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2025年08月12日 イイね!

【2025年夏 遠征記その5】奥羽本線を行く

【2025年夏 遠征記その5】奥羽本線を行く その4 からの続きです。

五能線の終点、東能代駅に降り立ちました。
ここから奥羽線を南下し、秋田方面に向かいます。

ちなみに、今回はひさしぶりに「青春18きっぷ」を利用。

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今回の旅の出発前、弘前までの片道分しか用意していませんでした。帰りのルートはほぼ決めていましたが、乗車券をどうするか、弘前に到着するまで迷った挙句、この先は鈍行(快速)列車を乗り通す!という覚悟(?)を決めて、3日間有効の青春18きっぷを、弘前駅で買い求めます。

<東能代駅から秋田駅へ>
東能代駅では、次の列車までに46分の待ち合わせ時間があります。
駅前はごく普通の住宅街で目ぼしいお店もなく…駅構内の待合室で待つことに。
最初は混んでいた待合室も、先に発車する秋田行きの特急が出た後は、一気に静かになりました。
売店で買ったジュースを飲みながら、待合室内のテレビで流れていた高校野球を1イニングほど見ていると、発車時間が近付いたので改札を通ってホームに。

※こちらの記事の写真もクリックで拡大できます
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ホームにはリゾートしらかみ「くまげら」編成を模した待合室がありました。

やってきた秋田行きは通勤列車のようなロングシート車両。乗客はそこまで多くありません。

八郎潟の東側を走ります。さすが米どころ、広大な水田が広がる風景に。
ロングシートで、かつ車内の乗客は日常モードなので写真は撮れませんでしたが、
地平線まで果てしなく稲穂が揺れる風景はなかなか見ることはなく、感動すら覚えます。
秋田市の市街地に入り、12時26分に秋田駅に到着。

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時刻はちょうどお昼時、ここで昼食にします(写真は昼食後です)

<秋田駅にて>
駅ビルの食堂街は帰省客や観光客で大混雑。
郷土料理のお店も満席で、少し待った後にテーブルに通されます。

比内地鶏に稲庭うどん…いろいろな秋田名物に目移りしながら選んだのは下記
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横手焼きそば

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たんぽの味噌焼き
「たんぽ」とはお米をすりつぶして棒に巻いて焼いたもので、その棒を抜いて切ったものがいわゆる「きりたんぽ」です。

食後は、これも秋田ならでは、のお漬物「いぶりがっこ」をお土産に購入、その後は駅前を少し散策と、1時間あまりの乗り換え時間を有効に使うことができました。

<秋田駅から、奥羽本線を新庄駅へ>
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13時45分発の院内行きはすでに入線していました。
こちらも2両編成のオールロングシート。秋田県内の奥羽線はロングシート車両が多いようです。

乗り込んだ時にはポツポツとしかいなかった乗客も、後から次々と乗客が乗り込んできて、発車間際になると満席で立ち客も出るくらいの混雑に。

先程ほど広くは無いのですが水田が広がり、その間に林や原野が続く中を走ります。

車内は混雑したまま、大曲駅に到着。
降車客も多いのですが、同じだけの乗車客もあって混雑ぶりはかわりません。
8分停車しますが、混雑しているのでそのまま車内で待ちます。

大曲駅から約20分で横手駅に到着。これまでで一番広い構内で、ホームも1面半あります。

当初は昼食をこの横手でご当地グルメ「横手焼きそば」とも考えていました。
秋田駅ですぐに乗り継げる横手行きの列車がありましたので、それでいけば横手で1時間ほどの時間ができて、今乗っている列車に乗ることができます。

ただ、横手駅の到着がちょうど14時というのが気になり…あらかじめリサーチしたところ、案の定、ほとんどのお店が営業時間外となる時刻。
ということで、秋田駅で乗る列車を1本後にして昼食時間をとり、横手焼きそばもいただいた、という次第です。

