Microlon SUPERHYBRID
使用日:2021.5.29(118ml) / 7.14(118ml)
ODO:42998km~ / 43388km~
エンジン内部の摺動部分をフッ素樹脂コーティングする金属表面処理剤。
似たコンセプトの物は、プログレでは「ZOIL/ゾイル」を、GXS12クラウンでは「進化剤」を使ったことがある。マイクロロンは初めて。
施工に適する下記条件が揃ったタイミングで、燃料系統用「GASTREAT」と同時投入。
・注入前エンジンオイル交換 ← 交換後走行10km
・注入前オイルフィルター交換 ← 交換後走行840km
・注入後30km以上走行 ← 長距離走行出発前
【SUPERHYBRIDの特長】
SUPERのつかない「HYBRID」の後に発売された新製品。ハイブリッド車だけでなく、全エンジン車に使用可能。
従来製品比で、
・施工の手間が少ない(処理必要時間・回数)
・容量が少ない(効果は同等)
・値段が高い(実売価格約1.5倍)
【施工手順】 (四輪車4サイクルエンジンの場合)
・エンジンオイルとオイルエレメントを交換
(効果を高めるため)
↓
・エンジン始動・暖機
アイドリング状態で水温上昇を待つ
↓
・本品の缶を、1~2分 よく振る
・缶内の液体を、付属の注入器に移す
必要に応じて注入器に延長ノズルを装着
(容量236mlに対し注入器100ml強…2回に分け注入)
↓
・エンジンを止め、オイルレベルゲージを抜く
・エンジンをかけ、本品をレベルゲージ孔からゆっくり注入
(排気量3000cc以下は全量投入)
(吹き返しがある場合はエンジンを止めて注入)
(フィラーキャップからの注入は基本NG)
・オイルレベルゲージを元に戻す
↓
・直ちに30km以上走行する(エンジンは止めない)
※走行100kmまでは高回転を控える
※走行800kmまではエンジンオイル交換NG
・作業の感想・
缶の栓が固くて素手では開かず手袋を探したりして手こずり、その度シェイクする羽目になった。(約20分暖機できたのはケガの功名)
“ゆっくり注入”の部分、ぶちゅ〜っと けっこう勢いよく エンジンも止めずに入れてしまった。
□GXS12 お薬手帳□
2021.5.29 半量(118ml)注入
ODO42998km~
約200km走行
2021.7.14 残り半量(118ml)注入
ODO43388km→43420km
31.3km走行 (約3時間)
施工中回転数:発進2500/巡航2000/上限3000rpm
コート定着(100km走行):43488km
高回転使用解禁(100km走行):43488km以降
オイル交換解禁(800km走行):44188km以降
2021.7.17 コート定着&高回転使用解禁距離到達
2022.3.2 オイル交換解禁距離到達
2022.3.6 オイル交換
【インプレッション】
・1回目走行時 (連続走行200km)
エンジンが静かになり 燃費計表示値も高くなった(ような気がした)が、慣らし運転で回転数を抑えて走っていたからだろう。
開栓時に少しこぼしてしまい、エンジンより先にマイクロロンの缶をコーティングしてしまった。
・2回目走行時
走行中、エンジン以外の音が耳につくようになった(気がした)。
・3回目走行以降
2021.7.14 残り半量追加&約30km走行。6月にマフラーを交換、音量が増したため それ以前との比較がしにくくなってしまった。
・4回目走行以降
2021.10.30 大音量にも少し慣れてきたマフラー、純正からの交換による悪影響はあまり感じない。発進加速時の食いつき、メーターの針の上がり方、変速タイミングなど、ATF交換後からの良好なフィーリングを保っている。本品による効果もあるかな?
