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さとちん@のブログ一覧

2022年10月16日 イイね!

新作 聖地巡礼活動

上官殿!



上官殿!!



外出をされているようだ。。。
本日はワタクシ二等兵が、先週実施した”北海道上陸作戦”の報告を差し上げようと思ったのだが。。。。。。



。。。。。。。。。。。。



うむ。
そちらは後で行うとして、先に昨日行った偵察活動を大日本帝国の国民各位に報告をしてしまおう!

今回の偵察活動は、この10月から放送開始されたテレビアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の聖地巡礼であります!

このアニメのキャッチコピーは「陰キャならロックをやれ!」

タイトル、そしてキャッチコピーの通り、主人公(後藤ひとり)は、極度の人見知りでコミュ障。
一方で彼女は、動画投稿サイトにて”ギターヒーロー”の名で、ギタリストとして活動しています。

そんな超人見知りかつ超コミュ障の彼女。
ある日やっぱりひとりで公園で佇んでいると、自分が所属するバンドのギタリストを探していた伊地知虹夏にギターを持っているところを見つけられ、強引にギタリストとしてバンドメンバーに加えられて、ライブハウスで演奏することになる。

今回は先日放送されたばかりの、1話の舞台を訪れたいと思います!!
※注意!ネタバレあります Σ(oдΟ;)






《金沢八景駅 近く》
オープニングで一瞬登場。



高校入学後も、絶賛ぼっち中の主人公 後藤ひとり。
今日も押し入れで、動画投稿のための曲作り。


自身の動画に寄せられたコメントを見ながら「いいなぁ、バンド・・・」
で、何かを思い付いたようだ。


次の日。
自宅から学校へ向かう主人公、バッグに”バンド好き”をアピールする大量の缶バッジを装着。



更にギターを背負い、”音楽やってます”感を醸し出す。



《ローソン 金沢八景駅前店前》
ウインドーに映る自分を見て「一気にバンド女子だ」



「ただ者じゃない感が凄い!存在感半端ない!!」


「これは絶対誰か話しかけてくれるはず!今年の学園祭は忙しくなるぞー--!!」





で、予想通り惨敗。
ひとり公園で佇む。

《東京都杉並区 某公園》
住宅街の中にある小さな公園なので、具体名は伏せます。
とは言え、普通に探しても絶対に見つからないような所にあります。



「いや分かってますよ。他力本願で上手くいくはずないって」


同じく一人で佇むサラリーマン発見。
「ここに集う人は私と同じで、孤独を抱えてるんだ。あの人はきっと家庭内で・・・」



「パパー!」「ごめんね、遅れちゃって」「いいよ、メシ行こうか」



「絵に描いたような家族団らんんんー!」
「すいません・・・勝手に私と同じとか言ってぇーーー!」


しかし、捨てる神あれば拾う神あり(←ビミョーに意味違う)

「あー!ギター!!」
「それギターだよね!!!弾けるの!?」
元気っ子登場、伊地知 虹夏(いじち にじか)という子らしい。



なんでも、彼女のいるバンドのギターが急に抜けてしまい、代わりの奏者を探しているよう。
しかも、ライブは今夜。



《小田急下北沢駅 東口》
超人見知り+超コミュ障の、ひとり。
何も言う事が出来ないまま、押しの強い彼女に連れられて、下北沢へ。



《本多劇場前》
虹夏「ひとりちゃん、下北はよく来る?」
ひとり「ああ・・・いや・・・」(こんな個性みなぎるオシャレタウンに来れる訳がない・・・)



《劇・小劇場 横》
虹夏「今日出演するライブハウスは、スターリーって言うんだけどね、・・・」
ひとり「出演するライブハウス・・・ってぽい響き。あれ?何か心臓ヤバイ・・・」






《ヒロセフォトショップ前》
ひとり(頼む相手間違ったと思ってませんよーに!)※心の声



《下北沢SHELTER》
虹夏「着いた!ここだよー」



ひとり「ま・・・魔境?」


ちなみにモデルとなった「下北沢SHELTER」は、下北沢では有名な老舗のライブハウスです。

肝心の演奏は、当日飛び入りでは当然上手くいくハズもなく。
ライブハウスを出ると、もう暗くなっていた。



「絶対コミュ障を治すんだ、バンドのために」



決意を新たに、胸を張って帰路につく。



(通行人と)ドンッ!!!
ひとり「す、すみません!すみません!」





ワタクシ二等兵、東京都区内の聖地巡礼活動はほとんど行わないのですが、久々に楽しめそうな作品だったので、速攻巡礼してしまいました。
何より、主人公ひとりの声優さんの演技が良き!