その横手駅で、ようやく車内が少し空きはじめ、その先の湯沢駅で5割くらいの乗車率に落ち着きました。

この列車は湯沢駅から4駅先の院内行きですが、この先に乗り継ぐ新庄行きの列車は院内駅の一つ手前、横堀駅が始発となります。

今は2両目にいますが、ワンマン列車のため、有人駅以外は降りる時は運転士すぐ横の扉からしか降りることができません。

横堀駅での停車時間はわずか。到着直前「前の車両から降りてください」という車内放送を確認して、そそくさと1両目に移動。同じように移動する乗客も多く、大部分の乗客は横堀駅で下車します。

跨線橋を渡り、向かい側のホームに停車中の新庄行列車に移動。

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横堀駅にて。
左側がこれまで乗ってきた秋田発院内行き。右側がこれから乗る横堀駅始発の新庄行き。

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横堀駅。
奥羽山脈と出羽山地の間、羽州街道沿いの山あいにある静かな駅です。特にこれといったものは無いのですが、それが逆に旅情を掻き立てられる雰囲気があります。なかなか降り立つ機会が無い駅ですが、印象に残る良い駅でした。

奥羽本線の電化区間は次の院内駅まで。
今年の4月まで、奥羽本線は豪雨の影響で院内駅から先が不通となっていましたが、復旧するときに、敢えて院内駅から新庄駅間は非電化にしています。今後、同様に災害があってもその方が復旧が早い、とのことですが、その関係で列車の運行形態も横堀、院内駅を境に別れています。

これまでのモーター音と違い、ディーゼル音を響かせて走る列車は院内駅を出ると次の及位(のぞき)駅に到着(トップ写真)代表的な難読駅名の一つです。4分ほどの停車時間がありましたので少しでも降りてみようか、と思ったのですが、他に興味を示す乗客が見当たらず、自重…車内から駅名標を撮るだけにとどめました。


ここからは真室川に沿って南下。ただ、そこまで川沿いに走ることは無いので川の風景はほとんどうかがえることが無く、田畑と小さな集落と山林と近くの山並みが混ざり合う風景の中を淡々と進んでいきます。

山形県に入り、沿線のあちこちで、野の中に群集している黄色い花を目にするようになりました。花には詳しくないので違っているかもしれませんが、この時期で山形ですと「べにばな」でしょうか???

羽前豊里駅を過ぎると、新庄盆地に。これまでの山林の続く山あいから、市街地へと車窓は移り変わります。

新庄駅構内に入ると、列車も徐行。
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煉瓦造りの車庫が見えたので、速度がゆっくりなのを幸い、スマホを取り出して撮ることに成功。
後で調べたら、旧国鉄新庄機関庫。明治時代の建築です。

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16時49分、新庄駅に到着。

<新庄駅にて>
山形新幹線の始発駅である新庄駅、接続時間は30分ほどですので、そのまま駅構内をブラブラしながら過ごします。

この駅のホームの構造は大変面白く、秋田方面と福島・山形方面、双方向に行き止まりの櫛型のホームが伸びています。

これまで乗ってきた列車は4番線の行き止まりホームに到着。こちらは在来線の線路幅(狭軌)の線路。
線路が行き止まった先のコンコース(?)を右に曲がると改札口。

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まっすぐ先の正面には別の櫛型ホーム(1・2番線)が福島・山形方向に延びていて、こちらが奥羽本線の山形方面在来線と、山形新幹線の乗り場になっています。線路幅はもちろん新幹線仕様(標準軌)。

唯一、その横のホーム(5番線)の線路だけが構内を貫通していますが、こちらはそのまま陸羽東線へと延びているので在来線の狭軌の線路です。
つまり、高架ではなく、地上の改札口からまっすぐ伸びるコンコースの両側にホームが伸びている構造。正面の改札口からは階段を一切使わずに、在来線も新幹線も乗車ができます。

新幹線も専用の改札口は無いので、そのまま乗車が可能な構造なのが、ちょっと不思議な違和感を覚えます。
もちろん、山形新幹線がある関係でこのような構造になっているもので、奥羽本線もこの先は在来線車両も標準軌です。

青森から秋田回りで山形~福島まで繋がる奥羽本線、電化の狭軌だったり、非電化区間があったり、そして標準軌の区間が続いたり…さらにはその先にスイッチバック駅も連続していたりしますので、興味がある人には非常に面白い路線です。