【さんぴりょうろんまいくろろん】
マイクロロンは、昔から賛否両論だった製品。そのこともあって、試す機会がなかった。今になって購入したのは、お世話になったDへお返しの気持ちから。
【テフロンについて】
フライパンの加工で有名な“テフロン”は、米デュポン社が開発した PTFEをはじめとするフッ素樹脂の製品名。今日 日本においては、フッ素樹脂加工の同義語として一般名称化している。
1938年 PTFEの発見誕生
(原爆製造に貢献したと聞くと一寸哀しい…)
1946年 製品化
1961年 フライパン「ハッピーパン」発売
2015年 子会社ケマーズが独立(現在商標を所有)
本品では フッ素樹脂もしくはマイクロロン樹脂との表現がされていて、テフロンの文字は見あたらない。
http://www.tbs.co.jp/gacchiri/archives/2007/0114.html
【自動車メーカーのエンジン部品表面加工】
(ピストンリング、バルブリフターなど)
PVDコーティング,DLCコーティング,WPC処理etc.
フッ素樹脂加工は、エンジン部品には使われないのかな?
https://www.chukoh.co.jp/products/processing-material/ptfematerial_filler/
【また半分…】
今回、燃料系統用GASTREAT と エンジン用SUPERHYBRID どちらも半量しか注入しなかった(できなかった)のは、万一のダメージも半分で済ませたいという 石橋を弱々しく叩く我情が影響している。1G-FE VVT-i様の機嫌を損ねたら 泣くに泣けない。唯一の拠り所は、Dの馴染みエンジニアから薦められたから買ったという 無形の永久保証。(←勝手かつ強引に解釈)
マイクロロンの液体の大半は洗浄成分が占めると考えると、下準備としてスラッジやデポジットを落としきるためには 素直に規定量入れるべきだったかもしれない。
追記:プログレにも奢ることにした。施工時には、迷わず全量注ぎ込むことにしよう。
【Microlon エンジン用ラインナップ】
■メタルトリートメントリキッド レギュラー 黒缶
8oz (236cc) ¥6600 排気量1300cc迄
16oz (473cc) ¥11000 排気量2800cc迄
32oz (946cc) ¥19800 排気量6000cc迄
■XA 上級モデル 白缶
8oz ¥12100 排気量1300cc迄
16oz ¥20900 排気量2800cc迄 (〜6000cc迄2本)
速効性有・約2時間走行で90%以上定着
■ハイブリッド ※HV専用 銀青缶
約2時間/約100km走行で定着
8oz ¥7700 排気量1500cc迄
16oz ¥13200 排気量3000cc迄 (〜6000cc迄2本)
■スーパーハイブリッド 銀緑缶 ※本品
約2時間/約100km走行で定着
8oz ¥14300 排気量3000cc迄 (〜6000cc迄2本)
★☆ マイクロロン スーパーハイブリッド ☆★
エンジン保護剤 全エンジン車対応
必要量目安(4サイクル車):排気量3000cc迄…1本 6000cc迄…2本
注入後必要走行距離:30km以上(エンジンは止めないこと)
コートの定着:2時間または約100km走行
効果の持続:数万km
液体香:におい薄めな油系
容器:金属缶(リング,ブリッジ無し)
パッケージ:シュリンク包装あり
内容量:236ml / 8フルードオンス
付属品:取扱説明書,注入器(100cc),ノズル(30cm),エクステンション,年月日距離記入シール,ステッカー(再帰反射タイプ),アンケート応募用紙
液体色:緑色
推奨使用期限:開封後1年以内
輸入発売元:(株)協和興材
JAN:4996992010348
缶底記載:0L24
<TMT Microlon Premium Set >
SUPER HYBRID 8oz 14300円
GAS TREAT 3960円
計18260円 → セット価格13200円
(価格は税込・購入価格はセット割)
https://www.microlon.co.jp/product/p_sh_main.php
-
本体(缶)、注入器、延長ノズル、アタッチメント
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パッケージ
(シュリンク包装あり)
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説明書、年月日距離記入シール、ステッカー(再起反射タイプ)、アンケート応募用紙
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説明書
注意書き
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説明書
処理の手順
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Microlon商品群
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本品は、Dにて車検時に購入した
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左:従来タイプ(メタルトリートメントリキッド)
右:SUPERHYBRID+GASTREATのセット
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2021.5.29 118ml注入&30km以上連続走行
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2021.7.14 残りの118mlを追加注入&30km以上連続走行
定価 | 14,300 円 |
---|
購入価格 | 13,200 円 |
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入手ルート | 実店舗(その他) ※D |

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