加えて大昔にバンド(主にベース)をやっていた事もあり、作中の音楽も楽しみです!!
何とか上官殿の目を盗んで、視聴し続ける時間を作らねば・・・(使命感)

(おわり)
Posted at 2022/10/16 20:14:25 | コメント(6) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2022年10月08日 イイね!

秋季山岳訓練

上官殿・・・ ε-(;-ω-`A) フゥ…

(上官殿)ん?どうした?

お気づきとは思いますが、偵察活動資金を稼ぐための一般人としての活動(仕事)が忙しすぎて、肝心の偵察活動が行えません・・・

(上官殿)そうだな。まぁ夜営を必要とするような活動は行えないな・・・

ですが我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」、そして上官殿のご名誉にかけて、偵察活動を行わない事は、ワタクシ二等兵としても大変遺憾でございます!
そこで1日で終わり、かつ訓練効果の高い”山岳訓練”を行いたいと思います!!

(上官殿)分かった、許可しよう。だが無理はするなよ。

はっ!ありがとうございます!!(`・ω・´)ゞビシッ!!



今回、山岳訓練の地として選択したのは「巻機山(まきはたやま)
新潟県南魚沼市と群馬県みなかみ町の境、三国山脈にある標高1,967Mの山で、日本百名山のひとつでもあります。

しかしこの巻機山、標高は2,000Mに満たないのですが、かなり体力を必要とします。
その理由が「累積標高

実は登山は、標高の高い山だから大変なのではありません。
登山口を出発してから山頂に到達するまでずっと登りしかない、ということはあまりないですよね?
普通は途中に下りの部分もあって、アップダウンを繰り返して、山頂に到達することになります。
累積標高とは、その登山中に登ったすべての距離を足し合わせたものです。


例えば、日本一高い山 富士山の標高は3,776Mですが、2,500~2,600Mまでは車やバスで行け、登山口からは基本登り続けるため累積標高は1,300Mくらい。

で、今回の巻機山は・・・



累積標高1,600M以上!!

そのせいか、登山口~巻機山山頂の往復コースタイムは9時間という、日帰りのお山としては比較的時間の掛かる部類です。



さて前置きが長くなりましたが、その巻機山へと向かう登山口への入口。


ここには案内板が設置されています。
一番右側の”井戸尾根コース”で進行!


直ぐに登山口に到着。


最初は、樹林帯の中をひたすら登り続けます。


このコースは、”四合目”のように位置状況を教えてくれる親切設計。
(人によっては心折設計)


先ほどの四合目を過ぎると、周囲の木の密度?が低くなってきます。


五合目に到着。
この場所は少し開けており、これから目指す山の稜線が見えます。


っと・・・山の向こうから太陽が(これも日の出?)


昇った太陽が、これから進む登山道を明るく照らします。


上りも少しずつ急になって来ました。


六合目到着。
向こうに見える三角お山が、今日最初に目指す「前巻機山(まえまきはたやま)」です。


訓練当日は、10月上旬。
しかしこの高さまで来ると、既に紅葉が始まっていますね。


七合目に到着。


開けていて眺望もよいので、ここで初めて腰を下ろしての休憩らしい休憩。
ここまで3時間くらいが一般的なコースタイムらしいが、2時間30分で到着。
まずまずのペース。


太陽の明かりもあり、色付いた山肌が、より一層鮮やかに見えます。


さぁ!気合をいれて出発!!