改札を出ると、吹き抜けフロアに物産館やお土産屋さんなどがあり、名産品などを冷かしているうちに発車時刻が近づいていきます。

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次に乗る山形行き普通列車は、標準軌の4番線ホームに、新幹線と並んで停車していました。

普通列車の車内はオールロングシート。
乗り込んで、少し経つと、先に隣の新幹線が静かに、しかし加速よく発車していきます。

私の乗る普通列車は、発車時刻になるとモーター音を響かせながら、ゆっくりと構内を動き出していきました。

その6 に続きます。

Posted at 2025/08/24 14:45:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道旅 | 日記
2025年08月12日 イイね!

【2025年夏 遠征記その4】五能線の鉄旅

【2025年夏 遠征記その4】五能線の鉄旅その3 からの続きです。

8月12日、弘前の宿で気持ちよく目が覚めます。

時刻は午前5時20分。宿では5時30分から朝食がいただけます。
通常は6時30分からという所がほとんどで、行程によってはやむを得ず朝食前にチェックアウトすることも珍しくないので、これは非常にありがたいです。

充実した内容でしっかりといただき、6時20分にチェックアウト。

※この記事の写真は、クリックすると拡大します。
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朝の弘前駅は、人も少なく静か。朝、チェックアウトして歩き出す、この瞬間が、旅先で一番気持ちいい瞬間です。

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この日、最初に乗り込むのは、弘前始発、五能線経由の東能代行き快速列車。
ホームに立って少し経つと汽笛と共に入線します。

五能線は、奥羽本線とは岩木山や白神山地を挟んだ向こう側、海沿いを経由して秋田県の東能代駅までを結ぶ、風光明媚なローカル線です。今回の乗り鉄の目的のひとつは、この五能線に乗ることでした。

定刻に発車。
2両編成の列車に乗客は少なく、1車両に十数人程度。車内は地元客と私のような観光客、乗り鉄客が半々くらいの割合でしょうか。

列車は奥羽本線の青森方面へと向かい、2駅先の「田んぼアート」で有名な田舎館村の川部駅から反対方向に分岐します。
分岐後の車窓を考え、弘前発車時は進行方向左側のBOXシートに反対方向を向いて着席。

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車窓には岩木山。
頂あたりに雲がかかってはいますが、久しぶりに目にする山容はバランスが取れていて、やはり美しいです。

次の駅が「撫牛子」…「ないじょうし」と読みます。この先の五能線にも「驫木(とどろき)」「艫作(へなし)」などといった難読駅名が続きます。

川部駅で8分停車後、方向を変えて発車。海側が見える進行方向右側になりました。

さきほど、こちら側に見えた岩木山は反対側に移り、その代わりにリンゴ畑が続く中を快走。リンゴは今の時季、まだ小さくて青い実がついています。
岩木山とリンゴ畑…「津軽に来たなあ」と実感!

途中の駅から乗車したおばあさんが、私の向かい側に腰を下ろします。
持参してきた缶コーヒーを開け、ゆっくりと味わっていました。
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7時31分、五所川原駅に到着。ここで28分停車します。乗客も半分近くがここで降りていきました。
私は、停車時間の間に駅と駅前探索に。

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向こうに見えるのはストーブ列車で有名な津軽鉄道のホーム。太宰治で有名な金木駅を経由し、津軽半島の真ん中、津軽中里まで向かう私鉄です。
昨日の弘南鉄道といい、この辺りには魅力的な私鉄路線があります…いつか…時間ができたらゆっくり乗って巡りたいものです。

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改札を抜けて駅前に。

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駅前の弘南バス発着場と待合室。
現地では待合室に入らなかったのですが、帰宅後に調べると、数年前までは売店や立ち食いソバ店などもあり、レトロ感いっぱいの雰囲気だったそう。

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駅前通り。市街地はこの先に続いています。

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駅舎の向こうには「立佞武多(たちねぶた)」の倉庫。傍に停まっているクルマと比較すると、その高さがわかります。

