familykのブログ一覧

　標高差２００ｍ程の山谷ある田舎をのんびりと二日に渡り、電動アシスト自転車で走る機会がありました。私の二日間の愛車は、パナソニックのハリア旧アシスト基準のもの。
ハリアとともに、パナソニックの新アシスト基準のママチャリ電動アシストタイプ(10アンペア)と健脚のベテランが乗るノーマルのMTBというかわった組み合わせでの本格的なサイクリングを交えた試乗でした。

　簡単に言うと、想像以上に電動アシストの効果は高く、ちょっとした峠なら平地に見えるほど。もちろんアシストの切れる時速２４ｋｍ以上や、乗り味、空走性能などは自転車本来の性能に依存しますが、発進や登り坂での力強さは、まさに異次元の体験でした。なんと峠を登って、汗をかかずに少し体が冷えました。

　私は平地ではアシストを切っていたので、二日で５６キロ程の１/３の急な登りの区間のみをアシストを効かせて走ったことになります。消費した電気は、１０アンペアのバッテリで五段階の二目盛りほど。低いギアでペダルをぐるぐる回して登るとアシストはなかなか働かず、少し高目のギアで弱くペダルを踏むと、ぐっとアシストが働くので、通常とは違うペダルの踏み方に慣れが必要でした。またスピードを出し過ぎるとアシストが切れるので、のぼり坂でのスピードの出しすぎに注意も必要でした。

　いっしょに走った、電動ママチァリの場合は空走性能がハリアより悪い分アシストをより必要としたり、ギアも内装三段、などもあるためか、約倍の電気を消費した様子です。とはいえ、電動無しMTBに乗る、健脚のベテランを上回るほどの性能を示しました。

平地では普通のスポーツ自転車として楽しみ、峠で疲れたら、アシストで上る、そんな楽しみ方もありかと感じた二日間でした。