古いカメラを入手、デジタル化を検討中です。

ふとリサイクルショップのショーウインドーの中に見つけた、古い蛇腹カメラ。スタイルの美しさと、無駄のない設計、もちろん中古価格（とても安かった）事もあり、後日、オークションで入手しました。
　手元に来てから調べたところ、ミノルタ製で１９5？年頃～のもののようす。露出、絞り、シャッタースピード、ピントとすべてマニュアルですが、簡単な整備で撮影できそうな状態になりました。最初は、レンズをはずし、内部にＷＥＢ－Ｃａｍを仕込んで、ＷＥＢカメラにでも使おうかと思ったのですが分解組み立てをしているうちに、堅牢、軽量、合理的な工夫に先人の技とこだわりを感じ感動し、自然と当時の設計、製造関係者に敬意をいだくようになりました。
　こうなるとなんとか像を見てみたくなり、かといってただ当時のフィルムで写真を撮影するのも少し面倒。ということで、とりあえず、デジタル一眼ボディーを手持ちで密着させ、マクロレンズ風に撮影したところなかなか面白い像を結びました。これに味をしめ、本来フィルムが来る部分にピントグラスを設置して、どんな像が結ぶかを見てみたいと思っています。その次は蛇腹の固定部分に小改造をしてフランジバックをあわせ、デジタル一眼レフを取り付けて撮影もしてみたいと思っています。

レンズコーティングのない時代のカメラですが、光の具合を調節すれば、面白い写真がとれるのではないかと？
思っています。さてさてどうなる？