青森県では、青森市だけでなく昨日の弘前市等、県内各地で「ねぶた祭り」「ねぷた祭り」が行われます。
五所川原は「立佞武多」といい、縦に長い(背の高い)ねぷたが特徴です。
大きいものだと高さが二十数mと、8階建てのビルくらいあるねぷたは迫力十分で、以前、テレビでちょうど五所川原の立佞武多を見た時に、画面越しにもその迫力を感じました。

駅から徒歩数分の所にある「立佞武多の館」ではその立佞武多が展示されており、非常に興味がありますが、あいにくと来年6月まで改修工事のため閉館中、とのこと。

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駅舎内にも「金魚ねぷた」が…

今回は駅前を見ただけでしたが…五所川原の街、今度は是非とも街歩きをしてみたいものです。

ホームに戻ると、先ほどの、向かいの席に座っていたおばあさんが、出口に向かうところでした。おそらく、長い停車時間を利用して、缶コーヒーを飲み終えるまで車内にいたのでしょう。空き缶となった缶コーヒーを手にゆっくりと歩いています。
こののんびりとした時間感覚…好きです。

五所川原駅を発車
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津軽鉄道の列車。車体には「走れメロス」とあります。

走ること30分あまり、鯵ヶ沢駅の手前で海沿いに出ます。ここからしばらくは、間近に海のある車窓が続きます。

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五能線沿線指折りの景勝地、千畳敷駅付近の奇岩。
五能線を走る観光列車「リゾートしらかみ」号に乗車すると、ここで15分ほど停車するのでゆっくり観光もできますが、今乗っている列車はわずかな停車時間で発車します。

今の時季、海も比較的穏やかですが、冬季の荒天時には大荒れの海となり、岩にも波が打ち付けて少しずつ形が変わっていくそうです。また、崖から大きな氷柱ができている様子も見られるとか…気候的に厳しい季節ですが、この風景も興味があります。

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遠く水平線まで海は続き…

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間近に海岸と大きな岩を眺め…

何も考えず、ただ目の前の車窓に次から次へと現れる景観に心奪われる…そんな列車の旅が続きます。

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千畳敷駅の次の停車駅は深浦駅。五能線の主要駅の一つ。北前船の寄港地、風待ち港として栄えていました。

快速列車ですので、いくつかの駅は高速で通過。先ほどの難読駅名「驫木」「艫作」も通過していきます。

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ウェスパ椿山駅。お土産館が併設されています。

次の停車駅、十二湖駅は、世界遺産・白神山地の麓にある広大な林の中に点在する湖の総称で、ハイキング地としても人気があります。また、白神山地への登山口にも近いからでしょうか、大きなリュックを背負った登山客がここで降りていきました。

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岩舘駅で、「リゾートしらかみ」とすれ違います。「橅」編成かと思いましたが、どうやら「青池」編成のようです。

楽しかった五能線の旅も終わりに近づいてきました。海が遠ざかり、水田が広がってきました。

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秋田県能代市の中心、能代駅に到着。バスケの強豪校として知られる「能代工業高校」がある「バスケの街」です。

10時37分、終点の東能代駅に到着(トップ写真)

岩木山とリンゴ畑にはじまり、ノスタルジックな駅前と立佞武多が迫力の五所川原、広大な日本海、巨岩奇岩の千畳敷と、見どころいっぱい、あっという間の3時間50分の鉄旅でした。

その5 に続きます。


Posted at 2025/08/16 20:26:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 鉄道旅 | 日記
2025年08月11日 イイね!

