コンソール付近のメンテ　パネルの強化と交換等

コンソールパネルに生じていたクラックや欠損を発見して簡単な補修ですませたのが2021年1月。

昨年、パネルにクラックが新たに発生していることを見つけていました。

新パネルも持っていたのですが交換が面倒で見て見ないフリをしていましたが・・・新パネルもソロソロ出番と観念して面倒なコンソールパネルの脱着交換作業を初めてしまいました。

新パーツと言っても成形後数十年の枯れ気味樹脂の経年品ですから交換しても同じような箇所に応力割れも発生するはずです。

ならば・・・出来る範囲で予防補強を試みることにしました。

新鮮な（？）プラ板と溶着接着剤を用いてスイッチ等と干渉しないことを確認しながら補強してみました。

ここまで分解したので内部清掃や配線整理、定番のサーボモーターのビス等の増し締めをしておきます。

バックライト電球は生きていましたが予防交換しておきました。

補強の効果でしょうか、押しボタンスイッチの組み込み時に明らかな剛性感がありました。

以前からセンターコンソールと後部コンソールとの間付近からギシギシと嫌な音がすることが有りました。
シリコンスプレーを流し込んでもあまり効果的ではありませんでした。

嵌合部の隙間に発砲テープ等を張る事も考えながらゆっくりと発生源を探ってみるとどうやら嵌合の爪裏面と穴の触れる部分の擦れが原因の大半と判断しました。

（爪の裏面だからシリコンスプレーが届かなかったのでしょうか？）

よって、差し込み口との線接触を面接触に広げるために爪部の肉抜き成形された部分をプラ板で埋め込んで平面化し、アルミテープを貼り、シリコングリスを塗布する施工でギシギシ音は概ね消えてくれました。
（爪裏にシリコングリス塗布だけでも効果が有ったかも・・・）

26年前に取り付けたDVDナビのモニター取り付けベース金具はそのまま買い換えた2機のPNDナビの取付けに使用出来たので深く考えずに使用し続けていました。

現行なのですが地図更新も止まって退役が近そうな2機目のPNDナビは手を翳すだけの非接触で倍率操作ができる（大変便利です）クレードルベース経由でのNAVI取り付けをしていますがクレードルをダッシュに直付けしてみることにしました。（今さらなのですが）

これまでより画面が上り、斜め前方下方が少し見にくくなりましたが、今時の車のようにモニターがダッシュから飛び出た仕様風に少しだけスッキリしたと自己満足。

5月にパイオニア社に質問した際に最近のNAVIはVICS受信は車載のFMアンテナから信号を分岐しているとコメントを受け、今回の分解作業で市販のVICS分配コード入力に変更し、3月に自作したVICSアンテナを撤去しました。

ウインドウ固定による方向性や内部配線との電波干渉等の無い外部アンテナの効果でしょうか内装アンテナとのVICS感度の差は明白で今回の作業一番の喜びでした。
これならばもう少し現役を続けてくれそうです。

ナビ周りの接続線が気になりますがしばらくはこの仕様で過ごすことになると思います。