
私のアリストTTEバージョン、2000年4月28日に新車で購入して19年になりました。
いつも大事に車庫保管してあげて乗ったら洗車して仕舞っておくという感じで19年過ごしてきました。
初めて見る方々には「きれいですね~」と褒められるときが悦な瞬間。(笑)
外装は私の努力で綺麗さを保持できますが、内部の機関類は大事にしていてもその個体差により修理する時期がやってきます。
3年前にはクランクシールからのオイル漏れに伴いタイベルの交換などを実施。
愛する2JZ-GTEエンジンのことですので一大決心して整備しました。
そして今回はとうとうエアコンを修理しました。
4月の車検時に冷気があまり出なくて、その時は今年もガスを入れて暑い季節だけでも凌げればと思ってとりあえずまたエアコンガスを入れてとりあえず様子見しました。実は昨年もそういう症状が出ていたためガス入れで凌ぎました。
そのとききちんと調べてもらうと原因はエパボレーターからの漏れと判明。
エキパンも詰まり気味なんでアイドリング状態が長く続くと、今回ガス入れても冷気が出て来なくなるかも?と言われました。
しかし修理にはインパネを外さないと修理できないと言われました。
それも古いクルマはインパネが割れたり傷がつくことを覚悟してくださいと悲しい宣告。
修理するのはいいんですがインパネのことで修理を躊躇していました。
しかしその後乗っているとそのアイドリングで効きが悪くなる感じがしました。
同時にエアコンの送風の臭いにエアコンオイルの臭いも混じるようになりこれはもう限界と思いずっと乗ることを思って、インパネの件も覚悟して、今回エアコンの修理を決心しました。
修理を依頼したのは「スミ電気工業所」。
市内のディーラーのほとんどがココに出すくらい信頼のあるお店。
事前に修理の仕方などを打ち合わせして、私のクルマのきれいさを認めてくださり雨に打たれないように天気予報を見据えて入庫する日を決めました。
本当に嬉しい対応です。
そして修理開始です。
仕事の合間に見に行っていました。
入庫して午後に伺うとすでにインパネが外れてる。
あっという間にバラバラです。

初めて見るTTEのインパネ裏です。
ちょっと感動。
ダクト口のスポンジも丁寧に貼り替えてもらいました。
やはりこちらも事前にお願いしてありましたが、掃除をさせて欲しいということでブロワ持ち込んで埃を吹き飛ばします。
そのときお友だちのいっちんさんが陣中見舞いにやってきました。
ちょうど良かったので(笑)お掃除を手伝っていただきました。
またちょうどお知り合いの板金屋さんもエアコン部品のことで来ていて、
以前私のTTEを見たことあり「まだ綺麗に乗ってるね~」と褒められたり。。


またその後、ブルマウさんご用達のサービスマン愛知トヨタのKくん来て、私のTTEを発見されちゃいました。
やはりここはディーラーの方々が信頼して来るお店だと実感。。。。
さあこんな感じに内装部品が勢ぞろいでバラバラ。
ちょっと心配になってきますよね。(笑)
外したインパネをじっくり見られるのもこんなときしかありません。
我ながらしっとりときれいなインパネです。
お店の方に「心配していたインパネは19年経ってると思えないくらい柔らかい」と感動していただきました。
割れる懸念は払拭されました。。。。。
いつもは掃除できないところのインパネの先端を拭きあげます。
構造体のパイプも掃除します。
そしてそのダッシュボードの裏を見ていたら・・・
製造日が記載されていました。
納車が2000年4月28日でしたので、その同月の4月10日とは出来立てホヤホヤのダッシュボードで生産されたんですね。
さて本題のエアコン部品ですが、まずは今回修理メインのエパボレーター。
外したものを見せてくれました。
年式の割には埃も付いていないし綺麗だと褒められました。
しかし黄色のエアコンオイルが漏れ漏れです。
これを見たらガス入れて今年もOKと言わなくて良かったな~と実感。
こんなにまでなっていたのは想像できませんでした。
交換してスッキリです。
エキパンも交換します。

ネットから画像を拝借しましたがこれがアリストのエアコンの構造です。
今回冷気が出なくてのエパボレーター交換仕様と思った以前から気になっていたものも交換します。
オートエアコン車の宿命みたいなインパネ裏からずっとゴトゴトする音が出ている風向などを操るダンパーサーボモーターもせっかくインパネ外すんで交換します。
運転席、助手席のエアミックスダンパーサーボ、風向を可変させるダンパーサーボ、内外気切り替えのダンパーサーボの計4個。
こちらが外したサーボモーターです。
生産を見るとこちらも納車の約1カ月くらい前に生産されたものが多いですね。
19年間今までよく動いてくれていましたね。
お疲れ様でした~。




さあ交換していきますよ~。
そして新品部品です。
DENSO製です。こちらも生産し立てのものばかりですね。
まだ部品が出るだけありがたいです。




コンデンサも交換します。

交換する部品はすべて完了。
さああとは戻すだけですね。
仕事へ戻り次の日にまた来てみるともうインパネが装着されていました。
早いです!
担当のWくんに「あんなバラバラで良く覚えていて戻せるね~」と聞いてみるとさすがプロですね、「外した部品をどうやって取り付けてあったのか覚えてるんです」と言われました。
すごいプロの仕事です。
次の日にまた来てみるともう完璧に仕上がってました。
感動ですね~。
私のTTEはインパネ下などに配線がたくさん隠されていました。
もうだいぶ前にいろいろDIYで施工していただいたものや、ショップなどで施工したものなどが混在。
一部ちょっと分からなくなり、お友達のたけふみさんやOTSIRA様などいろいろ聞いたりしましたがすべて完成にたどり着きました。
作業担当していただいたWくん、本当にお世話になりありがとうございました。
ネッツ愛知や愛知トヨタ、などディーラーが「エアコンならスミ電機」と口をそろえて言うだけあって、信頼してエアコ修理をお願いできるところでした。
約1週間で帰宅したTTEをしっかりと洗い上げ車庫に入れました。
これで気分スッキリしました。
今回このお店に修理を出して市内のディーラーやモータースさんが、
「エアコンと言えばスミ電機しかない!」
と言ってる意味がよく分かりました。
さすがの作業クオリティと各サービスマンのプロ意識には感動しました。
本当にありがとうございました。
おすすめのショップです!
19年間頑張った部品を見て、これで折り返し点でまたさらに19年いけるんだなと思いました。
そのころ私69歳、それでもまだTTE乗ってるのかな?
免許返納かな?
なにわともあれ、TTEもこれでしばらくは懸念事項がなくなり安心して夏のドライブが快適にできますね。