【2025年夏 遠征記その3】弘前散歩(街歩きと弘前の夜)

【2025年夏 遠征記その3】弘前散歩(街歩きと弘前の夜)その2 からの続きです。

時間を少し前に戻します。

弘前市観光館では、他にも弘前のお祭り「弘前ねぷた祭り」の関連の展示がありましたので、洋風建築見学の合間にそちらも見学。

春の「弘前城さくら祭り」と同じく有名な、夏の「弘前ねぷた祭り」。

こちらでは通年、色鮮やかな「ねぷた」が展示されています。お祭り自体は青森も含めて見たことが無く、ここで実物のねぷたを見てその鮮やかさや精巧さ、そして大きさには驚いてしまいます。

青森のねぶたと弘前のねぷた、祭りの進行やねぷた(ねぶた)の造りに違いはありますが、どちらも代表的な夏の風物詩ですね。

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駅方面、桜大通り、土手町の商店街を歩きます。

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交通量も多く、お店が建ち並んでいます。

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ふと、横道を見やるとレトロな看板が。
「かくみ小路」という通りで、ちょっと隠れ家的な雰囲気の飲食店が並んでいました。

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迂回しながら桜大通りに戻る途中に、旧中三百貨店が見えます。
弘前中心地の賑わいの中心となっていた百貨店ですが、昨年惜しまれつつ閉店しました。

これまで色々な街を歩いてきて、このような地方の百貨店が頑張って営業しているのを見ると嬉しくなり、入店して何か買えそうなモノが無いかを探したりもしています。一方で、このように閉店間もない百貨店を見ることも最近は多く、ついつい、華やかなりし頃を偲んで寂しい気持ちになってしまいます。

地方の百貨店や商店街を取り巻く状況が非常に厳しいのはよくわかります。
何か、少しでも力になれたら良いのですが…

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桜大通りから少し外れて50mほど進むと、ここにも近代洋風建築「日本聖公会昇天教会」があります。こちらは大正時代の建築。

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市内を流れる土淵川沿いに、弘南鉄道の中央弘前駅があります。
大鰐温泉へ向かう大鰐線の始発駅です。

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再び、桜大通りを歩いていると、どこかで見たことのある金魚が…

そう、春の遠征で山口県の柳井市を街歩きした時に、柳井の街のあちこちで見かけた、あの金魚ちょうちんが、遠く離れた弘前の街でも随所で見かけることができます。
ちなみにこちらでは「金魚ちょうちん」ではなく「金魚ねぷた」と呼ばれます。

ではなぜ、柳井と弘前で同じような金魚があるのか?
以前、柳井散策の後に調べたところ、弘前(青森)と柳井(山口)を結んでいる、といえば北前船。
北前船に乗り込んだ商人によって、青森のねぶた(ねぷた)が柳井に持ち込まれたのがきっかけ、とのことでした。しかし、弘前でもこれだけ見かけるとは思ってもみませんでした。何か、不思議な縁を感じそうですが、理由を聞くと納得。品物だけでなく、それとともに風習や文化も運ばれていくのですね。

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えきどてプロムナード
弘前駅と土手町を結ぶ歩行者専用の街なか遊歩道で、お店が並び思い思いのショッピングができます。

時刻はすでに夕刻が迫ってきました。
一旦、宿に戻ってチェックインし、改めて夕飯に出かけます。

宿でもらったサービス券つきのチラシを頼りに、近くの居酒屋さんへ。
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まずはご当地グルメ、「十和田バラ焼き」。
牛バラ肉と玉ねぎを、甘辛タレで炒めたもの。これに地酒の冷酒

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続いて白身中心のお刺身3点盛りと、青森と言えば、のホタテバター焼き。
お酒は2杯目の焼酎水割り。お通しは地元産「津軽漬け」。

地元グルメに満足し、心地よい酔いの中、日暮れの弘前駅周辺をもう少し散策。
祝日だからか、人の流れは少な目。そんな中でも、観光客や若い人のグループが目立ちます。

駅ではお土産屋さんでお土産を買い求め、明日からの乗車券も一緒に買い求めておきます。

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弘前駅構内。

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呑んだ後の締めは、駅構内の立ち食いそば屋さんで天ぷらうどん

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明日の朝も早いので、早めに宿に戻ることに。

こうして、弘前の夜は更けていきました。

その4 に続きます。

Posted at 2025/08/15 20:16:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 街歩き | 日記
2025年08月11日 イイね!