ここからは急な上りが続き、標高を稼いでいきます。
登り始めてわずか10分くらいで、先ほど休憩をしていた七合目(紅葉している丸い丘陵のようなところ)が、随分下に見えます。


この辺りから、眺望に優れる巻機山の本領発揮。
周囲の山々の稜線、山肌の色付きなど、あちこちに目を奪われます。


キツイ上りですが、横を見ても後ろを見ても素晴らしい景色なので、頑張れる要素が多いのがウレシイ。


しかし!
累積標高1,600M以上の巻機山は甘くない!




天に届きそうな急階段の登場。


これはホントにキツかった・・・
この時は、抜けるような青い空もあまり見ていない。


だが周囲の山々を見る目線の高さは確実に上がっていて、自分が少しずつではあるが、登っていることを実感。


九合目到着。
”ニセ巻機山”なんてヒドイ言われようですが、「前巻機山」というちゃんとした名前があります。


ヒドイ言われようだが、眺望は素晴らしい。
正直、ここで結構満足してました。
正面のお山の一番高いところが、巻機山山頂です。


巻機山山頂へと足を進めます。
振り返ると、先ほどの前巻機山が。ホントに美しい。


再び巻機山に体を向け、歩を進めたその時・・・




電話だ・・・



出てみると上官殿だった。

(上官殿)もう下山中?

いえ、まだですが、どうかされましたか?

(上官殿)え?だって今日夕食はハンバーグだから、二等兵食べたいだろ?(=上官殿手ごねハンバーグが大好物)

え?上官殿、そんな事おっしゃってましたっけ・・・

(上官殿)いや、さっき決めた。

急いで帰ります!(`・ω・´)ゞビシッ!!



山頂よりハンバーグ。
急いで引き返す。


急ぎつつも、巻機山の山容を楽しみ、


下りの景色も楽しみ、


キツかった階段も、転倒しないように気を付けながらサクサク降下。


登りで休憩した七合目で少しだけ休憩し、


後は休憩なしで一直線に下山!


4時間ちょっと掛かった上りを、2時間30分で下山。
下りが苦手なワタクシ二等兵、ある意味いい訓練になりました。

素晴らしい眺望も加わり、日帰りの部類としては大変有意義な山岳訓練でありました!(`・ω・´)ゞビシッ!!



なお、上官殿手ごねハンバーグには、無事にありつけました (∀`*ゞ)テヘッ


(おわり)
Posted at 2022/10/08 22:03:32 | コメント(8) | トラックバック(0) | 偵察訓練 | 日記
2022年09月17日 イイね!

乙三三式車両改、車検ヲス

上官殿!

大日本帝国もこの週末から秋の大型連休に突入致します!!

ワタクシ二等兵はこの期間、北アルプス山岳訓練を行う予定でしたが、少なくとも連休前半は天候に恵まれないため、山岳訓練は保留にさせていただければと存じます!!!

(上官殿)まぁ仕方がないな。

そこで我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」主力偵察車両である、乙三三式車両改が車検を迎える時期のため、そちらの方を優先して対応しようと思うのですが、いかがでしょうか?

(上官殿)分かった。ただし・・・

ただし・・・?

(上官殿)くれぐれも勝手な真似はせぬよう、心掛けよ!


はっ!心掛けます!!



早速、乙三三式車両改の整備をお願いしているお店へ。


車検と共に相談していているのが、”ストレート遅い問題”
※サーキット走行での話

走り慣れている筑波サーキット コース2000でも、同じ走行クラスで、ストレートで乙三三式車両改に追いつかれる・引き離される車両は、ほぼいない。
富士スピードウェイに至っては、ワタクシ二等兵の方が1周5秒もラップタイムが速いのに、ストレートではそのクルマにジワジワ引き離される。

「パワーアップ」が一番簡単な解決方法だが、乙三三式車両改はサーキット走行だけでなく(筑波サーキット)


キャンプ場にも乗り入れるし(ふもとっぱらキャンプ場)


酷道も走るし(国道 酷道418号)


長距離ドライブだってする(日本最北端 北海道 宗谷岬)


扱いにくくなるのは避けたいし、何よりトラブルが心配。
なのでパワーアップは無し。

というと残るは「効率化」

いろいろと手段はあるが、アレコレ全部やる気も無いので、ひとまず今回はコチラのみ。


そうです!
クラッチ&フライホイール交換!!

