が良かった(柔らかい)のと、
中央センターコンソールとの間が非常に狭いので、リモコンを置く場所も無い為、です。
しかしギリギリで収まったなぁ(笑)。
ランバーサポート用の手動ポンプは丁度サイドブレーキ横奥に来るので、何とか動作も可能。
左右逆でも全く問題なし、です。
シート着座位置を同様に糸を張って確認してみましょう。
すると・・・
上:ノーマルシート位置/下:レカロ
着座位置
▲36mmダウン(左から二番目->ノーマル:934mm/レカロ:970mm(長い=シート位置がダウン)
膝下位置
▲44mmダウン(一番右->ノーマル:856mm/レカロ:900mm
ステアリングオフセット量
ノーマル:車台右側+10mm/レカロ:右側+15mm
実は膝下の高さが一番気になっていました。
嘗て1号機ガンメタ号GT-RにSR-1を入れた際(実はAE86から流用だ!)、
膝下が高くなり寝そべるような恰好になった事、
そして何よりシート位置を一番下げてもクラッチを踏む際、膝下に圧迫感を感じて、
結局取り外して経緯があったのです。
ノーマルよりもシート自体前下がり、且つ着座位置が下がった事でよりスポーティなポジションになりました。
ステアリングオフセットも違和感はそれほど感じません。
実はシート位置、そしてステアリング位置には結構神経質・・・。
前後何処が定位置か、ステッカーで常に解るようにしておきましょう。
(赤GT-Rも同様にシート前後・リクライニング位置、ステアリング上下・テレスコ位置は全てステッカーでポジショニング)
ヘッドレストの位置も調整しましょう。
高さが低いので上に上げると・・・金属のシャフトが丸見えで何となくカッコ悪い・・・。
ホームセンターで見つけた、丸ウレタンを通して、ちょっと見栄えが良くなりました(かな?!)。
早速試乗、と思いきや、カミさんが宇都宮に行きたい、
更には塾に行っている次女と待ち合わせて夕食を食べよう、とな。
しょうがない、取り敢えず助手席に乗ってみて。
レカロって医療用の云々かんぬん・・・
・・・あら?!寝ちゃいましたなぁ、きっと乗り心地も良いのでしょう(笑)。
宇都宮パルコの前で待ち合わせ。
街並み、そして石畳の車道で一枚。
結構赤のシートは目立ちますなぁ。
美味しく食事も食べ、次女を再び塾に送り届けて。
次女曰く、”後ろの席、すっごく狭いんだけど!何でジュークで来なかったの?”ですって。
まぁ、ノーマルよりも背面が大きくなっていますからねぇ。
”ジュークのシートは身体に合わないから何とかしたい”とかねてからカミさん曰く。
これを機に、ジュークもレカロにしちゃおうかな(笑)。
暫く乗った感想は以下ですね。
<良い所>
・腰回りが落ち着く事で腰の痛みに繋がる違和感は全く感じない
・シートヒーターは非常に快適。車両側のヒーターを入れなくても全身温まる
・着座位置が下がった事で、ドライビングポジションが改善され、
特にアクセル・クラッチの操作性が劇的に向上した
(上から踏む->前に押し出す)
・何より赤い本革は、オープンでは大変目立つ
<ちょっと改良要の所>
・やはり革は大変滑ります(分かってはいましたが)
・右足太ももがシート骨格に若干干渉、長距離で痺れそう
(今までドアアームレストがパッドの役割をしていたが、ポジションが下がった事で
シートに寄り掛かるようになった為)
・レカロベントは効いている?!かどうか微妙
まぁ、少しずつ改良していきましょう。
これもまた楽し、でしょうか。
カミさんジューク用レカロも手に入れたいな~・・・。
・・・・何て企んでいたら報いがきました・・・・
今度はコンソールのノブが壊れて開かなくなりました。
直ぐにDに確認してみると・・・
”もう製廃で在庫無し。中古他、探すしかないです”との事。
う~む・・・浮かれていてはいかんな。
しょうがない、某オクでもコンソールを探してみるかな。
しょうがない、明日からまた真面目に仕事をしよう・・・。