【2025年夏 遠征記その2】弘前散歩(洋風建築めぐり)

【2025年夏 遠征記その2】弘前散歩(洋風建築めぐり)その1 からの続きです。

弘前公園を辞し、ここからは弘前のまた違った魅力を見て歩きます。

弘前公園周辺には、旧城下町の面影を残す武家屋敷などもあるのですが、体力的と時間的な関係から、今回は「洋風建築巡り」にテーマを絞ります。

弘前市は、日本で最初に市制が施行(1889年)された街の一つ。
江戸時代は城下町として、そして明治時代は陸軍の第八師団が置かれ、更には旧制弘前高校(現在の弘前大学)などの様々な学校も設立され、軍事・文教面で県の中心となってきた弘前の街。

大きな災害や、第2次大戦時の都市空襲も無かったことで、この時に建てられた建築物が多く残り、現在に至っています。

近代洋風建築好きな私にとって非常に興味深い街であることは確か。
今回の目的にこの地を選んだ理由はこれもあります。

ということで、まず最初に訪れたのは
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第八師団長官舎。大正時代の建築。
現在はご覧の通り、スタバの店舗となっています。

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旧弘前市図書館

対称的な2つの赤いドーム屋根が特徴の、3階建ての堂々たる建物です。
入場できますので中へ。

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婦人閲覧室

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館長室
落ち着いて執務ができそうです。

統一された白熱色の照明、歩くとギシッと鳴る床の板張り、どことなくゆったりとした空気感が洋風建築の良いところです!


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隣接するのが、旧東奥義塾外人教師館。明治時代の建築

弘前には東北地方初めての私立学校「東奥義塾」も設立され、外国人の講師を招いて先進的な教育がおこなわれてきました。その講師宿舎で、内部は一部がカフェとして営業しており、そのほかの部屋は自由に見学可能です。

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絨毯の床と壁面の色調が良い具合に統一されています。シャンデリアも落ち着いた色調の明かりで室内を照らしています。

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ブランコと小さい椅子。子供部屋でしょうか

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裏庭には、市内の洋風建築のミニチュア模型が並んでいました。
観光客も多く、思い思いに見て歩いています。

さらに隣接する「弘前観光館」に向かうのですが、ここで少し時系列を前後させて先に洋風建築のお話を続けます。

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先ほどの東奥義塾外人教師館から数分の所にある「旧第五十九銀行本店」

こちらも有料ですが内部見学可能です。
係員さんによる簡単な説明の後、自由に見学。

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洋風建築の中でも旧銀行の建物は最も好きです。
住居だった建物とは違い、少し張り詰めたような重厚感がたまりません。

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会議室

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天井の内装には「金唐革紙」が使用されています。
もともとは革を使用していたものが日本では紙を使用して製作されており、錫の箔などを使って模様を付けているという、非常に手の込んだ過程で作られているもの。

今では日本でも数えるほどの建築物でしか見られない、とのことです。

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天井の取り付け部分まわりの装飾が色々とあって、見比べていると飽きません。
こちらもゆっくりゆっくりと見て回りました。

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旧第五十九銀行本店の前、中央広場を横切り、桜大通り沿いすぐにある建物が、旧弘前無尽株式会社社屋(三上ビル)。昭和初期の建築
こちらはお店になっていて、自由に内部を見ることはできませんが、繁華街に入る入り口でひときわ目を引く洋風建築です。

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最後に、大間越街道を北上すること数分で、日本キリスト教団弘前教会。明治時代の建築。
週3日の限られた時間のみ見学可能とのことです。

こうして、全部とは言えませんが、主だった洋風建築を堪能しました。
個人的には、小樽、門司港、神戸、函館にも引けを取らない充実ぶりで、私のように好きな者にはたまらない街です。

これだけの洋風建築が建てられたのは、先述の通り明治~昭和初期の街の近代化もですが、弘前出身の建築家・大工の堀江佐吉さんという方の存在も大きい、と言われます。市内に残る洋風建築のほとんどはこの方や、その後を継いだ大工・建築家が手掛けており、この方がいなかったらこれらの建築物は無かったことでしょう。

弘前市の洋風建築の成り立ちから、これだけ残った理由、そして堀江佐吉さんについて等、また旅から帰ってから復習したいことが色々とできた洋風建築巡りでした。

市街を歩いて駅方面へと戻ります。

その3 に続きます。
Posted at 2025/08/15 14:14:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | 街歩き | 日記
2025年08月11日 イイね!

