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フォースフィードバックホイールには設定用・ドライバソフトの他にも、オマケとしてフル版のゲームが2本付いてくると言う豪華な仕様でした。
ゲームはマイクロソフト製の「モンスタートラックマッドネス2」と「カートプレシジョンレーシング」。
アメリカのCARTシリーズをフューチャーしたカートプレシジョンレーシングはフォーミュラ系なので、ハンドルコントローラーの優位性を認識するのに丁度良いし、ビックホイーラーのトラックが激突する「モンスタートラックマッドネス2」はフォースを体感するのに最適でした。
カートレースの方は平凡な出来で、直ぐに飽きてしまいましたが、モンスタートラックの方はプレイそのものが凄く楽しくて、対戦も快適、ハンドルコントローラーを使わなくても、モンスタートラックマッドネスは熱心に対戦プレイしてました。
本格的なゲームソフトが2本も付いてくるのは単純に楽しみでもあり、嬉しかったです。
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全体像です。
相当に大きな物で、ハンドル本体と、ペダルのセットになってます。
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ハンドルは前面に6っつのボタン、ハンドルセンターに「フォースボタン」があって、この「フォースボタン」を押さないとフォースが発生しません。
ボタンを押すと、ウィーーーンカカカカ・・・と動いて、自動的にハンドルがセンターに復帰して停止します。
かなりカッコ良いです!(笑)。
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ペダルは2ペダル。
手前の足置きも大きくて、設置しても安定感があります。
ペダルユニットは軽い物なので、勢いよく踏んじゃうとひっくり返っちゃいます(笑)。
私はパソコンデスクの下のパソコン置き部分にガムテで固定したりして、両足を使ったりしてました。
左足ブレーキも使えたと記憶してます。
ペダルには電動フォース機能は無く、単にバネで反発するだけですから踏み心地はフナフナしてましたが、全く判らないほどじゃなく、十分実用になりました。
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ステアリングホイールの裏側には左右にスイッチが配置されていて、F1のパドルシフトのように、このスイッチを使って変速操作をすることが出来ます。
しかし、ハンドルをグルグル回しながらパドル操作するのは結構難しいんですよね、確かロックトゥロックで270度位しか回らないハンドルなんですが、余り使う機会が無かったです。
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固定にはハンドルユニットの下部に付いている大きなレバーとクランプで固定します。
デスクなどの天板の厚みによって調整できる構造で、巨大なレバーをガチャンと倒して机に挟み込めば、しっかりと固定されて滅多な事では動いたりしませんでした。
撤去する時もレバーをガチャンと外せば簡単に机から外れますので、とても快適でした。
伸びているコードは手前がペダルユニット、奥が電源、2本の上から直接出ているのはジョイスティックポートに接続するコードです。
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ジョイスティックポートに接続するコネクタ。
普通のジョイスティックよりも端子の数が多く、MIDIポートまで使ってフォースの制御をしていたようです。
このため、延長ケーブルと言う物が存在せず、秋葉原のラジオ会館のケーブル屋さんで同じ形状のコネクタの「全結線」と言う延長ケーブルをわざわざ買ってきて延長したりしてました。
当時はジョイスティックの切り替え機なんて物も存在したのですが、当然ほとんどのジョイスティック切り替え機では使用することが出来ませんでした。
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このホイールの名物、巨大ACアダプタです。
何しろでかすぎるので、テーブルタップに割り込ませることが出来ず、これも延長ケーブルを買ってテーブルタップに接続してました(^_^;)。
今までの「アメリカンクォリティ」なジョイスティック類の出来とは一線を画す高品質で無故障のハンドルコントローラーでしたが、こんな所はアメリカンだなぁと妙に感心してしまった記憶があります。
このハンドルコントローラーもキーボードの設置場所に困りました。
以前のスラストマスターフォーミュラT1は角ばった形してたので、ハンドルの奥に縦かけておけば何とかタイプも出来たんですけど、フォースフィードバックホイールは全体的に丸いデザインなので筐体の上に置きようが無く(^_^;)、困った私はサイドテーブルに無線キーボードを置いてチャットしたりして遊んでいました。
現在ではジョイスティックポートがサポート外となってしまい、使用することも出来ませんが、特に故障しているわけでも無く、高額だった上になかなか楽しいデバイスなのでなかなか捨てる事が出来ません(笑)。
子供の玩具にでもしようかと思ってますが、古いPCをレストア(?)して復活させたくもあり・・・暫く廃棄には迷うと思います<ってもう何年?(笑)。
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