直接ストレートスピードに繋がる訳では無いが、”駆動ロス減少”と”フライホイール軽量化によるエンジンレスポンス向上”により、立ち上がり加速を向上させるイメージです。

その場で発注してもらい、基地へ帰還。



(上官殿)二等兵、帰還していたか。車検の打ち合わせで勝手な真似はせぬよう、心掛けたか?

はっ!もちろんであります!!(`・ω・´)ゞビシッ!!
クラッチ&フライホイール交換だけに留めるよう、心掛けました!!!

(上官殿)えっ!?(°д°)

えっ!?(゚Д゚≡゚Д゚)?

(おわり)
Posted at 2022/09/18 00:20:34 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日次報告 | 日記
2022年09月04日 イイね!

廃道探索訓練

上官殿!

我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」は複数に渡り、現在は使用されていない道路「廃道」を探索し、偵察技術の向上を図って参りました!!
今回もそちらの趣旨で訓練を行いたく、上官度にし・・・

(上官殿)分かった、許可する。

はっ!
ありがとうございます!!(何か食い気味で言って来たな・・・もしかして)
訓練へのご参加、上官殿はいかがでしょうか?

(上官殿)・・・・・・くない

σ(゜・゜*) ん?

(上官殿)アメノヒハ ソトニデタクナイ・・・


声ちっちゃ!(上官殿はインドア派)
では今回も、ワタクシ二等兵の単独偵察活動を行って参りますか!!



今回偵察を行うのは、静岡県袋井市のとある廃道。
基地のある横浜を出発する時には雨が降っていたが、現地に到着する頃には回復。晴れ間も見えていた。


今回偵察活動を行う地は、廃道なので当然ながら道路は管理・整備されていない。
足元は登山靴に履き替え、準備を整える。


廃道への侵入口。
このゲートが閉じている事もあるが、今日は開放されています。


ほんの2~3分歩いただけで、この状況。
とは言えここまでは、左に見える電柱・電線のメンテナンスなどで立ち入りはあるようだ。


ただしここを過ぎると一気に草木が生い茂り、完全に廃道化。
早速、顔にクモの巣の洗礼を食らう。


樹林帯に突入。
日が当たらないためか、先ほどの様に草木は生い茂っていない。
路面に轍(わだち)は無く、人が全く立ち入っていない事が分かる。


路面状況は、進むごとに悪化の一途を辿って行く。
場所によっては、道路の真ん中に木の根が飛び出しており、とてもじゃないが自動車が通行できる状況ではない。(幹の方は、随分前に切り倒された様子)
ちなみに路面はアスファルトではなく、コンクリート舗装です。


道路の規格(1.0車線・ガードレール無し・コンクリート舗装)はそのままだが、路面状況だけがみるみる退廃していく。
路面は堆積物で隠れて、ほとんど見えなくなって来ました・・・


道路の規格が変わらないのに、誰一人立ち入っておらず荒廃していく状況は、この先にその根本的な原因があるという事。

そういう事なので、比較的マイルドな壊滅をオナシャス!

まぁ、それを除けば非常に心地の良い道です。
シダ系の植生は美しく、浅めの法面がキュート!
そんなオカシな事を考えていると・・・






何かおっ立ってるんですけど!!


ここまで来て、あの経路で、標識出現だと!?


「車高制限 2.0M」
行政のあまりに手厚い仕事・・・

って手厚さを踏みにじる、ヤベェ穴が開口してやがる!!
もはや車高制限関係ねぇ!!



これが荒廃の原因か!

入口に堆積している大量の土砂。
道の左右にある法面は崩れていない事から、入口を塞いでいるのはトンネル上部を構成していた地層が崩壊したようです。


その崩壊したトンネル入口上部を見てみると、漬物石大の石ころが大量に、半身を乗り出して通行人の脳天を狙いすましている。
足元に転がる砲弾の数々が、これが決して威嚇射撃ではない事を主張しています。


ひとまず、トンネル入口を塞いでいる土砂に上る。
向こう側の景色が見えており、トンネル内部での大きな崩落は無さそう。
とは言え、やはりトンネル入口は反対側も崩落しているようだ。


トンネル内は凹地となり、水が溜まっているのも分かります。
もしトンネル内を偵察するのであれば、あまり考えたくないが下半身を泥水に浸さねばならない可能性も・・・

以上から導かれる結論としましては・・・



撤退!!!



