2cvのスタッドレスタイヤを考える。

2cvは軽くて、FFでホイールベースが長く、最低地上高も高い。タイヤも125/15と純正は細いので、雪道にとても強いのですが、アイスバーンを考えると、スタッドレスは必須。
今年は、雪道に行きそうなので、2cv用のスタッドレスタイヤ購入を検討中です。

125/15はノーマルタイヤ自体も普通の価格では手に入りにくいので、135/70R15か145/65R15という事になります。135-15は現在履いているナンカン製の夏タイヤです。

タイヤはゴムなので、同じホイールに何種類かのタイヤをつけられるのですが、問題はメーター誤差がでる事。そこで計算してみると以下のようになります。　タイヤの外周が純正よりも大きいと、おなじ一回転でも余計に走る事になるのでメーター読み40Kmで走っていても実際にはそれ以上のスピードがででいる事になります。2cvのような非力な車では、ハイギアードになり高速の坂道ではつらくなります。

125-15
タイヤの厚み(125mmX82%)X2=200mm
タイヤの直径381mm+200mm=581mm
タイヤの外周581X3.14=1824.34mm

135/70-15
タイヤの厚み(135mmX70%)X2=189mm
タイヤの直径381mm+189mm=570mm
タイヤの外周570X3.14=1789.8mm

135-15
タイヤの厚み(135mmX82%)X2=221.4mm
タイヤの直径381mm+221.4mm=602.4mm
タイヤの外周602.4X3.14=1891.536mm

145/65-15
タイヤの厚み(145mmX65%)X2=188.5mm
タイヤの直径381mm+188.5mm=569.5mm
タイヤの外周569.5X3.14=1788.23mm


標準の125-15からみると、135/70-15は-1.9%、135-15は+3.7% 145/65-15は135/70-15とほぼ同じとなり、 40km/h時に135-70-15は39.24km/h、135-15は41.48km/h　145/65-15は39.2km/h

車検ではこの年式だと十分許されている範囲に入ります。

という事で、
135/70R15が、価格COMの安い店で 8000円くらいでした。
少し太くなりますが、雪国の多くの2cvが履いていると思われる、純正タイヤと周長がほぼ同じの145/65R15だと6000円ほど。

現在の候補は以下の通り。

TOYO
GARIT G4 135/70R15 70Q

ダンロップ
DSX-2 145/65R15 72Q

安くて、実績がありいろいろと選べるとなると、145/65R15から選ぶ事になりそうです。高速で減りにくく、アイスバーンとシャーベットに強い長持ちするタイヤが希望です。