
9月7日の日曜日、三重県鈴鹿サーキット、サーキット内の交通教育センターで「NSXオーナーズデイ2025」が開催されました。
このイベントは、年に一度のNSXオーナーの祭典でホンダが主体でやっていました「NSX fiesta」が、NSX誕生30周年を機に一度終止符を迎えました。
しかしそのあとオーナー同士がその催しを引き継ぎ、2023年から開催しているイベントなんです。
その2025年の今年はNSX生誕35周年を記念したスペシャルイヤーということもあり、大変現地は盛り上がりました。
そのイベントを運営しているスタッフのメンバーの中に私の同級生nsx0001さんがおり、彼も初代NSX乗りなんです。
昨年もこのイベントのスタッフとしてサポートさせていただいており、今年もそのお手伝いを依頼されましたので、前日の土曜日から1泊で鈴鹿に行っておりました。
NSX0001さんと私。
これが彼のNSX2000年式。
私のTTEと一緒に「クルマ今年買おうか」と同じ年に購入した思い出深いものです。

さあイベントは日曜ですが前日から大変な準備がありますので昼過ぎには鈴鹿入りです。

主催でNSX Owners Day事務局のTさんも福岡から到着です。NC1のタイプSで
日本現定の希少な1台です。
前日の準備もある方はもう来場されています。
さあまずは来場する皆さんへ配布するグッズ、資料の袋詰めです。
一人一人にハードプラで作成したパスや、ポロシャツ、フォトブックなどを名前、サイズ、参加人数などを照合して袋詰めです。
地味に大変な作業です。。。。


その作業も黙々と完了させて夕方になりました。
そのあとはサーキットホテルへ移動です。
ここでは前日の夜に「NSX night」と銘打って、パーティが開催されるんです。
希望の方々だけ参加のパーティです。



NSX0001さんと一緒に進行のお手伝いをさせていただきました。
さあ乾杯です。
美味しい料理に舌鼓ですね~。
1年ぶりに会った仲間との歓談いいもんですよね。



さあ宴もたけなわですが、ここで登壇する方々は。。。。。。
この方々、初代NSX、2代目NSXの開発に携わられた方々。
一番右は現役スーパーGTドライバーの塚越選手です。
自身もNSXのオーナーなんです。
愛車を開発した方々にお会いでき、また当時のテストなどのお話を聞けるということは本当にうらやましいですね。
アルミボディの開発や、アライメントのことなど、大変興味深い話をきくことができました。
進行は同級生のnsx0001さんが担当。
最後に塚越選手と記念撮影していただきました。
ありがとうございました。
さあ2時間の宴が終わりました。
明日が本番なんで皆さん宿泊へ向かいます。
有料ですが、バスまで手配して数か所のホテルへ送迎することもきちんとしているところがすごいです。
その後ろは塚越選手のNSXです。
こうして前日の様子は終了です。
明日が本番、さあ2日目です。
まずは朝は、交通教育センター入口で担当スタッフの方が来場される方々のお出迎えをします。


カラー別に勢ぞろいです。






さあ開会式です。
主催で事務局のTさんのご挨拶です。
また今年も無事集まれたことに感謝の意を述べました。

昨晩のパーティでも登壇した方々も登場。
開発者の方々との交流いいですね~。
皆さん歓談に入ります。
その中で希望の方はスキッドパッドの練習走行へ。
皆さん滑りやすい路面で、ミッドシップの特性を感じ取っていました。



こちらは今回出展ショップとしてディーラーが参加。
ディーラーがNSXのレストアを手掛けていました。
衝撃的です。
メーカー主体でなく、オーナーに寄り添い困っていることに対応していく。
大変興味深く見ていました。


こちらは内装のショップ。初代NSXやビートなどのインテリアを開発した元メーカーのチーフデザイナーの方が立ち上げた個人店。
生地の手配から張替えの仕方に、純正然とした拘りがあります。
最後にこちらはホンダのメーカーのブース。
こちらは本当に驚きです。
今まで、そしてこれからもNSXのリフレッシュに寄り添っていく。
そのことを改めて発表されたんです。


今回直接今困っているパーツなどは何があるのか?
親身になって聞き取りをされていました。
私もパーツで困ってるんでこういうの見るとうらやましく思いましたね。
さあランチタイムです。
これもこのオーナーズデイのために特別に作ってもらったお弁当だそうです。
クオリティ高くて最高に美味しかったです。
午後からは室内でトークショーです。
先ほどご挨拶した開発者の方々に加えて、今回の目玉です。
特別に栃木の本田技術研究所とリモートライブで、初代開発責任者の上原さんのお話を聞けるというスペシャルです。

やはりアルミボディの優位性を述べられていましたね。
軽量と錆びないのでここまでNSXは生き残り続けることが出来ると言われていました。
オーナーの方々も貴重な時間で質問をすることが出来嬉しそうです。
そのあとは出展ショップの方への質問タイム。
メーカーでなくショップがきちんと受け皿になるという図式いいですね~。
ここでまたまた驚いたのはメーカーのテクニカル部が製廃になった部品を希望で生産していくという衝撃的な発表です。
これからネット上で欲しいパーツをリサーチ。
そこから多い物から生産をしていくというもの。
またメーカー内では代替わりがあり、初代NSXのことを知らない世代もいて、ショップの方々と連携していくというこちらも驚き。
メーカーが専門ショップに協力要請です。
NSXというクルマのなせる業ですね。
最後は鈴鹿サーキットパレードランです。

まずは記念撮影です。
皆さん嬉しいですよね~。
きれいに4列で整列です。
パレードラン開始。
手を振って見送ります。

これですべて終了。
今回もお手伝いを全うできました。
思ったのはメーカーとショップ、そしてオーナーのNSXへの情熱がいまだ冷めやらないでいるということ。
これは私も同じように年代が経ち、修理関係、パーツなどの困りごとが起き始めているときに、多方面からのサポート体制が35年経ってもあるという事実。
本当にいいですね。
やはりトヨタもホンダもスポーツカーには手厚い。
アリストも欲しいパーツリサーチとかしてくれるのを激しく希望します!!
今年もnsx0001さん、他のスタッフの皆さん、そしてオーナーの方々大変お疲れさまでした。
Posted at 2025/09/16 00:44:39 | |
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