ちなみに基地に帰還してからこのトンネルについて調べると、「ヤマダトンネル(山田隧道)」が正式名称らしい。


”建設年次”が数字表記なので、これを対応表を元に置換すると。。。


け、建設年次が明治6年!?

西暦では1873年、つまり今から149年前・・・

つまり、実に1.5世紀が素掘りで経過!
しかも未だ貫通!!
す・・・すげえ・・・ ˚₊*̥(∗︎*⁰͈꒨⁰͈)‧˚₊*̥



明治の初期から人々の暮らしを支えたであろう山田隧道。
当時において、しんどく危険な峠越えを一足飛びにスキップできる隧道の存在は、通行者にとっては頼もしく、これを起点に道路の整備や、農業・林業の計画がされていたのかも知れません。

山奥に、半壊の姿で静かに佇む素掘りトンネル。
しかしその歴史は、凄まじく重厚なのでありました!!(`・ω・´)ゞビシッ!!

(おわり)
Posted at 2022/09/04 19:48:56 | コメント(7) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2022年08月28日 イイね!

謎の鉄道路線

上官殿!
ワタクシ二等兵の知人である名古屋方面隊長より、連絡が入りました!

(上官殿)どのような内容だ?

名古屋には、国内で唯一となる”謎の鉄道路線”があるとの事です!!

(上官殿)ほう、面白そうだな。分かった、偵察活動を許可する。

はっ! (`Д´)ゞ ビシッ!

(上官殿)ところで・・・

( ・ω・) ???

(上官殿)私への献上品(お土産)を忘れぬこと!

は・・・はぁ・・・
(いつもの事だけど、お好みじゃないと面倒なんだよなぁ)

(上官殿)お ・ ね ・ が ・ い ☆


はっ!
ワタクシ二等兵の全てを賭して調達いたします!!( ง ᵒ̌∀ᵒ̌)ง⁼³₌₃.フンフン




大曽根駅
上官殿に見事に乗せられてやって来た、愛知県名古屋市東区にある鉄道駅です。


ここを起点に「ゆとりーとライン」という、世にも奇妙な鉄道が発着しているという。聞くところによると「バスにしか見えない鉄道」との事。

「ゆとりーとライン」とは、名古屋市交通局の新交通システムであり、ガイドウェイバスと呼ばれるものです。

(。´・ω・)ん? バス??

ただ「ゆとりーとライン」は、法律上では鉄道として分類されているらしい。
どういう事だ???

大曽根駅の駅舎からは、ビルの3~4階に相当する高い位置に高架橋が通されており、ずっと先に続いている。モノレールのような感じだろうか?


っと・・・
おお!ちょうど駅に向かって車両が走って来た!!


ん?

ってか、バスっぽくね?
ってか、どう見てもバスだよね??
ってか、ここ鉄道路線じゃなかったけ???






バスでした(笑)


ますます混迷の度合いを深める、ワタクシ二等兵。
走っている車両は、どう見てもバス。
なのに鉄道路線とは、どういう事だ?

真実を探るべくワタクシ二等兵、駅舎に突入!



大曽根駅内
停留所ではなく、しっかり大曽根「駅」と表記されています。
駅舎もそうだったが、改札もモノレール乗り場っぽい。


エスカレーターを上がってホーム?へ。


進行方向を見ると、軌道があるのが分かる。
つまりこれは道路ではなく”案内軌条”となり、よって鉄道扱いになっているという事になります。


近づくと分かるのですが、ガイドレールと呼ばれるものが左右にあります。


バスの側面には軌道走行用の車輪(案内輪)があり、これが普通のバスとは違う所。


それをこの軌道でガシッと挟むことで、運転手はハンドル操作を一切行わず、アクセル踏むと決まった通りに進み、カーブでの減速や駅に停止するときにブレーキを使って止まります。このあたりは、列車と同じですね。
外から見たらただのバスにしか見えませんが、全然違う乗り物であることが分かります。

