スタッドボルト脱落　エクゾーストマニホールド

7月末、芦有ドライブウェイからの花火鑑賞ドライブに向かうために走り始めると交差点からの発進時に聞き慣れない音が小さく聞こえる事に気がつきました。

ピッチの整った断続的な音でした。

車両を停車させてタイヤを確認すると左前輪に粘着性のある紙が張り付いていたので原因が判ったと思って剥がしてから再スタート。
しかし、やはり遠くの方からのように小さなビート音が聞こえていましたが六甲を登り始めた時にはそのビート音も聞こえなくなりました。

数日後、ブリーズさんで発生源を確かめて頂くことになりました。

原因判明、エクゾーストマニホールドの4番シリンダー固定ボルトが2本抜け落ちて僅かに排気漏れしていたようです。
加速時の高圧力ガスでに漏れていたのでしょう。
熱で膨張すると排ガス漏れが収まっていたのかもしれません。

この日は暫定処置として通常ボルトで仮補修をお願いしました。

1番から3番のボルトナットは緩みや抜けは無いとの診断でした。

後日スタッドボルトとロックナットが入荷したと連絡を受けて改めてボルト埋め込みとロックナット締め込みの本補修をお願いしました。

今回はエクゾースト固定ボルトの抜け落ちで何時発生したのか判りません。
おそらく1本が先に抜け落ち、その後振動が高まってもう一本も抜け落ちたんではないかと思っています。

ボルトの破断では無くて抜け落ちでしたので不幸中の幸いだったと思います。
ボルトの剪断が発生していれば大変な作業でした。

4気筒車の4番エクゾーストマニホールドでしたが、伺えば6気筒車も後方側のボルトナットの緩みが多いようです。何か原因や傾向があるのでしょうか。

ヘッド後部端面のガスケットからもOILが滲んでいるようで近日中にガスケットを厚めに代える処置が必要のようです。