某螢りん氏や某こんきち氏を始め、自分の車を載せて北海道を旅する方を度々見かけます。
正直、羨ましい。
北海道に行く事自体も楽しいと思いますが、自分の車を普通では持ち込めないところに持ち込むなんて、なんて、なんて楽しそうなの…。
しかし、カーフェリーを利用するには相当の費用と休暇日数が必要であり、なかなか機会を得るのが難しそうです…。
しかし、離島に車を持ち込んでみたい!
という事で、新潟県佐渡市へ渡ることにしました。
一番近いカーフェリーの使える離島だから、という理由だけです。
居ないと思いますが、このブログ見て佐渡に行きたくなった方向けに、簡単な手順を記載します。
ここでは新潟港~両津港の場合です。
複数人の場合は、追加で船室分の料金(2等で2,420円)を支払う必要があります。
新潟港と午前2回、午後3回の計5回が運航予定となっています。2時間半の航行です。
②当日、新潟港のターミナルへ。入り口で。遅くても出航30分前くらいには到着していたいです。20分前くらいには、車を船にどんどん乗り込むようになりますので、車を離れる時間に注意が必要です。
③船に乗り終わったら速やかに車から離れ、船室に向かいます。航行中は車に近づく事が出来ません。

という事で、上記の②のシーンです。
かなり早めに到着しました。平日なので、周りはお仕事の車が多いようです。大型トラックも多くおります。
搭乗する船は「おけさ丸」という名前で、乗用車だけなら290台を収容可能という大型船です。
ちなみに自転車は本来持ち込みは別料金になりますが、搭載可能という事です。
なお、自転車のイベントがある時にはサイクルキャリア禁止になるようですので事前にお問い合わせ下さい。
問い合わせまでしてナンですが、自転車を使う予定はないので、今回は持ってきませんでした。
係の方がお守りをくれました。
一応、何か配慮をしてくれるような標示に思いましたが、実際はそんな事ありませんでした(笑)
カーフェリーに乗るのに大きな段差があったらどうしようと思いましたが、おけさ丸はかなりフラットでした。もう1つの主力カーフェリー、ときわ丸はどのようかは分かりません。
以前、シャコタン車が船に迷惑をかけていたという話を聞きましたので、走行に支障のあるくらいの車はカーフェリーを避けましょう。
収容が完了しました。
カーフェリーのロビーです。
食堂や売店、ゲームセンターもありました。
この日、早朝の出発だったので疲労が予想されたので、生意気にも1等船室を予約しておきました。と言っても2等船室とは1,000円程しか変わりませんが。
1等船室。
1等とは言っても個室ではありません。2等はマットもなく、絨毯敷きの床だけとなります。
2時間半の短い間ですが、利用者が3人程しかいなかったので快適に過ごせました。
出航します。外に出る事が出来ます。
理由は分かりませんが、ずっとウミネコが付いてきます。
カモメがいるという事は陸が近いってことだとジョジョで教わりました。
ありゃカモメじゃねえーぜ、ウミネコだ。どうやって見分けるか?ニャアニャア鳴くのはウミネコだ。
「こ、これはマエケン体操!」
朝飯は、売店で購入しました。
道の駅が廃止されるのかと思いきや、移転するらしい。
では、そろそろ到着なので車に戻ります。
前から順番に出ていきます。
9:20発~11:50着といった具合だったので、佐渡1日目は午後からのスタートです。
車で船を降りたら、そのまま市街に突入します(笑)
まずは両津港から久知川ダムへ向かいます。
何故なら、佐渡でもらえるダムカード3枚のうちの1つがここであり、写真が必須となるからです。
土日祝もOKなのは助かります。
久知川ダムに到着です。
わナンバーのレンタカーが1台停まっており、ダムを撮影している方がいらっしゃいました。
レンタカーの多い佐渡では、多くがシルバーのコンパクトカーorミニバンなので、青い86は目立ちました(^-^;
ダム自体は、どこにでもある重力式コンクリートです。
上の写真通り、堤頂を歩くと行き止まりになっており、特に見るべきものはありません。
しかし…何故か堤頂にはカブトムシ、クワガタムシ、カニがところどころに散らばっていました。
