「始まりは、実に奇妙な殺人事件だった。
パリのルーヴル美術館で発見された、
館長のジャック・ソニエールの他殺体は、
レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた
「ウィトルウィウス的人体図」を
模した形で横たわっていた・・・」
みなさん、おはようございます。
先週に続き、やっぱり見とかんといかんでしょ、
“ヴィンチ村のレオナルドさん”は。。。
で、先日のアポロの満席に続き、MOVIX堺に
『ダ・ヴィンチコード』を見に行きました。
さすがに平日、空席だらけ! しかも朝一番は1200円!
得した気分でじっくりと観ることができました。
この映画、フィクションであるにもかかわらず、
冒頭で実在の組織名を挙げたことにより、
日本はもとより世界中で賛否両論評価の分かれた作品ですが、
あの大作を2時間半に集約したスピーディーな展開
(早すぎて見落とすと、後々わからなくなります)と、
緊迫感と重厚感のある映像の妙もあいまって、
一映画としては、一級のサスペンス作品でした。
世間で言う、歴史的・宗教的背景や原作などを知らなくても
十分に楽しめます。勿論、そのあたりを熟知された方は
もっと別の愉しみ方や異論もあるのでしょうが、、、
結局のところ、レオナルド・ダ・ヴィンチは、
「万能の天才」であるがゆえに、当時のローマ教皇が支配する
社会及び神の存在に疑問が深まり、人間そのものの存在を
作品を通して後世に伝えたかったのではないでしょうか?
最後にこれから観られる方へ
知的好奇心旺盛になってからご覧になることをお勧めします。
面白い映画です。
それでは又来週、植田茂夫でした。
=== ワールドカップまで、いよいよあと5日!===
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Posted at 2006/06/04 23:56:18 | |
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