【2025年夏 遠征記その1】弘前散歩(出発~弘前公園)

【2025年夏 遠征記その1】弘前散歩(出発~弘前公園)今年もまた、夏の遠征に行ってきました。
今回巡ったエリアは東北地方。ここからまたしばらく、旅の様子をつらつらとお話ししていきたいと思います。

<出発>
8月11日早朝、そぼ降る雨の中、出発。
折からの前線の影響で大雨となっており、前日も東海道新幹線は一部運転見合わせを含めダイヤが大きく乱れていました。今朝も起きてすぐに運行情報をチェックします。

※ちなみに記事中の写真ですが、今回から一部の写真についてはクリックすると拡大するようにいたしました。またスマホや画像ソフトの「クリーンアップ」機能で、写りこんだ人物などの加工を行っているため、画像に少し乱れがありますこと、ご承知おきください

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名古屋駅一番列車の「ひかり」で東へ。

心配された雨も静岡あたりではやや強い降りでしたが、定刻通りに走ってくれました。
この時季恒例の、帰省客で大混雑する東京駅構内を東北新幹線ホームへ。

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ここからは新青森行き「はやぶさ」に。

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「はやぶさ」の指定席は満席。ここの指定席券だけは1か月前に購入済です。
大宮駅を出発する頃には車内は満席となりました。

300㎞/h超で快走、天気は曇り気味で、遠くの山々はほとんど雲に隠れています。
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仙台駅に到着。
多くの乗客が降りますが、乗り込んでくる乗客も多く、車内は満席のまま。
盛岡駅からようやく少しだけ空いてきました。

岩手山もやはり雲の中。このあたりは広大な田園と畑が広がっています。

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12時00分、新青森駅に到着。ここに降り立つのはちょうど10年ぶり。
在来線ホームから弘前行きに乗り込みます。

ロングシートの車内は満席。やはり新幹線から乗り換えた帰省客が多いようです。駅に着くと、降り立った乗客を迎えに来ている人も多く、あちこちで再会を祝していました。

<弘前に到着>

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12時59分、最初の目的地、弘前駅に到着しました。
名古屋から約6時間40分、鉄路のほぼ最速ルートでの所要時間です。

弘前の街を訪れるのもちょうど10年ぶり。前回はレンタカーで訪れたので、鉄道での来訪は初です。(トップ写真)

まずはこの日の宿に荷物を預けて身軽になった後は、遅めの昼食を探して街へ。

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駅前の通りは広く、お店やビルが並んでいます。

荷物を預けて外に出る時に少しだけポツン、と水滴が腕にかかります。もしや、と
いうことで、踵を返して預けた荷物から傘を取り出し、さらには食事ができそうなところを聞いて再び外に出ます。

宿で教えていただいたショッピングセンター内のフードコートに。
中に行列の出来ているラーメン屋さんがあります。有名なラーメン屋さんで、非常に興味があったのですが行列が長く「提供までに30分」との案内も。しかしそれ以上に気になったのが、調べるとスープにとんこつが使用されていること。というのもここ最近、とんこつ入りのラーメンを食べると、半日~1日後にお腹が緩くなるようなことが時々あります。

必ずではないのと、1~2回トイレに行けばそれで済むので、普段はそこまで気にしないのですが、大事な仕事が控えているときや、今回のような旅先の、特に先の予定が細かく決まっているときには避けるようにしていました。
しかし、様子を見ていると本当に美味しそう…無理してでも味わうか、しばらく葛藤しながらも結局諦めました。

教えてもらったもう1ヶ所の商業施設へ向かいます。
歩いていると、落ちてくる水滴が大きく多くなり、やがて激しいにわか雨に。傘をもってきて正解でした。
雨から逃げるように入った商業施設のフードコートのラーメンをいただくことに。
もちろん、とんこつが入っていないことは前もってお店の人に確認済です。