誰か食べているのか?ジョジョ3部のラバーソールみたいなスタンド使いが…。角吐き出してたし。
※ジョジョの奇妙な冒険15巻 黄の節制②
ここで久知川ダムカードをもらえるわけではなく、大野川ダム管理事務所でもらう事になっています。
ダム離れて、南下しながら東側の海を目指します。
佐渡にダムカードだけを取りに来たわけではありません。
佐渡には、新潟県道45号佐渡一周線という県道があり、島の周りに長い県道が設けられています。
日本の県道の中で最も長いのが、この佐渡一周線です。
この佐渡一周線には随所に旧道跡が見られます。ここ千把平隧道は工事現場だったのであまり近づけませんでした。
佐渡一周線は狭隘区間も多く、北西、南東の一部は一車線区間もあるなど険道具合が顕著になります。
大体は完全2車線で、快適な道路となっています。
こうした隧道跡は、かつての狭隘区間の名残です。
なつかし?のアニメ、けいおん!の唯ちゃんが。
私は同社のK601というモデルを所有していますが、音1つ1つを楽しめるので10年経っても気に入っています。
120Ωという高いインピーダンスなので、鳴らしにくいですが…。
昔はイヤフォン・ヘッドフォン好きで多く持っていましたが…今はK601と、BOSE on-earと中国製Bluetoothイヤフォンしかありません(^-^;
ここも隧道跡の近くでしたが…藪が濃くて近寄れず。
代わりに公衆電話(^-^;
今は城ヶ鼻付近です。
南へ移動します。
松ヶ崎地区に来ました。
ここの地区は、本来の名前以外に屋号があるようです。
多くのお家に、このような屋号が付いています。
ここで車種当てクイズ。
これは何でしょう。
ダイハツ、AISIN、トヨタ。
海に近い。
ダイハツの軽トラ、という名前でしょうね。
ここに何だかよさげなスポットがあったので撮影しましたが、車を撮るのは苦手です。
得意なものも無いんだけど。
また旧道があったので、停めてしまいました。
海風で風化した御地蔵様。
地図では道が繋がっていますが86で行けるか分からないので、歩いて進んでみます。
微妙に手入れされている。
86は無理。というか旧道が長い。
カーブミラー。
運賃変更地点。
下がる事は考えにくいので、上がるんだろうな。
出発して500m程の地点から怪しくなってきた。
ここから物凄い数の竹が倒れています。
人為的に切られたものが放置されているのか。
めちゃくちゃ通りにくい。
夏だったので、こんなところは物凄い数のクモがいます。
この区間だけで100以上の巣を破壊したと思います(笑)
竹を抜けると、今度は藪。
苦労して写真を何枚も撮っているのですが、こんな写真を何枚も載せても誰も得しないので1枚だけ…。
デカいカメラがもう傷だらけ((+_+))
旧道を抜けました。
40分もかけて抜けても面白い事は1つもありませんでした(笑)
帰りは現行トンネルを使います。
1,100mのトンネル。
旧道が長いわけです。道は快適でも20分かかりました。
丁度1時間で戻ってきました。
青の洞窟と言われる場所に向かいます。既に17時近く…。
船でないとみられないという書き込みもありましたが、陸路から向かいます。
この、右端の道が切れているあたりですね。
外国人がダイビングを楽しんでいたようでした。
何か入りにくそうなところを入っていきます。
トンネルというか洞窟?
倉庫のように、色々なものが置いてあります。
琴浦洞窟。青の洞窟とも言われる場所。
確かに青い。
感動するかというと、どうでしょう(笑)まぁ、青いね。86の方が青いかな(笑)
こちらは竜王洞というのが正式な名前のよう。
洞窟の中。
天気、時間帯や、船・ダイビングだと違うのかも知れませんね。
看板には、青の洞窟とは1つも触れていない。ちょっと残念。
1日目の最期は、野崎トンネル旧道。
既に17:40を指しています。竹の旧道探索は余計だった…。
詳しくは、こっちで。
予約していたホテルは、平日で人が少なかったのか、ワングレード上の部屋を手配してくれました。
1人なのにこんな広くていいのか(^-^;
では、また明日へ。