さぁバス・・・じゃない、列車がやって来ました!
(イオンの屋上駐車場にしか見えない)


ホームに入線してくるバス・・・じゃない、列車。
(もう面倒なので、以下はバスで)


乗り方は路線バスと同じ。
乗車時にICカードをピッとあてて、降りる時も同様。


早速車両の中へ。
まず最初に目に付く「15」と書かれたプレート。制限速度の表示です。
こういう表示は、鉄道路線ならでは。


当たり前だが、信号などの遮るものが全く無い一直線の道路・・・じゃない、軌道を進みます。


守山駅 手前
途中にはキツめの勾配もあり、これを電車で行くのは結構大変じゃないかと思います。


白沢渓谷駅 手前
その先には、ゆとりーとライン鉄道区間の最急勾配。
JRの最急勾配が40‰(パーミル)ですが、ここは何と60‰もあります。


ちなみにここまでの勾配だと、普通の電車で上ることは無理です。
ただし勾配に強いバスであれば、何の問題もありません。




小幡緑地駅
この駅で鉄道区間は終わりとの事なので、下車します。


乗車したバスを見送る、ワタクシ二等兵。
ただしまだ乗車したままの方が結構います。何故?


!?!?


何と、ここから先は普通の”路線バス”として運行していくようだ。
駅を飛び出し、切り替えのポイントへと向かう。



名古屋ガイドウェイバス ロータリー
ロータリーは残念ながら立入禁止。
左側の看板では「人・自転車・車」 進入の進入が規制されており、「じゃ何が入れるんだ!」と思うかもしれませんが・・・そうです、鉄道なら入れるんです。


ここからは、敷地外の歩道から偵察。
小幡緑地駅から伸びる高架橋(=鉄道区間)の末端には、ゲートが設置されています。


おっ!
今まさに、鉄道区間を走り終えた車両(まだ列車です)が高架橋を降りてきました!!


ゲートの手前まで、軌道がありますね。
ここで、軌道を走るための案内輪を格納。


ゲートを通過。
このカットだと、車両(ここからバス)から案内輪が見えなくなっているのが分かります。


ちょうど反対側から、バス路線を走ってきた車両(まだバス)が、鉄道区間を走るため(これから列車)にやって来ました。


列車からバスへと変化した車両は、乗客を乗せたまま悠然と一般道を走っていきます。



一方、バスから列車へと変化しようとしている車両は、ゲートの前で停止中。
まだ案内輪は出ていません。


しばらく様子を見ていると、おーっ!
案内輪が出て来た!!


そしてここからは、”鉄道”として進んでいきます。


つまり・・・
ゲートの向こう側は「鉄道事業法」および「軌道法」が適用。
こちら側は「道路交通法」および「道路運送法」が適用。
ゲートがその境目。


いやー、面白すぎるな。
ちなみに大曽根駅から小幡緑地駅までの運賃は、たったの250円。
しかも朝夕でなくとも、10分おきにバス・・・じゃない列車が到着するので、機動性も文句なし。


以上が日本でもここでしか見られない、新交通システム。
バスにしか見えない鉄道路線、ゆとりーとラインの偵察報告となります!



おまけ1
小幡緑地駅から大曽根駅に向かっている途中、車窓から気になる風景を見つけ、緊急下車。
何と、一般道の直ぐそばに戦車が置かれているのを発見!(陸自 守山駐屯地)
我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」としては、見逃せない光景であります!! (`Д´)ゞ ビシッ!




おまけ2
上官殿への献上品。
たいそう喜ばれておりました。(肉は正義)


(おわり)
Posted at 2022/08/28 19:11:56 | コメント(9) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記

プロフィール

「@チョコレース 木曽駒ですか!中岳超えて頂上まで行ったのかな?」
何シテル?   07/22 19:08
車歴・・・AE86レビン⇒FC3S(前期)⇒Z16A⇒FC3S(後期)⇒FD3S⇒SF5フォレスター⇒フェラーリ456GT⇒SG5フォレスター⇒BMW335i⇒...
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