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見た目よりもあっさりしているスープ。煮干しを使用しているのですが癖はなく、うまく旨味だけを出している感じ。麺の太さも私好みの中太で、美味しくてあっという間に平らげます。こちらもとても美味しいラーメンです。

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満足して外に出るともう雨はやんでいて青空が見えています。濡れた路面に陽の光が反射していました。

しかし、今度は陽射しが強く、しかも雨上がりの蒸し暑さが加わってきます。
だんだんと汗が噴き出してくるのを感じつつ、まずは弘前城のある弘前公園へ。

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弘前藩の城下町として江戸時代から栄えた弘前市。今も城下町の名残は残っているそうです。「白銀町」は金銀細工の職人が集まって住んでいた、と言われています。

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公園の外周となるお濠端を歩きます。
弘前城といえば、桜で有名。このあたりもお濠沿いに桜並木が続いています。
春は淡いピンク色一色なのが、今は鮮やかな緑一色の並木道です。

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そのまま、広大な公園をぐるりと。
反対側はこの後に訪れるつもりの「弘前観光館」や、市役所をはじめとする官庁街となっています。
弘前城も戦前は陸軍の師団が置かれていたということもあり、まさにこのあたりが市内の中心、これらの公共の建物がゆったりと並んでいる様は、都市景観としても見ごたえがあります。

<弘前公園へ>

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公園の縁を4分の1周ほど歩いて、追手門に到着。ここから公園内に。
ちなみに10年前にも同じようにここから入園しています。

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緑豊かな園内は、セミの鳴き声のほかには音もなく総じて静か。
緑の先に見えるのが、二の丸未申櫓。弘前城は天守閣もですが、さきほどの追手門やこの未申櫓など、江戸時代からの遺構が多く、全部で9棟が重要文化財に指定されています。

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こちらも重要文化財の二の丸南門。
このあたりも桜の時期は一面淡いピンク色で染まるのでしょう。

内濠を渡っていよいよ本丸へ。入場券を購入して入場。
観光客の姿も多くなってきました。

10年前は、天守閣の修復のために建物ごと、天守台の石垣から移動させる「曳家」工事が行われており、内部は見学できませんでした。
今もまだ、天守台の石垣を調査、工事しているため、天守閣はそのまま移動先の仮天守台に置かれています。

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工事中の天守台。石垣の修復や耐震補強の工事もあって、完成は看板によると翌年。その後、天守閣はまた「曳家」でこの場所に「設置」されるそうです。

で…肝心の天守閣は、その真後ろにあります。

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現在の天守閣。

何というのか…例えは悪いのですが模型を置いているような感じで…なかなかシュールな姿です。しかし、こうした姿を見ることができるのもあと少しで、その後はもう、直に見られることは無いでしょうから、貴重と言えば貴重です。

今回は城内に入場できます。
内部は当然ですが天守閣そのまま、急な階段や無骨に組み込まれた柱と梁は、さすが現存十二城のひとつです。

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最上層からの風景。やや小高い場所にあり、市街地が一望できます。

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天守閣の西側には展望所かあり、そこから「津軽富士」岩木山を眺めることができますが、この日はあいにくと雲がかかっていて全貌をみることはできません。

本丸を後にして、二の丸へ。こちらには「弘前城情報館」があり、お城の歴史を詳しく知ることができます。
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まだ新しい施設で、展示説明もプロジェクションマッピングで映し出されるのが新鮮。これからの展示方法も、これまでのようなパネル展示からこのように変わっていくのでしょうか。

中は涼しく休憩所もあり、これまでの歩きで疲れた脚休めと噴き出た汗が乾くまで、少し休憩。
久しぶりの弘前城でしたが、仮天守台の天守閣や、前は入れなかった城内も見学できて、満喫できました。
混雑が大変ですが、できれば桜が満開の季節も一目見てみたいものです。

少し休んで元気回復。弘前公園を辞し、再び市街地の街歩きへと向かったのでした。

ということで、長くなりますので「その2」へと続きます。
Posted at 2025/08/15 10:27:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 街歩き | 日記

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